九州電力系の通信事業者「QTNet」が提供するインターネット接続サービスが「BBIQ(ビビック)」です。
九州ではフレッツ光と並び多くのシェアを持つサービスで、九州電力が保有する光回線を使った高速通信と電力サービスやガスサービスとの併用による割引などで人気です。
BBIQ(ビビック)の特徴として、ネットサービスでは曖昧にされている速度制限「帯域制御ルール」が明確になっているという点があり、利用者はどんな使い方をすれば速度制限されるとか、現在速度制限されているのかわかる、という特徴があります。
そして、2022年3月よりBBIQ(ビビック)の速度制限ルール(帯域制御ルール)が変更になります。
この記事では、BBIQ(ビビック)の新帯域制御ルールについて、詳しく説明していきます。
BBIQ(ビビック)の速度規制ルールは?
電波を使ったスマホやホームルーターでは「使いすぎによる速度制限」は一般的ですが、「光回線は使い放題」「どれだけ使っても速度制限されない」と思っていませんか?
そんなことはありません、光回線においても常道を逸するような使い方をした場合には速度制限を受けることになります。
光回線でもスマホ・ホームルーターでも、問題は「速度制限となる基準値が明確化されている?」という点です。
光回線において、多くのプロバイダーはその基準値を明確化していません。
この点において、BBIQ(ビビック)は速度制限ルール「帯域制御ルール」を明確化している数少ないプロバイダーです。
【旧ルール】現状ルールは「上り30GB/日」で速度制限
BBIQ(ビビック)には現状(~2022年2月)でも速度制限ルールがあり、以下のようになっています。
通信方向 | 帯域制限容量 |
---|---|
上り | 30GB/日 |
つまり、「上り(アップロード通信)が30GB/日を超過すると速度制限」というルールです。
下り(ダウンロード通信)には一切の速度制限ルールがありません。
ネット利用の多くの場合には「動画を見る」「ウェブを見る」などダウンロード通信中心の通信であるため、実質的には無制限ということもできるルールでした。
一方で、たくさんの動画をアップロードするYouTuberみたいな活動をされている場合には「上り(アップロード通信)30GB/日」というルールは注意すべきルールとなっていました。
【新ルール】2022年3月から「総量規制」ルールを導入
2022年3月からは、従来の「上り30GB/日」という上り(アップロード)方向への規制ではなく、「上り/下り合計の通信量」という総量規制となります。
総量規制の対象となる通信量は契約コース(100mコース/ギガコース)によって異なり、以下のような規制ルールとなります。
契約コース | 総量規制容量(上限) |
---|---|
100Mコース | 総量90GB/日 ※上り/下り合計 |
ギガコース | 総量220GB/日 ※上り/下り合計 |
6ギガコース | 総量390GB/日 ※上り/下り合計 |
10ギガコース | 総量550GB/日 ※上り/下り合計 |
※6ギガコース/10ギガコースは2022年4月より提供開始
快適にBBIQサービスをご利用いただくための取組みについて | BBIQ(ビビック)
このように、従来の「上り方向規制」から「総量(上り/下り合計)規制」となり、また「下り30GB/日」から総量では大幅に緩和されています。
従来の「下り通信(ダウロード)無制限」から総量規制となることで、大量のダウンロード通信を行う人は注意が必要となってきます。
一方で、YouTuberなど上り(アップロード通信)を大量に行う人にとっては、総量規制となることでのメリットもあります。
BBIQ(ビビック)の「新帯域制御概要」を詳しく見ていく
BBIQ(ビビック)では「新帯域制御ルール」の概要をPDFで比較的詳しく公開しています。
新『帯域制御』について概要(PDFが開きます) | BBIQ(ビビック)
この「新帯域制御について概要」を詳しく見ていきましょう。
速度規制ルールの変更月
「新帯域制御ルール」は2023年3月より導入されます。
日付までは明記されておらず必ずしも「3月1日より」新ルール適用ではないかもしれません。
対象サービス
「新帯域制御ルール」の対象となるBBIQ(ビビック)光回線タイプとコースは以下のようになっています。
対象タイプ | 対象コース |
---|---|
BBIQホームタイプ | 100メガコース ギガコース 6ギガコース 10ギガコース |
BBIQマンションタイプ | |
BBIQマンションタイプ[棟内LAN方式] | |
BBIQマンションタイプ[ダイレクト]タイプ | |
BBIQプラスタイプ |
つまり、BBIQ(ビビック)を契約しているほぼすべての方が「新帯域制御ルール」の適用対象となります。
「BBIQプラスタイプ」って何?
あまり見かけないタイプとして「BBIQ(ビビック)プラスタイプ」というのがあります。
BBIQ(ビビック)プラスタイプは通常の「ホームタイプ」に加えてパソコン端末台数やメールアドレス数が緩和されているタイプとなります。
主に個人事業主の方が契約しているかもしれないタイプとなります。
新帯域制御ルールの対象外となるタイプは?
BBIQ(ビビック)プラスタイプと同様に、主に個人事業主が契約するタイプとして「BBIQ(ビビック)オフィスタイプ」があります。
BBIQ(ビビック)オフィスタイプはBBIQ(ビビック)プラスタイプ同様にパソコン端末台数やメールアドレスが大幅に緩和されていることに加えて、固定IPアドレスが標準で付与されているプランです。
本格的な事務所を構え利用者(従業員)も多い、という個人事業形態の方が契約するプランです。
「BBIQオフィスタイプ」なら速度制限(帯域制御)なし!
そして、このBBIQ(ビビック)オフィスタイプは帯域制御ルールの適用対象外、となります。
例えば多くの動画をアップロードするYouTuberとして活動している方など、旧ルール「上り30GB/日」では足りない場合などの利用形態でも契約している方がいます。
新帯域制御ルールにおいても「BBIQ(ビビック)オフィスタイプ」は速度制限ルールの適用対象外となっています。
帯域制御の内容
では、2022年3月より導入される新しい速度制限ルール(新帯域制御)の内容について詳しく見ていきます。
帯域制御の方式
まず、帯域制御の基準値については旧ルールの「上り(アップロード)方向の通信量」から新ルールでは「上り/下りの総通信量」に変更となります。
旧ルールでは下り(ダウンロード)通信による基準値はなかったため「動画を見まくる」などのダウンロード中心の使い方に対しては「実質無制限」であり、「動画をたくさんアップロードする」などのYouTuberの方などは結構厳しいルールでした。
新ルールでは「下り/上りの総通信量」での判定となるため、使い方を問わず等しく通信量による制限が設けられます。
一方で、帯域制御の対象となる基準値は大幅に緩和されます。
旧ルールでは「上り30GB/日」が基準値でしたが、新ルールでは「上り/下り合算で220GB/日(ギガコースの場合)」と大幅緩和されています。
このため、旧ルールでは制限が厳しかった「動画をたくさんアップロードする」というYouTuberの方などは、新ルールにおいてはメリットが大きいルールになったと言えます。
帯域制御の基準データ容量
新ルールでの「帯域制御」は「下り/上りの総通信量」での判定となります。
では、その判定基準はどうなるのでしょうか?
判定基準は契約しているコースによって異なり、以下のような基準値が設定されています。
旧ルール(~2022年2月) | 新ルール(2022年3月~) | ||
---|---|---|---|
上り方向30GB/日 | 100メガコース | 上り/下り双方向(合計) | 90GB/日 |
ギガコース | 上り/下り双方向(合計) | 220GB/日 | |
6ギガコース | 上り/下り双方向(合計) | 390GB/日 | |
10ギガコース | 上り/下り双方向(合計) | 550GB/日 |
BBIQ(ビビック)でもっとも利用者が多いと思われる「ギガコース(1Gbps)」での基準値は「上り/下り双方向で220GB/日」と設定されており、旧ルールの「上り方向で30GB/日」と比べると総量で大幅に緩和されていることがわかります。
また、2022年4月開始の新コース「10ギガコース」での基準値は「上り/下り双方向で550GB/日」とさらに大容量に設定されています。
我が家の通信量はこんな感じです
我が家はBBIQ(ビビック)のマンションタイプ・ギガコース(1Gコース)を利用しています。
結構動画も見るほうだと思うし、リモートワークでも利用しています。
その我が家の2022年2月のデータ通信量(月間合計/日別)は以下のようになっています。
※会員サポート画面で確認できます。
2月のデータ通信量を見ると、一番使った日でも「2月26日に32.16GB(上り/下り合計)」となっています。
ギガコースの総量規制は「220GB/日」なので、全然余裕という状況です。
帯域制御の運用はどうなる?
では、実際の帯域制御の運用はどうなるのでしょうか?
「帯域制御」の運用とはすなわち速度制限のことです。
帯域制御の基準値は上記の通りに大幅に緩和されていますが、ではその基準値に従ってどのように帯域制御(速度制限)が行われていくのか、わかっている情報をまとめてみます。
帯域制御となる場合の事前案内
BBIQ(ビビック)の速度制限ルールでは、以前より「いきなり速度制限される」ということはありませんでしたが、新ルールでも同様です。
BBIQ(ビビック)の概要説明には以下の記載があります(従来の記載と同じです)。
- 帯域制御の対象となったお客さまに対しては、事前に電子メールにてお知らせします。
- お知らせの後も、ご利用状況に改善が見られない場合、通信速度を一定の期間制限します。
- 制限する際も、事前に電子メールにてお知らせします
知らないうちに速度制限されることはない
BBIQ(ビビック)の速度制限ルールでは「ルールの通信容量を超過した場合には一度メール通知を行う」という運用をしています。
つまり、「知らないうちに速度制限される」ということはなく、一度は警告メールが送られてきます。
この運用は新帯域制御ルールからの運用ではなく、従来からの運用です。
私も過去に2度ほど警告メールを送られました。以下のような警告メールが送られてきます。
※「旧ルール」である「上り30GB/日」での制限です。
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
BBIQでのインターネット向けデータ送信量削減のお願い
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
平素よりBBIQをご利用いただきありがとうございます。
さて、BBIQでは、お客さまに快適なインターネットサービスをご利用いただけ
るよう努めておりますが、一部のお客さまによる大量のデータ送信により、他
の多くのお客さまのサービス品質が低下する事象が発生しております。このような状況を改善するため、BBIQでは、1日あたり30GB(ギガバイト)以
上のデータを、インターネットに向けて送信しているお客さまの帯域を制御させ
ていただいております。※ホームページ閲覧、メール受信やファイルのダウンロードなどデータ受信は、
対象外です。お客さまが、インターネット向けに送信されたデータ量が1日あたり30GB(ギガ
バイト)を超過している日が複数回ありましたのでお知らせします。
(以下に直近で30GB以上のデータが送信された日を記載しています)今後、引続き、1日あたり30GB(ギガバイト)以上のデータが送信される場合、
帯域を制御させていただきます。つきましては、データ送信量を減らしていただくか、帯域制御対象外のオフィス
タイプへのタイプ変更をお願いします。1、直近で30GB(ギガバイト)以上のデータが送信された日
< 2014年01月23日 >※ご利用通信量の詳細は、BBIQポータルサイト「各種手続き」の「ご利用通信
量明細確認」からご確認いただけます。
【各種手続き】
http://www.bbiq.jp/members/procedure/index.html2、オフィスタイプへの変更について
オフィスタイプへの変更は、お客さまセンターで承っております。ご利用タイプ
を変更する場合は、QTNetお客さまセンターまでご連絡ください。3、帯域制御の概要
■対象となるタイプ/コース
・ホームタイプ<100メガ/ギガ コース>
・マンションタイプ<100メガ/ギガ コース>
・マンションタイプ[棟内LAN方式]<100メガ/ギガ コース>
・マンション[ダイレクト]タイプ<100メガ/ギガ コース>※オフィスタイプ<100メガ/ギガ コース>は、対象外となります。
■帯域制御の方式
総量規制方式
(データ送信量を測定し、一定の水準を超えた場合に通信速度を制限する方式)—————————————————————————-
今後とも、光ブロードバンド「BBIQ」をよろしくお願いいたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆☆☆【お問合せ窓口】
QTNetお客さまセンター
受付時間 9:00~21:00 年中無休
・サービスの内容に関するお問い合わせ 0120-86-3727 (通話料無料)
・BBIQ光電話050からは 050-6620-3727(通話料無料)
・接続・設定に関するお問い合わせ 0120-86-8327 (通話料無料)
・電子メールによるお問い合わせ support@qtnet.ne.jp
・BBIQポータルサイト(会員サイト) http://www.bbiq.jp/top.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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このように、帯域制御の基準値を超過した場合には上記のような警告メールが送られてきます。
そして、このメール受信後も改善が見られない場合(基準値の超過が行われる場合)において、速度制限(帯域制御)の対象となります。
つまり、BBIQ(ビビック)では基準値を超過したからといって「一発レッドカード」にはならない運用となっています。
改善が見られない場合は「帯域制御」
BBIQ(ビビック)では、帯域制御の基準値を超えた場合は最初に警告メールが送られてきますが、この時点では「警告」であって速度制限はかかりません。
しかし、警告メール受信後もデータ通信量に改善が見られない場合において速度制限が発動されます。
この時点においても「帯域制御の対象となる」旨のメールが送られてきます。
よって、BBIQ(ビビック)の帯域制御の運用は以下のようになる、ということです。
- まずは「警告メール」が送られてくる
⇒この時点では速度制限は行われない - 改善が見られない場合に「速度制限」が行われる
⇒速度制限となった旨のメールが送られてくる
「帯域制御」の対象となっても速度制限されない場合もある
警告メールに従わず(改善が見られず)に「帯域制御」の対象となった場合は速度制限されますが、必ずしも速度制限されるわけではありません。
BBIQ(ビビック)では実際に速度制限を行う条件として「接続している地域の設備に余裕がなくなった場合」と定めています。
つまり「帯域制御の対象(つまり速度制限)」となってしまっても、地域の通信設備にまだ余裕がある場合には速度制限が行われないということです。
通信設備に余裕がなくなってきた場合には「帯域制御の対象」となっている回線から優先的に速度制限していく、という最終的な運用です。
「帯域制御」の判定は月単位
帯域制御の運用は月単位となります。
月単位に「①警告メール」「②改善が見られない場合には帯域制御対象」「③設備に余裕がない場合に速度制限」となり、月末には帯域制御対象が解除されます。
つまり、特別な理由である時点で大量のデータ通信を行ってしまい帯域制御の対象となってしまっても、月末には解除されるので、比較的帯域制御の運用は緩いといえます。
BBIQ(ビビック)の「帯域制御」新ルールまとめ
では、BBIQ(ビビック)が2022年3月より導入する「新帯域制御」をまとめます。
「帯域制御」の基準値は契約コースにより異なる
BBIQ(ビビック)の「新帯域制御ルール」では「上り(アップロード)/下り(ダウンロー)の双方向通信量での判定」となり、その基準値は契約コースごとに以下のように定められています。
旧ルール(~2022年2月) | 新ルール(2022年3月~) | ||
---|---|---|---|
上り方向30GB/日 | 100メガコース | 上り/下り双方向(合計) | 90GB/日 |
ギガコース | 上り/下り双方向(合計) | 220GB/日 | |
6ギガコース | 上り/下り双方向(合計) | 390GB/日 | |
10ギガコース | 上り/下り双方向(合計) | 550GB/日 |
「帯域制御」の運用は「1発レッドカード」はない!
上記の基準値を超過した場合には「帯域制御(速度制限)」の対象となりますが、ある日に超過したからと言って「1発レッドカード」で速度制限されるわけではありません。
実際に速度制限となるステップは以下のようになります。
- STEP1基準値超過で「警告メール」
契約コースごとに定められた基準値を超過した場合に「警告メール」おくられてくる。
※この時点では帯域制御の対象とならない(警告のみ)
- STEP2改善されない場合には「帯域制御対象メール」
警告メール送信後も通信量に改善が見られない場合(さらに基準値を超過した場合)には帯域制御の対象となる。
※この時点で「帯域制御の対象」となる旨のメールが送られてくる
- STEP3接続設備に余裕がない場合に帯域制御実行
地域の接続設備に余裕がなくなった場合において「帯域制御対象者」の回線を優先的に速度制限していく
※つまり「帯域制御対象」となってもかならず速度制限されるわけではない
- STEP4「帯域制御」は月末に解除
帯域制御の運用は月単位で行われる
速度制限・帯域制御の警告など、月末にはリセットされる
BBIQ(ビビック)の帯域制御はかなり緩い
帯域制御基準値の大幅な緩和
帯域制御の基準値は契約コースにより異なりますが、最も利用者が多いと思われる「ギガコース(1Gbps)」では220GB/日が基準値、新しく開始される「10ギガコース」では550GB/日です。
旧ルールでは全コースで「上り(アップロード)30GB/日」であったため、YouTuberなど動画を大量にアップロードする使い方においては帯域制御の対象となる場合も多かったかもしれません。
しかし、新ルールでは上記のように基準値が大幅に緩和されたため、大量のアップロード利用の方でも帯域制御の対象とならないことが期待されます。
帯域制御の運用は明文化されている
BBIQ(ビビック)の帯域制御の運用では「1発レッドカード」はありません。
たった一度だけ基準値を超過したからと言って、即、帯域制御(速度制限)となるわけではありません。
「警告メール」「帯域制御対象通知メール」が送られてくる上で、地元の通信設備に余裕がなくなった場合において「帯域制御対象者回線から速度制限していく」という運用となります。
月末にはリセット
さらに帯域制御の対象となっても月末にはリセットされます。
一度基準値を超過して「警告メール」を受けていたり、改善できずに帯域制御対象になっていても、月末にはリセットされる運用です。
それでも超過するなら「オフィスコース」
このように、BBIQ(ビビック)の「新帯域制御」はかなり緩い速度制限ルールと言えます。
多くの人には影響がないのでは?と思われます。
しかし、それでも日常的なデータ通信量が「新帯域制御」の基準値に収まらない方は「オフィスタイプ」での契約をおすすめします。
「オフィスタイプ」は一般的に個人事業主などの事務所契約を想定した契約タイプですが、もちろん個人での契約も可能です。
そして「オフィスタイプ」であれば一切の帯域制御ルールの対象外となります。
BBIQ(ビビック)で30,000円お得に契約する方法
BBIQ(ビビック)では通常の公式サイトより申し込むと特にお得になる特典等はついてきませんが、販売代理店を経由して申し込むことで高額キャッシュバックなどの特典がついてきます。
ここでは光回線の大手販売代理店「株式会社NEXT」が実施しているBBIQ加入キャンペーンで「最大30,000円キャッシュバック」などの特典を受ける方法をご紹介します。
株式会社NEXT提供:最大30,000円キャッシュバック
まず、「最大30,000円キャッシュバック」特典の内容は以下のようになっています。
契約タイプ | 契約オプション | キャッシュバック金額 |
---|---|---|
ホームタイプ | ネットのみ ※オプション不要 |
30,000円 |
マンションタイプ | ネットのみ ※オプション不要 |
20,000円 |
つまり「ホームタイプ(戸建て向け)なら30,000円」「マンションタイプ(集合住宅向け)なら20,000円」というキャッシュバックです。
加えてネットの契約のみで適用されるキャッシュバックであり、その他のオプション契約などは不要です。
キャッシュバックは開通(利用開始)から2か月後に指定の銀行口座に振り込まれるので、光回線キャンペーンとしてはかなり早くキャッシュバックを受け取れる特典になっています。
特典の条件
また、この「最大30,000円キャッシュバック」特典を受けるための特典条件は以下のようになっています。
特典ご対象者
- お申し込みから6カ月以内に開通された方。
指定オプションサービスにお申し込みいただいた方。
⇒ 指定オプション不要BBIQつづけて割(3年契約)にお申し込みいただいた方(ホームタイプ)
⇒ 指定オプション不要
かつてのキャンペーン条件として指定オプション加入条件がありましたが、「期間限定でオプション不要」となりすでに1年以上が経過しています。
現在では「指定オプション」「BBIQつづけて割への加入」の条件は撤廃されています。
キャッシュバック受け取りの手順
キャッシュバックは「開通月の2か月後に指定口座へ振り込み」というスケジュールとなります。
ただし、開通確認の都合により1か月の遅れが出る場合もあります。
申込からキャッシュバック受け取りまでの流れは以下のようになります。
- STEP1申し込み後の確認電話
光回線サービスでは申し込み後に必ず「契約者本人の意思確認」の電話がかかってきます(法律で決まっています)。
そのため、申し込み後に「株式会社NEXT」から本人確認の電話がかかってきて、申込内容の確認が行われ、最終申し込み完了となります。
この確認電話にて、キャッシュバックの振込先銀行口座を尋ねられるので、あなたの銀行口座を伝えます。
※これでキャッシュバック手続き完了
- STEP2BBIQ開通
光回線工事の繁忙期などもありますが、BBIQでは通常申し込みの翌月には開通工事が完了しBBIQ光回線を利用できるようになります。
- STEP3キャッシュバック振り込み
開通月の2か月後(翌々月)の月末にキャッシュバックが振り込まれます。振込先は申込時の本人確認電話で伝えた銀行口座となります。
なお、基本的に「開通2か月後」ですが、BBIQからの開通連絡が遅れるなどの場合には「開通3か月後」となる場合もあります。
BBIQの申し込み・開通からキャッシュバック振込までのスケジュールは以下のようになります。
申し込み | 2024年11月に申し込みと仮定 |
---|---|
BBIQ開通 | 2024年12月にBBIQ開通と仮定 |
キャッシュバックの振り込み | 2025年2月の月末にキャッシュバック振込 |
BBIQ(ビビック)公式キャンペーンも適用される
代理店キャンペーンの「最大30,000円キャッシュバック」に加え、BBIQ(ビビック)が公式で実施している「BBIQギガスタート割」のキャンペーン特典も適用されます。
BBIQギガスタート割は利用開始翌月から11か月間に渡り月額1,100円の月額料金割引をしてくれるキャンペーン特典です。
また、同じくBBIQ公式で提供される「BBIQ開通月無料」キャンペーンも併せて適用されます。
※BBIQ開通月は月額料金無料(公式キャンペーン)
※BBIQ開通月の翌月から11か月間は月額1,100円割引(公式キャンペーン)
※BBIQ開通月の翌々月末には最大30,000円キャッシュバック(代理店キャンペーン)
株式会社NEXTってどんな会社?
BBIQ加入で高額特典を提供しているのは光回線の大手販売代理店である「株式会社NEXT」という会社です。
BBIQ光だけでなく、フレッツ光やauひかりなど光回線を中心に多くの回線サービスを手掛けており、また「@スマート光」という格安のフレッツ光コラボを自社で運営している会社です。
「光回線の代理店」と聞くと、迷惑電話や強引な訪問セールスなどのイメージがありますが、株式会社NEXTは「正規販売代理店」「一次代理店」であり、かつ毎年どこかの通信事業者から「ベストパートナー認定」されているいわゆる「優良代理店」となります。
会社名 | 株式会社NEXT(ネクスト) | |
---|---|---|
代表 | 川井 剛 | |
所在地 | 〒169-0074 東京都新宿区北新宿1-12-12 MIビル4階 |
|
連絡先 | 03-5337-1245(代表) | |
設立 | 2008年12月 | |
代理店届け出番号 | C1900012(届出年月日:令和元年10月1日) | |
BBIQ 申し込みサイト |
運営責任者 | 藤井 惟之 |
サービスに関する 問い合わせ先 |
0120-044-116 ※9:00~21:00 |
光回線のセールスに関する問題
光回線のセールスでは迷惑電話や強引なセールスなどが問題となっています。
光回線の販売代理店は通信事業者(NTTやKDDIなど)と直接契約を結ぶ「一次請け(一次代理店)」の下に二次・三次がぶら下がった構造になっており、もはや販売元のNTTやKDDIソフトバンクなどからも実態が見えなくなっています。
そして、迷惑電話や強引なセールスはこれら二次・三次以降の代理店(いわゆる再委託店)が行っています。
「株式会社NEXT」はNTT・KDDI・ソフトバンクと直接販売委託契約を結んでいる一次代理店です。
毎年どこかの事業者から感謝状が贈られている
株式会社NEXTは毎年NTT・KDDI・ソフトバンクなどの大手通信事業者から感謝状を受け取っています。
感謝状をもらっているからすごい会社というのではなく、大手通信事業者による直接監視下にある一次代理店であるということです。
自社でのフレッツ光コラボ運用も行っている
そして近年、株式会社NEXTでは販売代理店の枠を飛び越えて、自社でフレッツ光コラボのサービス提供を行っています。
「@スマート光」というと名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
「工事費不要」「月額料金最安値」など独自の強化サービスによりかなり人気のあるフレッツ光コラボであり、また特筆すべきはそのサポート体制もネット上では評判が高い、という点です。
「光回線の販売代理店」というと一部の悪質な二次代理店・三次代理店などの迷惑行為によりあまり良いイメージを持っていない方もいらっしゃるかと思いますが、大手通信事業者の直接監視下にある一次代理店においては安心かつお得に契約できる特典提供など利用すべき契約窓口となります。