フレッツ光回線を使って様々な通信サービスが提供されていますが、「どのプロバイダーを選んでも同じ」ではありません。
プロバイダー選びのポイントは「IPv6ハイブリッド・サービス対応」です。
「IPv6ハイブリッド・サービス」には「v6プラス」や「Transix」があります。
「v6プラス対応」「Transix対応」のプロバイダーを選ぶことで、非対応プロバイダーよりも高速なネット環境となります。しかも、費用はどちらも同じです。
同じ費用なら速い「v6プラス対応」「Transix対応」のプロバイダーを選ぶべきです。
この記事では、現在の「IPv6ハイブリッド・サービス」対応プロバイダーをまとめ、プロバイダー別の特徴やIPv6ハイブリッド・サービスの導入方法をご紹介しています。
ぷららの高速通信サービス「ぷららv6エクスプレス」
フレッツ光の必需品「高速ハイブリッド通信」
スマホの普及と動画・映像・音楽配信サービスの普及によって、現在のフレッツ光は従来の「IPv4(PPPoE)通信方式」では夜間の混雑時間帯での速度低下がみられています。
このフレッツ光の特に夜間の速度低下の問題を解決し、高速・快適な通信のために必要なのが「IPv6(IPoE)通信方式」を使った「高速ハイブリッド通信方式」です。
ぷららの「v6エクスプレス」サービス
ぷららでは、このフレッツ光に必須ともいえる高速ハイブリッド通信サービスを「ぷららv6エクスプレス」というサービスで提供しています。
「IPv6(IPoE)」通信と「IPv4 over IPv6」の技術を組み合わせた、フレッツ光の夜間の混雑を迂回し速度低下を回避できる通信サービスです。
ぷららではこの「ぷららv6エクスプレス」を標準サービスとして無料で提供しています。
「Transix」から「OCNバーチャルコネクト」へ
ぷららではかつては「高速ハイブリッド通信方式」のひとつである「Transix方式」を提供していました。「Transix」はIIJ系列のインターネットマルチフィード社が開発しOEM提供している高速ハイブリッド通信方式です。
しかし、2019年6月からは「ぷららv6エクスプレス」の内容がかわり、NTTコミュニケーションズが開発しOEM提供する「OCNバーチャルコネクト」に変更されました。
高速ハイブリッド通信がすべてセットの「ぷらら」
ぷららではフレッツ光コラボとして「ぷらら光」と「ドコモ光 for plala」という2つのサービスを提供しています。
ぷらら光
「ぷらら光」の特徴は「契約期間の縛りがない」という契約形態と、つねに高額キャッシュバックを提供している点です。
また「ひかりTV(2ねん割)」とのセットで利用するなら、月額料金が毎月1,600円割引される点も特徴です。
ドコモ光 for plala
「ドコモ光 for plala」はぷららがプロバイダーとなって提供する「ドコモ光」サービスで、もちろんスマホとのセット割引「ドコモ光セット割」の対象です。
しかもドコモ光の中ではもっとも良い条件のキャッシュバック特典を提供しています。
「OCNバーチャルコネクト」対応ルーター無料レンタル
「ぷらら光」でも「ドコモ光 for plala」でも、「OCNバーチャルコネクト」は無料、そして「OCNバーチャルコネクト」に対応したWi-Fiルーターも無料レンタルしてくれます。
IPv6ハイブリッド・サービス
IPv6ハイブリッド・サービスとは
「IPv6ハイブリッド・サービス」とは、現在主流の「IPv4通信」を速度的に有利な「IPv6通信」になりすますことで、フレッツ光を高速で利用できるサービスの技術総称です。
具体的に提供されているサービスとして普及しているもにに「v6プラス」や「Transix」があります。
最も普及しているサービスは「v6プラス」ですが、最近急激に「Transix」も普及してきました。
また、ソフトバンクでは独自サービスとして「IPv6高速ハイブリッド IPv6 IPoE + IPv4」という名称でサービス提供しています。
そしてぷららが採用している「OCNバーチャルコネクト」は「v6プラス」とほぼ同様の仕組みで、対応ルーターも増えてきています。
「IPv6ハイブリッド・サービス」は「IPv4 over IPv6」とも言われます。
IPv6ハイブリッドはなぜ速い?
現在主流の通信方式はIPv4通信で、世界中の多くのサイトはIPv4通信で接続します。
インターネットの普及により、プロバイダーがインターネットに接続認証する「PPPoE認証」地点が非常に混雑しており、結果としてIPv4(PPPoE認証)は遅くなっています。
IPv6通信の認証技術「IPoE認証」はこの混雑している「IPv4(PPPoE)認証」を通らないので、混雑を迂回することで速度低下を逃れ、高速通信ができます。
ならば、現在主流の「IPv4通信」も高速通信可能な「IPv6通信」になりすませば、混雑を回避して高速通信ができる、という仕組みが「IPv6ハイブリッド・サービス」です。
「v6プラス」「Transix」とは
IPv4通信をIPv6通信になりすますことで高速通信がきるようにする「IPv6ハイブリッド・サービス」を、実際のサービスとして提供されているものに「v6プラス」や「Transix(DS-Lite)」があります。
また、ソフトバンクでは独自サービスとして「IPv6高速ハイブリッド IPv6 IPoE + IPv4」という名称でサービス提供しています。
どのサービスも基本的な仕組みは同じで「IPv4通信をIPv6通信に成りすます」です。
「DS-Lite」という名前も聞かれますが、「DS-Lite」とは「成りすまし技術の規格名称」であり、それをサービス商品としたのが「Transix」になります。
「IPv6ハイブリッド・サービス」のまとめ
「IPv6ハイブリッド・サービス」は、混雑により遅くなっているIPv4通信を混雑の少ない高速なIPv6通信になりすますことでフレッツ光回線を高速通信できるようにする技術の総称名です。
具体的なサービス名称として「v6プラス」や「Transix」などがあります。
「ぷららv6エクスプレス(OCNバーチャルコネクト)の使い方
「ぷららv6エクスプレス」はOCNバーチャルコネクトを採用
具体的に「ぷららv6エクスプレス(OCNバーチャルコネクト)」を利用するための手順や必要なものについて説明していきます。
「ぷららv6エクスプレス(OCNバーチャルコネクト)」対応状況を確認しよう
まず、プロバイダーが「IPv6ハイブリッド・サービス」に対応しているかどうか、そしてそのサービスが「v6プラス」なのか「Transix」なのかを確認しましょう。
ぷららでは「Transix方式」のIPv6ハイブリッド・サービスを「ぷららv6エクスプレス」というオプション名称で提供しています。
ぷららで「IPv4ハイブリッド・サービス」による高速通信を行うためには、この「ぷららv6エクスプレス」というオプションが必要ですが、無料オプションです。
新しくぷららへ申し込む場合は「申し込み不要・無料(つまり標準サービス」」ですが、サービス提供前からご利用の方は別途申込が必要です(無料)。
- IPv6ハイブリッド・サービスを提供している?
- 標準サービス?オプションサービス?
- 有料?無料?
サービスの利用申請は必要?
IPv6ハイブリッドサービスの利用に必要な手続き
IPv6ハイブリッドサービスを利用するために必要な手続きは以下の2点です。
- NTT東西が提供する「フレッツ光v6オプション」の利用申請
- プロバイダーが提供する「IPv6ハイブリッドサービス」の利用申請
NTTフレッツ光v6オプション利用申請
「ぷららv6エクスプレス(OCNバーチャルコネクト)」を利用するためにまず必要なものが「フレッツ光v6オプション」です。
これはフレッツ光でIPv6通信を利用するために必要なNTT東西フレッツ光の無料オプションです。無料ですが、別途申込が必要です。
ぷららでは、ぷららへ申込時に「NTTへのオプション申請をぷららが代行する」というチェックがあり、チェックすることでNTT東西への申請はぷららがやってくれます。
ぷららに限らず、多くのプロバイダーではプロバイダーがNTT東西へ申請代行してくれます。
IPv6ハイブリッドサービス利用申請
プロバイダー各社が「IPv6ハイブリッドサービス」に対応していても、それが「標準サービス・オプションサービス」や「無料・有料」などの違いがあります。
ぷららでの「IPv6ハイブリッド・サービス(Transix)」は「v6エクスプレス」というオプション名称ですが、「標準サービス・無料サービス」です。
普通に申し込むと、「IPv6ハイブリッド・サービス(Transix)」が利用できる環境になります(もちろん、利用しなくても良いです)。
- NTTへの申請は代行してやってくれる?
- IPv6オプションは標準?別途申込必要?
IPv6ハイブリッド対応ルーターの準備
IPv6ハイブリッド対応ルーターとは
「IPv6ハイブリッドサービス」は混雑しているIPv4通信のPPPoE認証ではなく、混雑の少ない高速なIPv6通信のIPoE認証でインターネットへ接続します。
つまり、自宅からネット接続するためにはこの「IPv6(IPoE)」対応ルーターが必要となります。
「ぷららv6エクスプレス(OCNバーチャルコネクト)」対応ルーターはどうやって準備する?
IPv6ハイブリッドサービスの中で「v6プラス」と「Transix」は通信規格が完全に公開されており、国内通信機器メーカーから市販品が発売されています。
また、2019年6月開始の「OCNバーチャルコネクト」も、急速に対応ルーターが発売されており、「v6プラス」「Transix」などの対応ルーターでも利用可能になってきています。
Amazonなどでも簡単に5,000円程度で購入できます。
光電話をご利用の場合
フレッツ光と一緒に光電話をご利用の場合には「光電話接続機器(光電話ルーター)」がレンタルされます。
この「光電話接続機器(光電話ルーター)」は「IPv6(IPoE)」対応機能を持っているため、光電話をご利用であればこの「光電話接続機器(光電話ルーター)」を使ってIPv6ハイブリッド・サービスを利用することができます。
ぷららでも光電話を申し込むと「光電話ルーター」が提供されます。
光電話をご利用にならない場合
光電話をご利用にならない場合には、「OCNバーチャルコネクト」対応ルーターを自分で準備(購入)する必要があります。
ぷららでは自社の「ぷららv6エクスプレス」で動作確認を行っているルーターを無料でレンタルしてくれます。
ぷららからレンタルされるルーターは市販品と同じもので「I-O DATA WN-AX1167GR2」という機器になります。
IPv6対応でネット接続可能、Wi-Fi機能搭載なので自宅でWi-Fi接続も可能と、これ一台あればIPv6によるネット接続も自宅でのWi-Fi接続も可能になります。
低価格・高性能で人気のルーターなので、ご自分で購入する場合にもこの機器を選ぶと良いでしょう。
なお、ぷららでのレンタルは現在キャンペーンにより「レンタル無料・ずっと無料」となっています。
- IPv6対応ルーターはレンタルしてくれる?
- レンタル料は有料?無料?
「ぷららv6エクスプレス(OCNバーチャルコネクト)」の接続設定は簡単
NTT東西への「フレッツ光v6オプション」を申請し(ぷららが代行)、「ぷららv6エクスプレス(OCNバーチャルコネクト)」の申込が完了(ぷららでは標準サービス)すると、プロバイダー側の環境は整いました。
自宅でもIPv6(IPoE)対応ルーターを準備すると(ぷららではレンタル可能)、いよいよ「ぷららv6エクスプレス(OCNバーチャルコネクト)」で接続できる環境になります。
では、実際の接続設定はどうするの?というお話しです。
「ぷららv6エクスプレス(OCNバーチャルコネクト)」の接続設定は通常の「IPv4」による接続設定よりも簡単です。
プロバイダー側の環境がすでにIPv6環境になっているため、ルーターが自動認識してくれるからです。これも新技術「IPv6通信」のメリットです。
ぷららでレンタルしてくれる「I-O DATA WN-AX1167GR2」でも、プロバイダー側がIPv6環境になっていると自動認識してくれます。
「IPv6ハイブリッド・サービス」の接続設定はとても簡単です。
キャンペーンの利用
多くのプロバイダーでは自社の公式サイト以外にもキャンペーン専用サイトを作っています。いわゆる「キャンペーンサイト」です。
キャンペーンサイトを利用することで、公式サイトからの申込以上におトクな条件で申し込むことができます。
- 料金は?最初だけ安くない?
- おトクな特典は何がある?
ドコモ光 for plala
ドコモのスマホが安くなる光回線がドコモ光です。ぷららでも「ドコモ光 for plala」として、ドコモ光契約ができます。
しかもドコモ光の最安料金タイプ「タイプA」対応であり、かつ「OCNバーチャルコネクト方式」のIPv6ハイブリッド・サービスにも対応しています。
さらに、「オプション不要で15,000円キャッシュバック」という特典の条件は、ドコモ光のキャンペーンの中でもっとも条件が良いと言えます。
ぷらら光(フレッツ光コラボ)
ぷららがフレッツ光を使って提供しているフレッツ光コラボが「ぷらら光」です。
最初だけ安く見せる料金プランが多い中で、ぷららはずっと変わらない月額料金というシンプルかつ低価格が魅力のプロバイダーです。
また「2年契約」「3年契約」などの縛りが多くなってきた中で、ぷらら光は「契約期間の定めなし」つまりいつ解約しても違約金等は発生しません。
※工事費分割払いの場合の残債や、ひかりTV(2年割)などをご利用の場合は残債・違約金が発生します。
もちろん、「IPv6ハイブリッド・サービスTransix」に無料で対応した高速プロバイダーです。
ドコモ光の「IPv6ハイブリッド・サービス」
「IPv6ハイブリッド・サービス」のすべてが揃うドコモ光
いままでのチェックポイントを含めて、ドコモのスマホが安くなる「ドコモ光」の中で手軽にそしておトクに「IPv6ハイブリッド・サービス」を利用できるプロバイダーをまとめてみました。
- 料金プランがドコモ光最安「タイプA」である
- 高速通信「IPv6ハイブリッド・サービス」対応
- 手続きが簡単・代行してくれる
- 対応ルーターをおトクにレンタルしてくれる
以上のチェックポイントに合った「ドコモ光」をご紹介します。
プロバイダー | IPv6 | 申込 | NTT申請代行 | 対応ルーター | キャンペーン |
---|---|---|---|---|---|
ぷらら | Transix | 標準サービス | 代行 | 無料レンタル | オプション不要で15,000円キャッシュバック |
So-net | v6プラス | 標準サービス | 代行 | 無料レンタル | オプション不要で15,000円キャッシュバック |
DTI | v6プラス | 標準サービス | 代行 | 無料レンタル | オプション不要で15,000円キャッシュバック |
GMOとくとくBB | v6プラス | 標準サービス | 代行 | 無料レンタル | 指定オプションで最大20,000円キャッシュバック |
おトクなドコモ光キャンペーン
ドコモ光厳選2選のご紹介
- 無条件でキャッシュバック20,000円で一番安いOCN for ドコモ光
- GMOとくとくBB×ドコモ光ならキャッシュバック5,000円だけどちょっと良いルーターが無償レンタル
さらにNTTドコモ公式キャンペーン
上記のプロバイダーキャンペーンとは別に、現在NTTドコモ公式キャンペーンとして以下の特典が貰えます。
- 新規工事費無料!
- 新規で10,000pt、転用で5,000ptのdポイントプレゼント
この「NTTドコモ公式キャンペーン」の特典はどのプロバイダーから申し込みをしても適用される特典です。
NTTドコモ公式キャンペーンの内容は定期的に変更されますが、現在のキャンペーンは「新規工事費無料」の特典が適用されることから非常にお得にドコモ光を始められる特典となっています。
フレッツ光コラボのおすすめハイブリッドプロバイダー
フレッツ光コラボではさまざまなプロバイダーがv6プラスやTransixのハイブリッド・サービスを提供しています。
それぞれ独自のサービスを付加していますが、お使いのスマホとのセット割引サービスの利用を目安として選ぶと良いでしょう。
So-net光プラス(v6プラス対応)
So-net光プラスの特徴
So-net光プラスの特徴は高速化技術「v6プラス」に対応しながら、auスマホの割引サービス「auスマートバリュー」の適用を受けられる点になります。そして、「auスマートバリュー」対応の回線サービスの中では群を抜いて安い、という点。3年間ずっと「戸建て向け月額3,980円」「集合住宅向け月額2,980円」という安さにです。
ドコモ・au・ソフトバンクのスマホをご利用の方が自宅ネット回線とのセット割引を受ける場合、自宅ネット回線の毎月の料金は以下のようになります。
割引サービス | ネット回線 | 月額料金 | 契約形態 | |
---|---|---|---|---|
戸建て向け | 集合住宅向け | |||
auスマートバリュー | So-net光プラス | 3,980円 | 2,980円 | 3年契約自動更新 |
auひかり | 5,600円 | – | 3年契約自動更新 | |
ドコモ光セット割 | ドコモ光 | 5,200円 | 4,000円 | 2年契約自動更新 |
おうち割光セット | ソフトバンク光 | 5,200円 | 4,000円 | 2年契約自動更新 |
このように、So-net光プラスはスマホとのセット割引が受けられる回線サービスの中でも、最安級の価格となっています。
So-net光プラスのv6プラス対応状況
So-net光プラスはv6プラスに標準対応で、v6プラス利用のための料金等は無料です。NTTなどへの手続きもSo-netが代行してやってくれます。
さらに、v6プラスを利用するために必要な「v6プラス対応ルーター」も12か月間無料でレンタルしてくれます(13か月目以降は月額400円)。
これらの点から、「auスマホをお使いの方」「まずはv6プラスを使ってみたい方」にとっては、お得度が高くまた利用しやすい回線サービスと言えます。
So-net光プラス
BIGLOBE光(v6プラス対応)
BIGLOBE光の特徴
BIGLOBE光では「v6オプション」を提供しています。
独自の特徴としては、BIGLOBEの格安SIMサービス「BIGLOBEモバイル」やポケットWi-Fi「BIGLOBE WiMAX」との同時利用で、毎月200円の割引を受けることができます。
また、au(KDDI)が提供しているauスマホとのセット割サービス「auスマートバリュー」や「auセット割」の適用ができる点も大きな特徴です。
BIGLOBEのv6プラス対応状況
BIGLOBE光では「v6オプション」を提供しています。
正確に言えば「v6プラス完全互換のIPv6オプション」という独自サービスになりますが、対応ルーターなどは「v6プラス」対応のものがそのまま利用できます。
BIGLOBE光では、「v6プラス対応ルーター」を月額500円でレンタル提供しており、設定に自信のない方はレンタルを利用することで設定サポートを受けることができます。
ビッグローブ光(NEXT)
- IPv6オプション(v6プラス互換)に対応
- 「auセット割」「auスマートバリュー」のどちらも選べる
- 格安SIM「BIGLOBEモバイル」とのセットで毎月300円割引
- 新規33,000円・転用10,000円キャッシュバック
@nifty光(v6プラス対応)
@niftyの特徴
@niftyの光回線サービスは「v6プラス」サービスをオプション(無料)で提供しています。
@nifty光は@niftyの格安SIMサービス「NifMo」やポケットWi-Fi「@nifty WiMAX」のサービスと同時利用することで、月額250円の割引を受けられます。
また、au(KDDI)が提供しているauスマホとのセット割サービス「auスマートバリュー」の適用ができる点も特徴です。
@niftyのv6プラス対応状況
@niftyでは「v6プラス」をオプション(無料)で提供しています。
@niftyでは、v6プラス対応ルーターの提供は行っておらず、ご自身で対応ルーターを用意する必要があります。
@nifty光(NEXT)
- 「v6プラス(IPv6/IPoE)」オプションに対応
- 光コラボレーションでは格安のネット回線
- auスマホのセット割「auスマートバリュー」対応
- 格安SIM「NifMo」とのセットで毎月200円割引
- 新規20,000円・転用10,000円キャッシュバック
プロバイダー独立型のおすすめハイブリッドプロバイダー
GMOとくとくBB「v6プラス」
GMOとくとくBB「v6プラス」の特徴
もうひとつ、プロバイダー単独サービスの「v6プラス」というサービスを提供しています。
これはプロバイダーサービスのみの提供なので、別途NTT東西とのフレッツ光回線の契約が必要です。
GMOとくとくBB「v6プラス」のv6プラス対応状況
GMOとくとくBB v6プラス
- プロバイダー独立型サービス(回線契約はNTT)
- IPv6オプション標準装備(v6プラス対応)
- 月額991円(およびフレッツ光ネクスト回線別途)
- IPv6/IPoEルーター(WXR-1750DHP)レンタル込
Transix対応:INTERLINK ZOOTNATIVE
INTERLINKの特徴
INTERLINKは古くからインターネット回線を提供している老舗プロバイダーです。
そして近年ではIPv6による高速化技術にも力を入れており、「ZOOTNATIVE(ずーっとネイティブ)」というプロバイダー単独サービスを提供しています。
このサービスの特徴は、まず「プロバイダー単独サービス」であることです。
別途NTTフレッツ光回線が必要となってきますが、現在フレッツ光回線またはフレッツ光コラボレーションをご利用の場合には、追加プロバイダーとして契約することで、手軽に「Transix」を試してみることができます。
そして、最大の特徴は「2ヶ月間無料」「契約期間の定めなし」という2点です。
利用開始の月およびその翌月の「最大2ヶ月間が無料」となるうえ、契約期間の定めがないのでいつ解約しても違約金等が発生しません。
INTERLINK ZOOTNATIVEのTransix対応状況
ZOOTNATIVEで「Transix」の利用申請を行うと、NTTへの「IPv6利用申請」も代行してやってくれます。
一方、Transix対応ルーターの提供は行っておらず、ご自身で対応ルーターを用意する必要があります。
また、ZOOTNATIVEのサービスはプロバイダー単独サービスですが、自宅で「光電話」をご利用の場合には光電話対応機器がTransix対応機器となるので別途ルーターを用意する必要はありません。
INTERLINK ZOOT NATIVE
- プロバイダー独立型サービス(回線契約はNTT)
- IPv6オプション標準装備(transix対応)
- 月額2,000円(およびフレッツ光ネクスト回線別途)
- 最大2ヶ月無料試用可能
- 最低利用期間・解約違約金なし
- 別途DS-Lite対応ルーター必要
ソフトバンク光はハイブリッドプロバイダー
IPv6(IPoE)+IPv4対応:Softbank光
Softbank光の特徴
Softbank光はソフトバンクスマホとのセット割「おうち割光セット」の対象光回線です。
ソフトバンクスマホをご利用の方は、自宅回線をSoftbank光にすることで、最大2,000円の割引を毎月受けることができます。
また、ソフトバンク系列の技術サービスである「IPv6(IPoE)+IPv4ハイブリッド・サービス」に対応しており、レンタル提供される「光BBユニット」を使うことでこの高速化サービスを利用することができます。
Softbank光の高速化サービス対応状況
Softbank光はソフトバンク系列の「BBIX社」が提供するIPv6ハイブリッド・サービス「IPv6(IPoE)+IPv4ハイブリッド・サービス」を提供しています。
Softbankへサービス利用を申請すると、NTTへの「IPv6オプション利用申請」も代行してやってくれます。
また、Softbank光が採用している高速化サービス「IPv6(IPoE)+IPv4ハイブリッド・サービス」に対応したルーターは現在市販されていませんが、「光BBユニット」として月額500円でレンタル提供されます。
この「光BBユニット」は別途レンタル提供のほか、光電話をご利用の場合には必須の機器となります。
つまり、Softbank光で「IPv6(IPoE)+IPv4ハイブリッド・サービス」を利用する場合には、光BBユニットのレンタルが必須となります。
SoftBank光
- おうち割光セットでソフトバンクスマホがお得
- 標準ルーター「光BBユニット」でIPv6接続
- 「IPv6 IPoE + IPv4」サービス対応
- IPv6オプション標準装備
- IPv6/IPoEルーター(光BBユニット)オプション提供
IPv6ハイブリッド・サービス対応ルーター
「IPv6ハイブリッド・サービス」対応ルーター
「IPv6ハイブリッド・サービス」はIPv6による「IPoE認証」の機能を使ってインターネットに接続するため、一般的なブロードバンドルーターの「IPv4/PPPoE認証」では接続することができません。
そのため、「IPv6ハイブリッド・サービス(Transix)」を利用するためには、「IPv6(IPoE)対応ルーター」が必要です。
この対応ルーターはどうやって準備すれば良いでしょうか?
光電話をご利用の場合
フレッツ光回線で光電話をご利用になる場合は「光電話接続機器(光電話ルーター)」がレンタルされます。
ぷららで光電話をご利用になる場合にも「光電話ルーター」という光電話接続機器がレンタルされます。料金は光電話の基本料金に含まれます。
この「光電話接続機器(光電話ルーター)」は「IPv6(IPoE)対応」の機能をもっているので、この「光電話接続機器」がレンタルされていれば別途「IPv6(IPoE)対応ルーター」は必要ありません。
IPv6ハイブリッド・サービス対応ルーター
光電話をご利用にならない場合には、別途「IPv6ハイブリッド・サービス」対応ルーターが必要です。
ご自分で購入することになりますが、プロバイダーからレンタル提供される場合もあります。
ぷららでは対応ルーターをレンタル提供してくれます。
提供されるレンタルルーターは以下の市販品「I-O DATA WN-AX1167GR2」になります。
光電話をご利用でもレンタルおすすめ
光電話をご利用の場合は「別途対応ルーター不要」ですが、光電話接続機器にはWi-Fi機能がありません。
ぷららで無料レンタルしてくれる対応ルーター「I-O DATA WN-AX1167GR2」には、Wi-Fi機能があります。
よって、もし光電話をご利用になる場合でも、無料で対応ルーターをレンタルした方がWi-Fiが使えるようになるメリットがあります。
- 対応ルーターはレンタルしてくれる?
- 無料レンタル?有料レンタル?いつまで無料?
対応ルーターの手配
「v6プラス」や「Transix」を利用するためには、「対応ルーター」が必要です。
今まではあまり多くの対応機種がなかったのですが、2017年の後半くらいから「v6プラス」の人気が高まってきており、ルーターを製造・販売している各社も「v6プラス/Transix」対応ルーターを販売しだしてきました。
この章では、「v6プラス/Transix」対応ルーターはどうすればよいの?」という疑問に答えていきます。
光電話をご利用の場合
フレッツ光には「光電話」というオプションがあります。
固定電話の地域番号「東京03/大阪06」などの番号をそのまま移行(ナンバーポータビリティ)できて、全国10円/3分の格安通話料金で利用できる電話サービスです。
この「光電話」をフレッツ光と同時にご利用の場合には、「v6プラス/Transix」対応ルーターを別途用意する必要はありません。
「光電話」をご利用の場合には、別途「光電話接続機器」というルーターが提供されます。これは「光電話」を利用する場合に必ず必要となる機器です。
この「光電話接続機器」が「v6プラス/Transix」対応ルーターとなっていることから、別途用意する必要はありません。
光電話をご利用にならない場合
光電話をご利用にならない場合には、ご自身で「v6プラス/Transix」対応ルーターを用意する必要があります。
この場合でも、プロバイダーによっては動作確認済のルーターをレンタルで提供しているプロバイダーもあります。
つまり、「光電話」をご利用にならない場合には、対応ルーターをレンタルるすか購入するか、となります。
対応ルーターのレンタル
「v6プラス/Transix」の対応ルーターをレンタルしているプロバイダーでは、レンタル利用することができます。
毎月のレンタル料金が発生しますが、メリットは「v6プラス/Transix」を利用するための設定などのサポートサービスが受けられる、という点になります。
また、ソフトバンク系列の「Softbank光」や「Yahoo!BB光」などが採用している「IPv6(IPoE)+IPv4ハイブリッド・サービス」については、現在のところ対応している市販ルーターはないため、Softbankの「光BBユニット」をレンタル利用することになります。
ただし、この場合においてもSoftbank光やYahoo!BBで「光電話」を利用する場合には、この「光BBユニット」は必須の機器として提供されます。
対応ルーターの購入
現在では多くの「v6プラス/Transix」対応ルーターが市販されています。
本サイトでは、各社が販売し購入可能な「v6プラス/Transix」対応ルーターをご紹介しています。
おすすめは比較的高性能・高機能で安価な、以下の機器となります。
I-O DATA WN-AX1167GR2
現在市販されている「v6プラス」「Transix」対応ルーターはあまり豊富ではありませんが、以下のルーターが対応機器になります。
おそらく「v6プラス/transix」対応ルーターとしては最安であり、Wi-Fi機能も最新機能が利用できるコストパフォーマンスの高いルーターです。
「I-O DATA WN-AX1167GR2」は多くのハイブリッドプロバイダーがレンタル提供していたり推奨機器としていたりするので、安いこともあってもっとも安心できる「v6プラス/Transix対応ルーター」と言えます。
NEC Aterm WG1200HS3
NEC製の「Aterm WG1200HS3」は、前述の「I-O DATA WN-AX1167GR2」と同価格帯・同等性能のルーターです。
後発のルーターになりますが、最近ではこの機器をレンタルしてくれるプロバイダーも増えてきました。
価格帯・性能としては、I-O DATA WN-AX1167GR2と同等になります。
NEC Aterm WG1900HP2
NEC製の「Aterm WG1900HP2」は前述の「Aterm WG1200HS3」の上位機種にあたります。
価格は実売で1万円程度と、「Aterm WG1200HS3」や「I-O DATA WN-AX1167GR2」の倍近くの値段となりますが、Wi-Fiの電波がこれら低価格ルーターよりも強化されています。
自宅が広い・部屋数が多いとか3階建以上など、Wi-Fi電波が届くかどうか心配な場合には、この上位機種を選ぶと良いでしょう。
価格が高いことからあまり取り扱っているプロバイダーはありませんが、GMOとくとくBBでは「Aterm WG1900HP2」を無料レンタルしてくれます。