九州電力系の通信事業者である「QTNet」が提供する光インターネットサービスがBBIQ(ビビック)です。
提供エリアは九州内(沖縄除く)となりますが、九州内では安さと速さでフレッツ光を超える人気の光回線サービスです。
BBIQに限らず、光回線やスマホなどの通信サービスは各種割引や長期契約割引などを複雑にからめてわかりにくい料金体系になっています。
ホームページを見て「おっ!安いかな?」と思っても割引が終了すると一気に高くなる、という料金表示に不満の方も多いでしょう。
この記事ではBBIQ(ビビック)光の「ギガコース」について、わかりやすく料金体系を説明していきます。
BBIQ(ビビック)光の料金をわかりやすく説明します
BBIQ(ビビック)のホームページを見ても、割引やキャンペーンの内容が大きく表示されて「結局いくらなの?」「割引期間が終わったらいくらなの?」がわかりにくくなっています。
まずは、BBIQ(ビビック)光の基本料金(初期費用・月額費用)を割引サービスやキャンペーンと分けてわかりやすく説明します。
料金説明前にBBIQ(ビビック)光の3つのプラン
BBIQ(ビビック)光の料金を説明する前に、サービスの選択肢を整理しておきます。
通信速度によって「100メガコース」と「ギガコース」
まず、通信速度によって「100メガコース」と「ギガコース」があります。
ご希望によりどちらも選ぶことができますが、「ギガコース」は速度が10倍になり月額料金はたったの300円高いだけなので、基本的には「ギガコース」をおすすめします。
光ケーブルの引き込み方式により「ホームプラン」と「マンションプラン」
BBIQ(ビビック)光は九州電力の光ケーブルを使った通信サービスなので、まずは近くの電柱から光ケーブルを引き込みます。
電柱から直接光ケーブルを引き込む「ホームタイプ」
この時、電柱から直接自宅・自室まで光ケーブルを引き込む工事タイプを「ホームタイプ」と言い、一戸建てで契約する場合などはこの方式になります。
集合住宅の共有設備で分配する「マンションタイプ」
集合住宅(マンション・アパートなど)でご利用になる場合の基本工事は、近くの電柱からマンションの共有設備(MDF/IDF)まで光ケーブルを引き込み、そこから各室へ光ケーブルを分配して配線します。
戸数の少ない集合住宅向け「マンションダイレクトタイプ」
そして、集合住宅であっても「戸数が少ない」「3階建て以下」の場合にはわざわざ共有設備を置かず、電柱から直接自室(個室)へ光ケーブルを引き込みます。
この方式は一戸建て用の工事と同じです。
タイプのまとめ
このように、光ケーブルの引き込み方は大きく2つあり、「電柱から直接光ケーブルを引き込む」方式と「電柱から共有設備(MDF/IDF)まで光ケーブルを引き込み各室へ分配する」方式の2つがあります。
一戸建ての場合には必ず前者「電柱から直接自宅へ光ケーブルを引き込む」となりますが、集合住宅の場合には集合住宅の設備や建物の状況(戸数や高さなど)によって「前者(直接型)」になるか「後者(分配型)」になるかはわかりません。
どちらにしろ、工事のタイプには3つあることを覚えておいてください。
料金タイプ | 光ケーブル配線方式 |
---|---|
ホームタイプ | 電柱から自宅まで直接光ケーブルを引き込む |
マンションタイプ | 電柱から共有設備まで光ケーブルを引き込み、分配して自室へ配線 |
マンションダイレクトタイプ | 電柱から自室まで直接光ケーブルを引き込む |
BBIQ(ビビック)の使用感は?おすすめできる?
私はBBIQ(ビビック)光をすでに10年以上使っています。
BBIQは2002年にサービスを開始しましたが、たぶん(忘れましたが)2005年くらいからBBIQを使っています。
この10年以上の経験をもとに「BBIQはおすすめか?使い勝手は?」を記事としてまとめています。
BBIQを10年以上使ってみてのレビュー記事として、ぜひ目を通してください。
-
-
【10年使った!】九州の高速ネット回線「BBIQ(ビビック)」の使用感と評価、料金は安い?速度は遅い?サポートは悪い?
九州を対象エリアとする光ネット回線で、NTTフレッツ光の次にシェアを持つのが「BBIQ(ビビック)」です。九州電力系の通信事業者「QTNet」が運営する光ネット回線サービスで、100Mbpsサービスと ...
続きを見る
BBIQ(ビビック)光:戸建て向け「ホームタイプ」の料金
一戸建て住宅にお住まいの方は「ホームタイプ」での料金体系となり、ホームタイプの場合は電柱から直接自宅内まで光ケーブルを引き込む配線になります。
ホームタイプの料金(初期費用・月額費用および割引)は以下のようになります。
初期費用 | 工事費用 | 2,000円 ※土日工事の場合は5,000円 |
---|---|---|
事務手数料 | 800円 | |
月額費用 | 基本料金 | 5,800円/月 |
割引 | BBIQ続けて割 | -800円/月 ※3年契約自動更新 |
九電セット割 | -100円/月 ※ずっと割引 |
|
ギガスタート割 ※キャンペーン |
-1,000円/月 ※2~12か月目割引 |
まずは「基本料金は月額5,800円」ということを覚えておいてください。
「ホームタイプ」の初期費用
BBIQ(ビビック)光を新規導入する場合には初期費用として「事務手数料」と「工事費用」が必要です。
「事務手数料」は800円、「工事費用」は2,000円となり、BBIQ(ビビック)光の工事費用は他社の光回線サービスと比べても驚くほど安く設定されています。
なお、工事を土日・祝日に実施する場合には通常2,000円の工事費が5,000円となるので注意してください。
「ホームタイプ」の月額費用
BBIQ(ビビック)光は光回線サービスとプロバイダーサービス(接続サービス)がセットになったサービスなので、別途プロバイダー契約は必要ありません。
プロバイダーコミの料金で月額5,800円が基本料金となります。
なお、この「月額5,800円」の契約には契約の縛りはなく、いつでも違約金なしで解約することができます。
3年契約割引「BBIQ続けて割」
上記の「月額5,800円」に対して、一定の条件により「BBIQ続けて割」「九電セット割」の2つの割引サービスが適用されます。
「BBIQ続けて割」は3年間の継続利用を条件として月額800円割引してくれる割引サービスで、契約時に加入することができます(後から加入はできない)。
つまり、BBIQ(ビビック)光「ホームタイプ」は「縛りナシで月額5,800円」「3年契約自動更新で月額5,000円」となる料金の仕組みになっています。
「BBIQ続けて割」に加入した場合、契約更新月(36か月ごとに1か月)以外でBBIQ(ビビック)光を解約する場合には以下の解約違約金が請求されます。
割引適用開始後の期間 | 解約違約金 |
---|---|
12か月未満 | 25,000円 |
12~24か月未満 | 20,000円 |
24~36か月未満 | 15,000円 |
1回目の契約更新月の翌々月以降 | 12,500円 |
2回目の契約更新月の翌々月以降 | 10,000円 |
ここで「縛りナシで月額5,800円」と「3年契約自動更新で月額5,000円」のどちらがお得になるのか、については「いつまで使うの?」で変わってきます。
「BBIQ続けて割」が適用されると毎月800円割引となるため、利用開始からの割引総額が解約違約金を超える場合には「3年契約自動更新がお得」となりますね。
割引適用開始後の期間 | 解約違約金 | 割引総額 |
---|---|---|
12か月未満 | 25,000円 | 9,600円(12か月) |
12~24か月未満 | 20,000円 | 19,200円(24か月) |
24~36か月未満 | 15,000円 | 28,800円(36か月) |
1回目の契約更新月の翌々月以降 | 12,500円 | 57,600円(72か月) |
2回目の契約更新月の翌々月以降 | 10,000円 | 86,400円(108か月) |
さて、上記のように「解約違約金」と「割引額総額」を比較すると、大体24か月間で違約金と割引総額が同額となります。
つまり、最初に「2年以上は使うだろう」と思っているなら「BBIQ続けて割」へ加入し「3年契約自動更新」としたほうがお得、となります。
逆に言えば「2年間使うつもりはない」なら「BBIQ続けて割」は損をすると言えます。
だれでも加入できる「九電セット割」
もう一つの割引サービス「九電セット割」は契約期間にもBBIQ続けて割にも関係なく加入できる割引サービスで、月額100円~300円の割引をしてくれます。
加入条件としては「自宅の電力を九州電力と契約している」という点です。
電力自由化サービスによって九州にお住まいの方でも九州電力以外から電力購入している場合には加入できず、「電力は九州電力と契約」の方が加入できる割引サービスです。
割引額は「月額100円割引または月額300円割引」であり、「BBIQ続けて割加入者は300円割引」「BBIQ続けて割非加入者は100円割引」となります。
BBIQ続けて割の加入・非加入 | 「九電セット割」割引額 |
---|---|
「BBIQ続けて割」適用者 | 月額300円割引 |
「BBIQ続けて割」非適用者 | 月額100円割引 |
このように、九電セット割を含めると「3年契約自動更新なら月額1,100円割引」となり、違約金と割引総額の比較は以下のようになります。
割引適用開始後の期間 | 解約違約金 | 割引総額 |
---|---|---|
12か月未満 | 25,000円 | 13,200円(12か月) |
12~24か月未満 | 20,000円 | 26,400円(24か月) |
24~36か月未満 | 15,000円 | 39,600円(36か月) |
1回目の契約更新月の翌々月以降 | 12,500円 | 79,200円(72か月) |
2回目の契約更新月の翌々月以降 | 10,000円 | 118,800円(108か月) |
「BBIQ続けて割(月額800円割引)」と「九電セット割(月額300円割引)」を合わせて「月額1,100円割引」として考えると、19か月間以上使うと割引総額20,900円となり解約違約金20,000円よりお得になる計算です。
「BBIQ続けて割」と「九電セット割」の詳しいサービス情報はコチラの記事も参考にしてみてください。
-
-
BBIQの割引サービス「九電セット割」と「つづけて割」月額1,100円の割引の仕組み
九州にお住まいの方ならほとんどの方が電力は九州電力でしょう。 そして、九州電力系の通信会社QTNetが提供している高速光回線サービス「BBIQ(ビビック)」と九州電力のセット割引サービス「BBIQ×九 ...
続きを見る
キャンペーン「ギガスタート割」でさらに安く
そして最後の「ギガスタート割」で利用開始の翌月(2か月目)から12か月目までの11か月間限定で毎月1,000円の月額料金割引をしてくれます。
これは「BBIQ続けて割」や「九電セット割」とは違い、期間限定(終了日未定)のキャンペーンとして実施されている割引サービスです。
「ギガスタート割」はキャンペーンであり、BBIQ続けて割(3年契約自動更新)への加入があってもなくても適用されます。
「ホームタイプ」は2年使うかどうか
まとめると、「ホームタイプ(戸建て向けプラン)」で申し込む場合、以下のようになります。
初期費用 | 工事費用 | 2,000円 ※土日工事の場合は5,000円 |
---|---|---|
事務手数料 | 800円 | |
月額費用 | 契約期間の縛りなし | 5,800円/月 ※2~12か月目は4,800円 |
契約期間の縛りなし かつ九電利用者(九電セット割) |
5,700円/月 ※2~12か月目は4,700円 |
|
3年契約(BBIQ続けて割) | 5,000円/月 ※2~12か月目は4,000円 |
|
3年契約(BBIQ続けて割) かつ九電利用者(九電セット割) |
4,700円/月 ※2~12か月目は3,700円 |
上記のようになり、「2年以上使うつもり」なら「BBIQ続けて割(3年契約自動更新)」に加入したほうがお得、ということになります。
BBIQ(ビビック)光:集合住宅向け「マンションタイプ」の料金
集合住宅にお住まいの方で、その住宅にすでにBBIQの共有設備が導入されている場合またはBBIQが共有設備を導入してくれる場合は「マンションタイプ」での料金体系となります。
マンションタイプの場合は電柱から集合住宅の共有設備(MDF/IDF)まで光ケーブルを引き込み、そこから各室へは「光ケーブル」「LANケーブル」などで配線します。
マンションタイプの料金(初期費用・月額費用および割引)は以下のようになります。
初期費用 | 工事費用 | 2,000円 ※土日工事の場合は5,000円 |
---|---|---|
事務手数料 | 800円 | |
月額費用 | 基本料金 | 5,800円/月 |
割引 | 戸数割引 | 0円/月~-1,700円 ※同じマンションの契約数で割引 |
九電セット割 | -100円/月 ※ずっと割引 |
|
ギガスタート割 ※キャンペーン |
-1,000円/月 ※2~12か月目割引 |
まずは「基本料金は月額4,100円~5,800円」ということを覚えておいてください。
「マンションタイプ」初期費用
BBIQ(ビビック)光を新規導入する場合には初期費用として「事務手数料」と「工事費用」が必要です。
「事務手数料」は800円、「工事費用」は2,000円となり、BBIQ(ビビック)光の工事費用は他社の光回線サービスと比べても驚くほど安く設定されています。
なお、工事を土日・祝日に実施する場合には通常2,000円の工事費が5,000円となるので注意してください。
「マンションタイプ」の月額費用
BBIQ(ビビック)光は光回線サービスとプロバイダーサービス(接続サービス)がセットになったサービスなので、別途プロバイダー契約は必要ありません。
プロバイダーコミの料金で月額5,800円が基本料金となります。これは戸建て向けプランである「ホームタイプ」と同額です。
なお、この「月額5,800円」の契約には契約の縛りはなく、いつでも違約金なしで解約することができます。
加入者戸数割引で最大1,700円/月割引
マンションタイプの月額基本料金は月額5,800円とホームタイプと同額です。
しかし、マンションタイプの場合は「同一マンション内での契約戸数」に応じて加入者戸数割引が適用され、毎月最大1,700円割引が適用されます。
同一マンション内での契約戸数に対する割引額は以下のようになります。
同一マンションでの契約数 | 割引額 | 割引後基本料金 |
---|---|---|
1戸 | -(割引なし) | 5,800円/月 |
2~7戸 | 700円/月 | 5,100円/月 |
8~15戸 | 1,200円/月 | 4,600円/月 |
16戸以上 | 1,700円/月 | 4,100円/月 |
このように、マンションタイプの場合はあなた以外のBBIQ契約者がいない場合にはホームタイプと同額の月額5,800円となります。
それ以上はマンション内での契約戸数次第なので、ご近所でBBIQ仲間を集めるとそれだけ割引が大きくなりますね(笑)
マンションタイプには「BBIQ続けて割」はない
ホームタイプ(戸建て向けプラン)の場合には「3年契約自動更新」を前提として「BBIQ続けて割」という割引サービスへ加入することができます。
これは「3年契約自動更新での利用契約を前提に月額800円割引」という割引サービスで、この割引サービスへ加入することで「契約期間の縛りなし」から「3年契約自動更新(割引あり)」に変更することができます。
しかし、マンションタイプの場合には「BBIQ続けて割」は適用されません。
つまり、マンションタイプの場合には長期利用契約を前提とした割引がないかわりに、契約期間の縛りがない契約のみということになります。
マンションタイプではいつ解約しても解約違約金はありません。
だれでも加入できる「九電セット割」
もう一つの割引サービス「九電セット割」は契約期間にもBBIQ続けて割にも関係なく加入できる割引サービスで、月額100円の割引をしてくれます。
加入条件としては「自宅の電力を九州電力と契約している」という点です。
電力自由化サービスによって九州にお住まいの方でも九州電力以外から電力購入している場合には加入できず、「電力は九州電力と契約」の方が加入できる割引サービスです。
キャンペーン「ギガスタート割」でさらに安く
そして最後の「ギガスタート割」で利用開始の翌月(2か月目)から12か月目までの11か月間限定で毎月1,000円の月額料金割引をしてくれます。
これは「BBIQ続けて割」や「九電セット割」とは違い、期間限定(終了日未定)のキャンペーンとして実施されている割引サービスです。
「ギガスタート割」はキャンペーンであり、BBIQ続けて割(3年契約自動更新)への加入があってもなくても適用されます。
「マンションタイプ」は棟内契約数で月額料金がかわる
まとめると、「マンションタイプ(集合住宅向けプラン)」で申し込む場合、以下のようになります。
初期費用 | 工事費用 | 2,000円 ※土日工事の場合は5,000円 |
---|---|---|
事務手数料 | 800円 | |
月額費用 | 契約期間の縛りなし | 4,100円~5,800円/月 ※2~12か月目は3,100円~4,800円 |
契約期間の縛りなし かつ九電利用者(九電セット割) |
4,000円~5,700円/月 ※2~12か月目は3,000円~4,700円 |
マンションタイプの月額料金はホームタイプと同額の月額5,800円を基本とし、同一マンション内での契約戸数に応じて最大1,700円割引が受けられます(契約戸数割引)。
そして、マンションタイプにはホームタイプと違い「3年契約自動更新による割引」はなく、契約は「契約期間の縛りナシ」のみとなります。
BBIQ(ビビック)光:戸建てと同じ仕組みの「マンションダイレクトタイプ」の料金
集合住宅にお住まいの方でも、その住宅にBBIQの共有設備(MDF/IDF)が設置できない場合、かつ建物が3階以下の場合には戸建て向けと同じ工事で光ケーブルが引き込まれます。
つまり、通常のマンションタイプと違い「共有設備(MDF/IDF)を使わず、直接電柱から光ケーブルを自室へ引き込む」という工事方法を行います。
このタイプをBBIQ(ビビック)では「マンションダイレクトタイプ」として「マンションタイプ」とは分けています。
「マンションダイレクトタイプ」は戸建て向けと同じ工事方法なので月額料金はホームタイプ(戸建て向け)と同額と少し高くなりますが、光ケーブルを占有できるのでマンションタイプよりも高速・快適な通信が期待できます。
マンションダイレクトタイプの料金(初期費用・月額費用および割引)は以下のようになります。
初期費用 | 工事費用 | 2,000円 ※土日工事の場合は5,000円 |
---|---|---|
事務手数料 | 800円 | |
月額費用 | 基本料金 | 5,800円/月 |
割引 | 九電セット割 | -100円/月 ※ずっと割引 |
ギガスタート割 ※キャンペーン |
-1,000円/月 ※2~12か月目割引 |
まずは「基本料金は5,800円」ということを覚えておいてください。
「マンションダイレクトタイプ」の初期費用
BBIQ(ビビック)光を新規導入する場合には初期費用として「事務手数料」と「工事費用」が必要です。
「事務手数料」は800円、「工事費用」は2,000円となり、BBIQ(ビビック)光の工事費用は他社の光回線サービスと比べても驚くほど安く設定されています。
なお、工事を土日・祝日に実施する場合には通常2,000円の工事費が5,000円となるので注意してください。
「マンションダイレクトタイプ」の月額費用
BBIQ(ビビック)光は光回線サービスとプロバイダーサービス(接続サービス)がセットになったサービスなので、別途プロバイダー契約は必要ありません。
プロバイダーコミの料金で月額5,800円が基本料金となります。これは戸建て向けプランである「ホームタイプ」と同額です。
なお、この「月額5,800円」の契約には契約の縛りはなく、いつでも違約金なしで解約することができます。
マンションダイレクトタイプには加入者戸数割引はない
マンションタイプの月額料金はホームタイプと同額の月額5,800円ですが、同一マンション内の契約戸数に応じて最大毎月1,700円割引という「契約戸数割引」が適用されます。
しかし、ホームタイプと同様に電柱から直接自室へ光ケーブルを引き込む「マンションダイレクトタイプ」にはこの「契約戸数割引」はなく、月額料金はホームタイプと同じ月額5,800円です。
契約戸数割引が適用されないので月額料金は高く(月額5,800円)となりますが、1本の光ケーブルを契約戸数で共有する「マンションタイプ」と違い、戸建て向けと同様に1本の光ケーブルを占有できるのが「マンションダイレクトタイプ」のメリットです。
マンションダイレクトタイプには「BBIQ続けて割」はない
ホームタイプ(戸建て向けプラン)の場合には「3年契約自動更新」を前提として「BBIQ続けて割」という割引サービスへ加入することができます。
これは「3年契約自動更新での利用契約を前提に月額800円割引」という割引サービスで、この割引サービスへ加入することで「契約期間の縛りなし」から「3年契約自動更新(割引あり)」に変更することができます。
しかし、マンションダイレクトタイプの場合には「BBIQ続けて割」は適用されません。
つまり、マンションダイレクトタイプの場合には長期利用契約を前提とした割引がないかわりに、契約期間の縛りがない契約のみということになります。
マンションダイレクトタイプではいつ解約しても解約違約金はありません。
だれでも加入できる「九電セット割」
もう一つの割引サービス「九電セット割」は契約期間にもBBIQ続けて割にも関係なく加入できる割引サービスで、月額100円の割引をしてくれます。
加入条件としては「自宅の電力を九州電力と契約している」という点です。
電力自由化サービスによって九州にお住まいの方でも九州電力以外から電力購入している場合には加入できず、「電力は九州電力と契約」の方が加入できる割引サービスです。
キャンペーン「ギガスタート割」でさらに安く
そして最後の「ギガスタート割」で利用開始の翌月(2か月目)から12か月目までの11か月間限定で毎月1,000円の月額料金割引をしてくれます。
これは「BBIQ続けて割」や「九電セット割」とは違い、期間限定(終了日未定)のキャンペーンとして実施されている割引サービスです。
「ギガスタート割」はキャンペーンであり、BBIQ続けて割(3年契約自動更新)への加入があってもなくても適用されます。
「マンションダイレクトタイプ」は棟内契約数で月額料金がかわる
まとめると、「マンションダイレクトタイプ」で申し込む場合、以下のようになります。
初期費用 | 工事費用 | 2,000円 ※土日工事の場合は5,000円 |
---|---|---|
事務手数料 | 800円 | |
月額費用 | 契約期間の縛りなし | 5,800円/月 ※2~12か月目は4,800円 |
契約期間の縛りなし かつ九電利用者(九電セット割) |
5,700円/月 ※2~12か月目は4,700円 |
マンションダイレクトタイプの月額料金はホームタイプと同額の月額5,800円となり、マンションタイプのように同一マンション内での契約戸数割引は適用されません。
また、マンションダイレクトタイプにはホームタイプと違い「3年契約自動更新による割引」はなく、契約は「契約期間の縛りナシ」のみとなります。
ちょっと複雑なマンションタイプ
ここまで料金タイプとして説明してきたように、BBIQ光には3つの料金タイプがあり、その違いは自室までの光ケーブルの引き込み方によるものです。
ホームタイプ | 電柱から自宅・自室まで直接光ケーブルを引き込む |
---|---|
マンションダイレクトタイプ | |
マンションタイプ | 電柱から共有設備まで光ケーブルを引き込む 共有設備から自室まで光ケーブルを分配する |
ホームタイプ・マンションダイレクトタイプのメリットとデメリット
ホームタイプとマンションダイレクトタイプは同じ仕組みです。
つまり、近くの電柱から自宅・自室まで直接光ケーブルをひきこんでくれます。
この方式のメリットは、(マンションタイプと違い)1本の光ケーブルを分配せずに占有できるため、マンションタイプよりも通信の混雑に強い、つまりより速くより快適に通信サービスを利用できることが期待できます。
デメリットとしては、やはり1本の光ケーブルを占有するため、マンションタイプのように契約戸数(つまり光ケーブルの共有数)による契約戸数割引がない、という点です。
ホームタイプ(戸建て向け)は当然としても、マンションダイレクトタイプは仕組みも料金もホームタイプと同額になります。
マンションタイプは光ケーブルを共有
マンションタイプは近くの電柱から光ケーブルをマンション(建物)の共有設備(MDF/IDF)まで引き込みます。
その後、共有設備(MDF/IDF)まで引き込んだ電柱の1本の光ケーブルを分配して各室へ分配します。
つまり1本の光ケーブルを複数の世帯で共有する仕組みです。
この仕組みのメリットとしては、1本の光ケーブルコストを複数の世帯で共有するためホームタイプよりも料金が安くなります。
一方のデメリットとしては、マンションに共有設備が必要ということになります。
マンションに共有設備がない、または新しく共有設備を設置することができない場合には、マンションであっても共有設備のいらないホームタイプと同じ仕組み(つまりマンションダイレクトタイプ)での工事となります。
マンションタイプとマンションダイレクトタイプは選べない
マンションにお住まいの方はマンションタイプとマンションダイレクトタイプを選ぶことはできず、共有設備の状況に応じて工事が行われます。
「光ケーブルを占有したいからマンションダイレクトタイプが良い!」「複数世帯での契約戸数割引が欲しいからマンションタイプが良い!」と、いろいろありますが、どちらになるかは設備状況を見てBBIQが決めることになります。
もちろん、工事前にはどちらのタイプになるかはわかりますし、BBIQから連絡があるので、気に入らないタイプであれば工事前に断る(キャンセルする)ことができます。
月額料金や使い勝手にも影響することなので、マンションでご利用になる場合には工事前に「マンションタイプ」なのか「マンションダイレクトタイプ」になるのかを確認しておきましょう。
どちらのタイプかはピンポイント判定でわかる
現在はBBIQのデータベース内に、九州の多くの集合住宅での共有設備状況が管理されています。
そのため、事前にマンション名・アパート名などで「共有設備が設置されているかどうか」がわかります。
それを検索するのがピンポイントエリア検索です。
マンションにお住まいの方でも住所または郵便番号で検索した後に、BBIQ共有設備が設置されたマンション名・アパート名が一覧表示されるので、表示されたら「共有設備あり(つまりマンションタイプ)」となります。
一覧表示されない場合は共有設備がないということなので「マンションダイレクトタイプ」での工事になるか、またはBBIQと相談することで新たに共有設備を設置してくれる(この場合はマンションタイプ)場合もあります。
とにかく、ピンポイントエリア検索を行い「マンション名・アパート名が表示されるか?(共有設備が設置されているか?)」を確認してみましょう。
step
1「戸建て」か「集合住宅」を選ぶ
まずはBBIQ(ビビック)のホームページからサービスエリアチェックのページを利用します。
お住まいが「戸建住宅」なのか「集合住宅」なのかを選びます。
step
2郵便番号から(設置場所の)住所を検索する

お住まいの郵便番号を入力し「検索」ボタンをクリックします。
step
3住所一覧から住所を選ぶ

郵便番号に該当する住所が一覧表示されるので、ご自宅の住所を選びます。
step
4集合住宅名(マンション名・アパート名)を確認する

最初の画面で「集合住宅」を選んだ場合は該当する住所の「集合住宅名」が一覧表示されます。
ここに集合住宅名(マンション名・アパート名)が表示されていれば、すでにBBIQの光回線が共有設備まで引き込まれている(入線している)ので、「マンションタイプ」での契約となるでしょう。
この場合、すでに建物の共有部までは光回線が引き込まれているので、申し込みから2~3週間程度で利用開始できるようになります。
また、集合住宅名に表示されない場合は(おそらく)BBIQの共有設備が設置されていない建物となります。
この場合であっても、申し込み後にBBIQと相談して共有設備を設置するか(この場合はマンションタイプ)またはマンションダイレクトタイプとして電柱から直接光ケーブルを引き込むかのどちらかとなります。
九州の光回線サービス「BBIQ(ビビック)光」の無料サービス
BBIQ(ビビック)光の料金体系については先述した通りです。
ホームタイプでもマンションタイプでも「月額5,800円」を基本として各種割引サービスが適用する、割とわかりやすい料金プランです。
ただ、マンションにお住まいの方は「マンションタイプ」と「マンションダイレクトタイプ」があり、どちらかを契約者が選択することはできないので、この両者の違いはもう一度見直しておいてください。
では、ここからはお金を払ってBBIQ(ビビック)光を契約した場合に利用できる無料サービスをご紹介していきます。
正直言って、BBIQ(ビビック)光の無料サービスは結構良いサービスが含まれています。
有料でもおなしくないサービスが無料提供されているものもあります。
セキュリティソフト「マカフィーインターネットセキュリティ」が無料
BBIQ(ビビック)光を契約するとパソコン・スマホなどを保護してくれるセキュリティソフトが5ライセンス無料で提供されます。
このサービスの実態は「マカフィーインターネットセキュリティ5ライセンス」なのですが「BBIQトータルセキュリティ」というサービス名称で提供されます。
NTTのフレッツ光が開始されたころはセキュリティソフトもNTTが無料で提供していたりしたのですが、現在はセキュリティソフトを無料提供してくれるプロバイダーはほとんどなく、「1年間は無料」「2年間は無料」など期間限定での無料サービスが多くなっています。
そんな中、BBIQ(ビビック)光ではマカフィーインターネットセキュリティが5台分がずっと無料で提供されます。
マカフィーインターネットセキュリティはWindows/Mac/Androidのデバイスにインストールすることができるので、これらのデバイスを合計5台までインストールできる、ということになります。
iOS(iPhone/iPad)には対応していません。
年間4,000円程度お得
マカフィーインターネットセキュリティは「台数無制限の1年ライセンス」での販売価格が4,000円ほどに設定されています。
これが「台数5台までずっと無料」となり、年間で4,000円ほどが節約できる無料サービスとなっています。
BBIQトータルセキュリティ(マカフィーインターネットセキュリティ)に関する詳しい説明はこちらの記事も参考にしてみてください。
-
-
BBIQ(ビビック)の無料セキュリティ「マカフィー」の使い方徹底解説、まずはメールアドレスの取得から
\最大30,000円キャッシュバック/ auスマホも安くなる! BBIQ(ビビック)の超お得なサービス「BBIQトータルセキュリティ」 BBIQトータルセキュリティとは 簡単に言うと「セキュリティソフ ...
続きを見る
開通時の「かんたん設定サービス」が無料
「かんたん設定サービス」はBBIQ(ビビック)光が開通後にパソコンの設定やBBIQメールアドレスの設定などを行ってくれるサービスです。
通常、多くのプロバイダーは有料サービスとして提供していますが、BBIQでは開通工事(自宅内への光終端装置設置)の時に限り無料で「かんたん設定サービス」を提供しています。
つまり、BBIQ(ビビック)申し込み後の開通工事に工事担当者が来た時に、開通工事と一緒にパソコンの通信設定やBBIQメールアドレスの設定まで無料でやってあげましょう!という無料サービスです。
工事日以降にやってもらう場合は無料ではありません、また設定してもらえるパソコンは1台までの制限があります。
BBIQ(ビビック)光を契約したけどパソコン設定やメールアドレス設定のやり方がわからない、という場合にはぜひ利用してほしい無料サービスです。
無料のBBIQメールアドレスが5つまで
BBIQのメールアドレスが5つまで無料で利用できます。
5つまでなので、家族みんなの分のメールアドレスが使えると言えます。
もし5つ以上必要な場合には、追加で5個(合計で10個まで)増やすことができますが、追加分のメールアドレスは1個につき月額200円となります。
現在はGmailなどのフリーメールをお使いの方も多いと思いますが、銀行や証券など特に金融関係ではサービス利用時にプロバイダーメールでの登録が求められる場合があります。
無料で5個まで、最大で10個まで追加可能(追加分は1個200円/月)のBBIQメールアドレスはぜひ設定しておくべき無料サービスです。
BBIQが実施中のお得なキャンペーン
BBIQが現在実施中のキャンペーンを詳しくご紹介します。
永年1,100円/月割引
まず大きく「永年1,100円/月割引」が目に入りますが、これはキャンペーンではありません。
「ホームタイプ」で「3年契約自動更新型」で契約した場合、「BBIQつづけて割」という月額800円の割引サービスが適用されますが、この「BBIQ続けて割」はキャンペーンではなく恒久的な割引サービスです。
また「BBIQ続けて割」の適用がされている場合、BBIQ光回線と同時に自宅の電気を九電から買っている場合に適用される「BBIQ × 九電セット割」で毎月300円の割引が適用されます。
この「BBIQつづけて割」と「BBIQ × 九電セット割」を合わせて月額1,100円割引となります。
ギガスタート割で11か月間1,000円割引
さらに「ギガスタート割」という特典で、開通翌月から11か月間の月額料金から毎月1,000円の割引が受けられます。
この「ギガスタート割」も「ホームタイプ」および「マンションタイプ」「マンションダイレクトタイプ」のギガコースに適用されます。
さらにお得なキャンペーン
現金最大キャッシュバック30,000円
現金最大30,000円キャッシュバックの特典が受けられます。
最大というのは「ホームタイプ」か「マンションタイプ・マンションダイレクトタイプ」によって異なり、以下のようになります。
タイプ | キャッシュバック金額 |
---|---|
ホームタイプ | 30,000円キャッシュバック |
マンションタイプ マンションダイレクトタイプ |
25,000円キャッシュバック |
BBIQの「ギガスタート割で毎月1,000円割引(11か月間)」も当然併用可能です。
キャンペーンの適用条件
タイプ・コース
キャンペーンの対象は「マンションタイプ」または「マンションタイプ・マンションダイレクトタイプ」であることです。
指定オプション
現金最大30,000円キャッシュバック特典の適用には「指定オプションサービス2つ以上」のお申込みが必要です。
- BBIQ光電話バリュープラン
- 安心まとめてパック
- BBIQビデオ放題U-NEXT
- アプリ放題
- BBIQ雑誌読み放題
上記の中から2つ以上のオプション加入がキャッシュバック特典の対象となります。
キャンペーン期間
2020年3月31日の申し込み分までキャンペーンが適用されます。
本キャンペーンはすでに恒常的なキャンペーンとなっており、終了日は設定されていません。
※ずっとキャンペーン対象
BBIQ開通条件
申し込みから6か月以内にBBIQ回線が開通することが条件となります。
キャッシュバックのもらい方
光回線を申し込む場合には、ウェブからの申し込み後に電話での申し込み確認連絡があります。これはどの光回線でも同じです。
キャンペーンサイトからの申し込み後の確認電話にて、キャッシュバックの振込先口座を指定します。
この振込先口座へ、BBIQの開通の翌々月末(つまり開通から3か月後)にキャッシュバックが振り込まれます。
キャンペーンの実施サイト
この魅力的なキャンペーンを実施しているのは「株式会社NEXT」という会社です。
光回線の総合的な販売代理店として有名で、特にソフトバンク光の販売代理店としては毎年ソフトバンクから表彰されているような、いわゆる優良代理店と言えます。
BBIQは以前は公式サイトまたは直接QTNetでの申し込みのみで、まったく販売代理店を使っての営業を行ってきませんでした。
そのBBIQが初めて正規代理店として認定したのが「株式会社NEXT」です。