高速通信サービスであるv6プラスより後発でありながら、NTT系列のプロバイダーを中心にシェアを拡大しているのがOCNバーチャルコネクトです。
すでに市販ルーターもほぼOCNバーチャルコネクトへの対応が完了し、ちょっと古いルーターでもファームウェアアップデートで対応していることから、今後もシェアの拡大が見込まれます。
この記事ではOCNバーチャルコネクトの開発元であるNTTコミュニケーションズが提供するフレッツ光コラボ「OCN光」「OCN for ドコモ光」を例として、OCNバーチャルコネクトの特徴を詳しく見ていきます。
OCN光の特徴、メリットとデメリット
本記事では高速通信サービス「OCNバーチャルコネクト」を中心としてOCN光およびOCN for ドコモ光の特徴を解説していきます。
その前に、「結論」「大きな特徴」としてOCN光のメリットとデメリットを列挙しておきます。
「メリット」「デメリット」に目を通していただいてから本文を読んでもらえると、より分かりやすいと思います。
メリット① そこそこ安くて必要なものはすべて揃う
フレッツ光コラボの制度が導入されて以来さまざまな企業がフレッツ光回線の提供を開始してきました。
最近の主流は「月額料金が安い」という特徴があります。
OCN光はこれら新参サービスの月額料金よりちょっと高いですが、さすが最大シェアのプロバイダーとも言えるほど必要なものがすべて揃っています。
OCN光を一言で表すなら「そこそこ安くて必要なものはすべて揃ったプロバイダー」と言えます。
メリット② OCNバーチャルコネクトが標準・無料提供
v6プラスやTransixなどの高速通信サービスはもはやフレッツ光では必須となりました。
これら高速通信サービスなしでは通信の混雑時間帯(夜間)ではもはや動画もまともに見ることができません。
OCN光では高速通信サービス「OCNバーチャルコネクト」を標準・無料で提供しています。
特別な手続きなど必要なく、OCN光を契約すればすぐにOCNバーチャルコネクトが利用できる環境になっています。
また、v6プラスなど高速通信サービスを別途有料オプションとしているプロバイダーもありますが、OCN光ではOCNバーチャルコネクトが無料で提供されます。
メリット③ IPv4(PPPoE)との併用ができる
v6プラスなどの高速通信サービスが利用できるプロバイダーでは、IPv6(IPoE)で接続した時点で従来のIPv4(PPPoE)通信は無効となるものが主流です。
この場合、通常はv6プラスやTransixなどをIPv6(IPoE)で使いながら、もしIPv4(PPPoE)通信に切り替えたいと思ってもIPOv4(PPPoE)通信を利用することはできません。
OCN光では標準でIPv4/IPv6デュアルスタック(どちらも使える)が標準、さらにOCNバーチャルコネクトが標準・無料提供です。
これは、通常は高速通信「OCNバーチャルコネクト」を利用しながらも、もしもの場合にはIPv4(PPPoE)通信も利用できるという環境であるということです。
さらに、自宅内のネットワーク設計を工夫することでIPv6(IPoE)通信(OCNバーチャルコネクト)とIPv4(PPPoE)通信を同時利用することもできます。
メリット④ リモート操作サポートもある
月額550円の有料オプション「v6アルファ」を契約すると、ルーターの初期設定やもし通信が繋がらなくなった場合などのルーター設定見直しなどをOCNのサポートが遠隔(リモート)操作で見てくれます。
「v6アルファ」加入でレンタルされるカスタムルーターはOCNバーチャルコネクト対応という機能以外に、OCNのサポートがリモート操作できる機能が含まれています。
もし通信がうまくできない場合にはOCNのサポートに連絡することで、専門のサポートがルーターの状況・設定を確認し必要であれば設定をしてくれます。
メリット⑤ 口座振替払いができる、手数料なし
光回線などの通信サービスでは支払い方法としてクレジットカードが一般的で、クレジットカード払い以外は選べないプロバイダーが多数です。
また、一部のプロバイダーでは口座振替払いに対応していても毎月の振替の度に手数料(110円~220円)が加算請求されてしまいます。
OCN光はNTTグループ内にNTTファイナンスという決済会社を持っており、この仕組みを使って「口座振替払い可能」「しかも振替手数料無料」という支払い方法を選ぶことができます。
メリット⑥ キャンペーンに積極的
最初に「OCN光はそこそこ安くて~」と書きましたが、OCNが毎年実施しているキャンペーンを利用することで実は2年利用においては最安のフレッツ光になります。
OCN光は毎年半年間ほどの間は大きなキャンペーンが実施されています。現在で言えば「ワンコインキャンペーン」です。
OCN光の基本的な月額料金は「最安ではないけどそれほど高くもない」という料金体系ですが、この毎年定期的に実施されるキャンペーンを利用すれば月額料金割引・工事費無料・キャッシュバックなどの特典によって実質ではフレッツ光最安級の光回線になります。
また、OCN光がキャンペーンを実施していない期間であってもOCN光公式代理店が同等のキャンペーンを実施しています。
つまり、OCN光ではこれらの公式サイトや公式代理店のキャンペーンを利用することで、実質最安級のフレッツ光になります。
メリット⑦ 格安SIM「OCNモバイルONE」とのセット割引がある
OCNが提供する格安SIMサービス「OCNモバイルONE」とOCN光のセット割引「OCN光モバイル割」が適用され、OCNモバイルONEの1回線について月額220円もの割引が受けられます。
しかも割引対象となる回線数は最大5回線までなので、最大で1,100円/月の割引額になります。
OCNモバイルONEはNTTドコモの電波を使った格安SIMですが、特徴として「音声通話が非常に安い」という点があります。
通常の音声通話料金が11円/30秒と通常の半額であるうえ、国内通話完全かけ放題オプション「完全かけ放題」が月額1,540円で提供されます。
仕事などで音声通話の利用が多い人には一番お得な格安SIMがOCNモバイルONEです。
メリット⑧ 2年契約でも比較的解約しやすい
OCN光では「2年自動更新型割引」に加入することで契約形態が「2年契約自動更新」となります。
この場合、2年ごとに訪れる契約更新月以外での解約においては11,000円の契約解除料金(違約金)が発生します。
ここまでは多くのプロバイダーでも同じなのですが、OCN光はこの契約更新月が24か月目~26か月目の3か月間と他社よりも長期間設けられています。
また、他社で一般的な2年縛りは開通月の翌月から24か月間縛りですが、OCN光の場合には開通月の翌月から23か月間縛りです。
OCN光は他社プロバイダーよりも比較的契約縛りの規定が緩く、解約しやすい契約形態となっています。
デメリット① 「2年契約・自動更新」が実質標準
OCN光の基本的な契約形態は「契約期間の縛りなし」なのでいつ解約しても違約金等は発生しません。
一方で「2年自動更新型割引」という契約オプションを申し込むと契約形態が「2年契約・自動更新(契約更新月3か月間)」という契約縛りになる代わりに月額1,210円(永年割引)という大きな割引を受けることができます。
つまり契約者が「契約縛りなし」と「2年契約・自動更新」の契約を選べることになります。
しかし、実態としては「2年契約・自動更新」の場合の契約解除料金が11,000円であることに対し、月額料金割引額が1,210円/月なので「10か月以上使えば2年契約の方が安くなる」という計算になります。
そして、この月額料金割引を適用した状態で「OCN光はそこそこ安くてすべてが揃っている」という特徴を持つことになります。
あとからでも「2年契約」へ変更できる
OCN光を初めて使う場合に通信速度やサポート体制など不安のある方は、最初から2年契約自動更新は心配があるかもしれません。
OCN光の「2年契約・自動更新」は「2年自動更新型割引」という割引サービスを申し込むことで適用される契約形態であり、そしてこの「2年自動更新型割引」はOCN光の契約後でも加入することができます。
つまり、「まずは使ってみて判断したい」という人は最初は「2年自動更新型割引」を申し込まずに(つまり契約期間の縛りなし)契約し、数か月使ってみて納得した後で「2年自動更新型割引」に申し込むことで、その時点から2年間の継続契約と月額料金の割引が適用開始されるという仕組みになっています。
ただしキャンペーン適用条件に注意
OCN光が「後から(使ってみて納得してから)2年契約に変更できる」というのはある意味で大きなメリットです。
一方で、OCN光の公式サイトおよび公式代理店が実施しているキャンペーンでは「契約時に2年自動更新型割引に加入」が条件となっている場合もあります。
つまり、あとからでも2年契約に変更して月額料金割引を受けることは可能ですが、キャンペーン適用条件によっては最初から(契約時から)2年契約にしておかないとキャンペーン特典が提供されない場合もあるので、注意してください。
OCN光のIPv4(PPPoE)/IPv6(IPoE)通信サービス
OCN光はフレッツ光回線を使った光コラボサービスを提供、さらにフレッツ光の通信混雑を迂回する高速通信「IPv4 over IPv6」としてOCNバーチャルコネクトを提供しています。
こう書くと今時のフレッツ光の通信サービスはどれも同じになってしまいますが、OCN光の特徴を説明していきます。
OCN光はデュアルスタック通信方式
OCN光は契約した段階で従来(古い)方式である「IPv4(PPPoE)通信」と新しい(新規格)規格である「IPv6(IPoE)通信」が利用可能となります。
つまり「IPv4(PPPoE)/IPv6(IPoE)デュアルスタック」通信方式ということです。
デュアルスタック通信方式とは?
デュアルスタック通信方式とはIPv4通信方式とIPv6通信方式の両方が使える通信方式のことです。
通信するサイト・サービスがIPv4サイトであればOCN光は自動的にIPv4(PPPoE)通信で繋がります。
通信するサイト・サービスがIPv6対応サイト・サービスであればOCN光は自動的にIPv6(IPoE)通信で繋がります。
さらにIPv6(IPoE)+IPv4 over IPv6にも対応
さらにOCN光のデュアルスタック通信方式では、次章で説明する「IPv6(IPoE)+IPv4 over IPv6」通信方式である「OCNバーチャルコネクト」も標準で提供されています。
OCN光はOCNバーチャルコネクト標準装備
OCN光はフレッツ光の通信混雑を迂回する高速通信方式「IPv4 over IPv6」としてOCNバーチャルコネクトを提供しています。
OCNバーチャルコネクトはオプション提供ではなく、標準提供(無料提供)となります。
特にななかの申込等をしなくても、契約完了した時点でOCNバーチャルコネクトが使える環境になっている、ということです。
IPv4 over IPv6通信方式とは?
現在のフレッツ光はスマホ普及と動画・映像コンテンツの拡大により通信量が増大、とくに夜間の通信量が大きくなっています。
このため、従来の通信方式「IPv4(PPPoE)通信」ではプロバイダーとインターネットの接続点(POI)において通信混雑が発生し、通信が待たされて(通信が遅くなって)います。
一方、新しい通信方式「IPv6(IPoE)通信」ではこの混雑地点(POI)を迂回することができるため、通信の混雑に巻き込まれることなく快適な通信を維持することができます(遅くならない)。
「IPv4 over IPv6通信方式」とは、混雑に巻き込まれるIPv4(PPPoE)通信であってもIPv6(IPoE)通信に成りすますことでこの混雑地点を迂回して、IPv4サイト・サービスの利用時でも快適な通信ができる通信の仕組みです。
OCNバーチャルコネクトとは?
IPv4通信でもIPv6通信に成りすますことでフレッツ光の混雑地点(POI)を迂回して快適な通信ができる通信方式が「IPv4 over IPv6」です。
文字通り「IPv4通信でもIPv6通信に成りすます」という仕組みです。
この仕組みを実現するために多くの通信規格があり、現在日本国内で採用されているのが「MAP-E規格」と「DS-Lite規格」です。
どちらも規格は違っても考え方は同じで「IPv4通信でもIPv6通信に成りすます」ことでIPv4(PPPoE)通信の通信混雑を迂回する仕組みです。
「MAP-E規格」で主流な通信サービスが「v6プラス」であり、「DS-Lite規格」で主流な通信サービスが「Transix」です。
OCNバーチャルコネクトはこの「MAP-E規格」に準拠してNTTコミュニケーションズ(OCN光提供元)が開発しISPへ提供している通信サービスです。
「MAP-E規格」としてはv6プラスより後発ではあるものの、国内最大手NTTコミュニケーションズの提供サービスということもあり、NTT系列のプロバイダーを中心に急激にシェアを拡大しています。
OCNバーチャルコネクトを使うとどうなる?
現在のフレッツ光では従来通信方式「IPv4(PPPoE)通信」だと通信混雑の時間帯(夜間)には動画もまともに見れないほど速度低下してしまいます。
これは先述したように「IPv4(PPPoE)通信方式」ではプロバイダーとインターネットの接続点(POI)が混雑しているからです。
OCNバーチャルコネクトを使って通信すると、この通信の混雑地点(POI)を迂回(通らない)することができるので、通信混雑の時間帯(夜間)であっても混雑による速度低下がなくフレッツ光本来の快適な通信ができます。
OCNバーチャルコネクトはどうやれば使える?
OCNバーチャルコネクトを使った通信サービスを利用するためには仕組み上以下の3点が必要です。
- NTT東西との「フレッツV6オプション」契約(申し込み必要だけど無料)
- OCNバーチャルコネクト対応プロバイダー
- OCNバーチャルコネクト対応ルーター
フレッツv6オプション
フレッツ光のIPv6通信を利用するためにはまずはNTT東西への「フレッツv6オプション」申し込みが必要です。
このオプションを申し込むことでフレッツ光の回線終端装置(ONU)がNTT東西によりIPv6認証され、IPv6通信サービスを利用できるようになります。
「フレッツv6オプション」は申し込みは必要ですが、初期費用や月額料金は無料の完全無料サービスです。
本来このオプションは契約者(あなた)がNTT東西へ申し込むことになりますが、OCN光では契約時にフレッツv6オプションを代理申込してくれるので契約者(あなた)が特に何かする必要はありません。
OCNバーチャルコネクト対応プロバイダー
OCNバーチャルコネクト対応プロバイダーが必要です。
OCNバーチャルコネクトはOCN光を提供するNTTコミュニケーションズが開発・運営しており、OCN光はOCNバーチャルコネクトの本家とも言えます。
このため、OCN光ではOCNバーチャルコネクトを標準・無料で提供しています。
OCNバーチャルコネクト対応ルーター
そして最後に「OCNバーチャルコネクト対応ルーター」が必要です。
現在市販されているルーターのほとんどはOCNバーチャルコネクトに対応しており、すでにルーターをお持ちの方はそのルーターがOCNバーチャルコネクトに対応している可能性があります。
また、新しく購入するとしても手ごろなもので4,000円程度から購入することができます。
OCNバーチャルコネクト対応ルーターで即高速通信
OCN光の通信環境の特徴は以下の2点です。
- IPv4(PPPoE)/IPv6(IPoE)のデュアルスタック方式
- さらにOCNバーチャルコネクト標準提供
IPv4(PPPOE)対応ルーターならどうなる?
OCN光を契約し、IPv4(PPPoE)対応ルーターを接続すればすぐにIPv4(PPPoE)通信が可能です。
OCN光契約時にOCNより発行されたPPPoE接続のユーザーIDとパスワードを設定すれば、すぐにIPv4(PPPoE)通信ができます。
IPv6(IPoE)対応ルーターならどうなる?
最近のルーターはほぼすべてがIPv4(PPPoE)方式に加えてIPv6(IPoE)通信方式にも対応しています。
これら「IPv4(PPPoE)+IPv6(IPoE)対応ルーター」を接続すれば、デュアルスタック方式での通信が可能です。
IPv4(PPPoE)接続のためにルーターにPPPoEユーザーのユーザーIDとパスワード設定が必要です。
IPv6(IPoE)接続はルーターが対応していれば何も設定しなくてもIPv6(IPoE)接続が可能です。
この場合、IPv4対応サイト・サービスへはIPv4(PPPoE)通信方式で通信し、IPv6対応サイト・サービスへはIPv6(IPoE)通信方式で通信します。
さらにOCNバーチャルコネクト対応ルーターならどうなる?
そして「OCNバーチャルコネクト」対応ルーターを接続すれば、それだけでOCNバーチャルコネクトによる通信が可能です。
OCNバーチャルコネクト対応ルーターを接続すれば、IPv4サイトへの通信もIPv6サイトへの通信もすべてIPv6(IPoE)認証による通信となり、フレッツ光の混雑地点(POI)を迂回して速度低下のな快適な通信ができるようになります。
ひかり電話ご利用ならHGW(ホームゲートウェイ)でも利用可能
OCN光でひかり電話をご利用になる場合にはNTT東西からHGW(ホームゲートウェイ)がレンタルされます。
このHGWにはOCNバーチャルコネクト接続機能があるため、ひかり電話ご利用の方なら別途OCNバーチャルコネクト対応ルーターを用意(購入)しなくてもHGWを使って通信することができます。
もちろん、HGWではなく手持ちのルーターを使って接続することもできます。
OCN光のOCNバーチャルコネクトとv6アルファ
ここまで説明したように、OCN光の高速通信サービス「OCNバーチャルコネクト」はOCN光の標準・無料サービスであり、対応ルーターさえあればすぐに使い始めることができます。
一方で、OCN光には「v6アルファ」という月額550円(ドコモ光は無料)のオプションサービスがあります。
ネット上では「OCNバーチャルコネクトを使うならv6アルファが必須」という情報も散見されますが、そんなことはなく、OCNバーチャルコネクトはv6アルファとは無関係に標準・無料で利用できます。
では、「v6アルファ」とは何なのか?について説明します。
OCNバーチャルコネクトとv6アルファ
OCN光ではOCNバーチャルコネクトを標準・無料提供しているので、対応ルーターさえあればすぐに使い始めることができます。
OCNバーチャルコネクト対応ルーターは現在ほとんどの市販ルーターが対応しており、購入しても4,000円~で購入することができます。
一方、「v6アルファ」とはOCNバーチャルコネクト対応ルーターのレンタルサービスを含めた、「セキュリティサービス」「サポートサービス」のパック商品オプションです。
具体的には以下のサービスがパックになったオプションです。
- OCNバーチャルコネクト対応ルーターのレンタル
- ルーターインストール型のセキュリティサービス
- ルーター遠隔操作によるリモートサポートサービス
v6アルファ① 対応ルーターのレンタルサービス
v6アルファを契約するとOCNバーチャルコネクト対応ルーターがレンタルされます。
OCNバーチャルコネクト対応ルーターは市販品を購入しても4,000円~購入することができ、市販の対応ルーターを購入すればv6アルファでレンタルされるルーターを使わなくてもOCNバーチャルコネクトを利用することができます。
v6アルファでレンタルされるOCNバーチャルコネクト対応ルーターはOCNバーチャルコネクト接続サービスへの対応に加え、「セキュリティサービス」「リモートサポートサービス」に対応したカスタムルーターとなります。
v6アルファ② ルーターインストール型セキュリティサービス
v6アルファでレンタルされるルーターにはセキュリティソフトがインストールされています。
パソコンやスマホにインストールして使うセキュリティソフトとは違い、ネットワーク上での通信を監視してウィルスをガードしたり詐欺サイトへの接続を監視したりしてくれます。
つまり、パソコンインストール型と違いパソコンに負荷をかけずにセキュリティが確保できる仕組みを持ったルーターということです。
また、小さな子供がいる場合には子供に見せたくないサイトなどをルーターで設定することができます。
ルーターで通信を遮断または警告するため、子供が使うパソコン・スマホに関係なく、有害サイトをガードすることができます。
v6アルファ③ リモートサポートサービス
v6アルファでレンタルされるルーターにはOCNのサポートセンターからリモート接続できる機能がインストールされています。
OCN光のルーターの初期設定がわからないとか、通信がおかしくなったけどルーターの設定がわからない、などの場合にOCNのサポートに連絡することでサポート要員がリモートでルーターの設定を見てくれるサービスです。
v6アルファは必要か?
このように、v6アルファを利用しなくてもOCNバーチャルコネクトを利用することはできます。
v6アルファを追加契約(月額550円)することでレンタルされるOCNバーチャルコネクト対応ルーターについては、OCNバーチャルコネクトでの通信機能については市販ルーターと同等であり、セキュリティサービスとリモートサポートサービスの機能が追加されたカスタムルーターになるだけです。
通常であれば、OCNバーチャルコネクト対応ルーターは自分で購入し「v6アルファ」への加入は不要です。
しかし、ルーターの設定や通信障害時のトラブル対応などに自信のない方は「v6アルファ」を利用すればOCNのサポートスタッフが設定をリモート操作してくれます。
ちょっと割高になりますが、対応ルーターのレンタル料金として月額550円を支払ったうえでいざという時のリモートサービスがついている、というサービスが欲しい方が「v6アルファ」を申し込むと良いでしょう。
ちょっと複雑なOCNのIPoE環境
今から新しくOCNへ加入する人はここまで説明してきた環境で利用することができます。
- IPv4/IPv6デュアルスタック通信
- OCNバーチャルコネクト標準
- OCNバーチャルコネクトとIPv4(PPPoE)の併用可能
ですが、以前からOCNを使っている人はこの環境になっていない人がいます。
OCNの2つのVNE
フレッツ光回線でIPv6接続を使ってインターネット接続するためにはVNEと呼ばれるサービス事業者の設備を経由します。
IPv4時代のプロバイダー(接続事業者)とは違い、IPv6ではNTT(および総務省)から認められたVNE事業者のみがIPv6接続サービスを提供できます。
つまり、従来からのプロバイダーでVNEではない通信事業者はどこかのVNEと提携しなければユーザーに対してIPv6通信サービスを提供できません。
そして、OCNでは「インターネットマルチフィード」というVNEと「NTTコミュニケーションズ(OCN)」という2つのVNE環境が混在し、どちらのVNEを経由してインターネットにつながっているかはユーザーごとに違います。
新しいユーザーはVNE「NTTコミュニケーションズ」
新しくOCNに契約したユーザーはVNE「NTTコミュニケーションズ」を経由した回線となっています。
NTTコミュニケーションズはOCN光のサービス提供元、つまり自社回線設備を使ったインターネット接続となります。
そして、この自社回線を使ったインターネット接続においては今まで説明してきたようなIPv6(IPoE)環境となります。
古くからのユーザーはVNE「インターネットマルチフィード」
一方、古くからOCNを利用しているユーザーはVNE「インターネットマルチフィード」を経由した回線となっています。
NTTコミュニケーションズがまだVNEとしてのサービスを提供していなかった時代にOCNはインターネットマルチフィードの設備を借りてユーザーにIPv6(IPoE)環境を提供していた、ということです。
そして、このVNE「インターネットマルチフィード」の回線環境ではOCNバーチャルコネクトを利用することができません。
2つのVNEの見分け方とサービスの違い
自分のOCN回線がVNE「NTTコミュニケーションズ」を経由しているのかVNE「インターネットマルチフィード」を経由しているのかを見分けるためには、自分の回線のIPv6アドレスを見ればわかります。
VNEの見分け方
IPv6アドレスの先頭が「2409」であればVNE「インターネットマルチフィード」の設備を経由してインターネット接続しています。
IPv6アドレスの先頭が「2400」であればVNE「NTTコミュニケーションズ」の設備を経由してインターネット接続しています。
VNEのサービスの違い
通信サービス | NTTコミュニケーションズ ※IPv6アドレス2400 |
インターネットマルチフィード ※IPv6アドレス2409 |
---|---|---|
IPv4(PPPoE)接続 | 〇 | 〇 |
IPv6(IPoE)接続 | 〇 | 〇 |
IPv4 over IPv6 | OCNバーチャルコネクト | 利用不可 |
OCNバーチャルコネクトを使うならどうする?
このように、OCNには契約時期(回線の開通時期)によって2つの環境(VNE)があり、古い(昔からの契約回線)VNEではOCNバーチャルコネクトが利用できません。
従来からの契約者でIPv6アドレスが「2409」の方がOCN光を快適に使うためにはVNEをIPv6アドレス「2400」のNTTコミュニケーションズに変更する必要があります。
順次「2409から2400へ移行」
OCNでは接続環境(VNE)を順次2409から2400(NTTコミュニケーションズ)へ変更しています。
他社の借り物環境から自社環境へ切替、という当たり前の行為ですね。
よって、気長に待っていればそのうちVNE「NTTコミュニケーションズ(2400)」に変更されるはずです。
強制移行するならv6アルファ
OCN光(OCNバーチャルコネクト標準装備のフレッツ光コラボ)
OCNがフレッツ光回線とプロバイダーサービスをセットで提供するフレッツ光コラボが「OCN光」です。
OCN光の契約形態
OCN光は基本的な契約が「契約期間の縛りなし」が基本契約となります。
そのうえで「2年自動更新型割引」に加入することで毎月の月額料金が永年1,210円割引となると同時に契約期間が「2年契約・自動更新」となります。
「契約期間の縛りなし」契約でも「2年契約自動更新」契約でも好きなほうを選ぶことができますが、後述する違約金を考慮しても通常は「2年自動更新型割引」を申し込むのが一般的となります。
契約形態 | 契約期間と割引特典 | 契約解除料金 |
---|---|---|
基本契約 | 契約期間の定めなし | 不要 |
2年契約自動更新 | 2年契約 契約更新月3か月 自動更新 月額料金1,210円割引(永年) |
契約更新月以外では11,000円 |
上記からわかるように「2年更新型」で契約した場合は契約更新月以外での解約では11,000円の契約解除料金が発生しますが、毎月1,210円の月額料金割引を考えると10か月以上使えば「2年契約自動更新」の方が安くなることがわかります。
OCN光の初期費用
OCN光を契約する場合には初期費用として事務手数料と工事費が必要です。
工事費は新規契約の場合に必要となり、すでにフレッツ光回線をご利用の方が「転用」「事業者変更」で乗り換える場合には工事が発生しないため工事費不要となります。
費用項目 | ファミリータイプ (戸建て向け) |
マンションタイプ (集合住宅向け) |
---|---|---|
事務手数料 | 3,300円 | |
基本工事費 | 19,800円 | 16,500円 |
OCN光の月額料金
最初の契約形態で説明したように、OCN光の基本的な契約形態は「契約期間の縛りなし」です。
この契約に対し「2年自動更新型割引」という割引サービスに加入することで「2年契約自動更新型」の契約になると同時に、毎月(永年)1,210円もの月額料金割引が受けられるようになります。
基本契約(契約期間の縛りなし)の場合の月額料金と2年契約(2年自動更新型割引に加入)の場合の月額料金は以下のようになります。
費用項目 | ファミリータイプ (戸建て向け) |
マンションタイプ (集合住宅向け) |
|
---|---|---|---|
月額料金 | 基本契約 | 6,820円/月 | 5,170円/月 |
2年契約 | 5,610円/月 | 3,960円/月 |
なお、OCN光では開通月の月額料金は無料となります。
「2年自動更新型割引」
上記のようにOCN光は「2年自動更新型割引」という割引サービスに加入することで契約形態が「2年契約・自動更新」となり、かつ毎月1,210円の月額料金割引が受けられるようになります。
「2年自動更新型割引」に加入すると契約更新月以外での解約では11,000円の契約解除料金が必要となりますが、月額料金割引1,210円/月を考慮るれば「10か月以上使えば2年契約の方が安くなる」という計算結果となります。
※よってOCN光では「2年自動更新型割引」加入が基本となります。
あとから2年契約に変更することもできる
このようにOCN光では契約期間の縛りのない契約と2年契約のどちらでも選ぶことができます。
2年契約にする場合には「2年自動更新型割引」という割引サービスに加入するだけです。
そして、この「2年自動更新型割引」はOCN光の契約時同時加入だけでなく、契約後にあとから加入することもできます。
OCN光のサービス不安があるなら・・・
たとえばOCN光の通信速度やサポートなどに不安があり、最初から2年縛りで契約するのが不安、という場合もあるでしょう。
その場合は契約時には「2年自動更新型割引」に加入せずに契約することで、いつでも違約金等なしで解約できる契約となります。
そして数か月間利用してOCN光に満足できた時点で「2年自動更新型割引」に加入することで、2年契約・自動更新の契約になると同時に月額料金1,210円の割引が翌月から適用されます。
OCN光の解約時費用
基本契約(契約期間の縛りなし)の場合には解約時の費用は不要です。
いつでも違約金等なしで解約することができます。
2年契約の場合には2年ごとの契約更新月以外で解約する場合には契約解除料金として以下の契約解除料金が請求されます。
契約解除料金 | 11,000円(不課税) |
---|
2年契約時の契約更新月
OCN光を2年契約した場合、2年ごとの契約更新月が訪れ、この契約更新月での解約においては契約解除料金(11,000円)は不要です。
OCN光の契約更新月は2年ごとに3か月間の契約更新期間が設けられており、比較的解約しやすくなっています。
OCN光が開通した月の翌月を1か月目として、24か月目~26か月目の3か月間が契約更新月となります。
この契約更新月に解約を申し出ない場合には27か月目から2年間の継続利用契約が自動更新される仕組みです。
たとえば今月が開通月だと仮定すると、以下のような契約スケジュールとなります。
開通月 | 今月(2024年12月)と仮定) |
---|---|
契約更新月 | 2026年12月~2027年2月 |
次の2年契約期間 ※契約継続の場合 |
2027年3月~2029年1月 |
次の契約更新月 | 2029年2月~2029年4月 |
OCN光の公式サイトキャンペーン「ワンコインキャンペーン」
OCN光の公式サイトでは2021年8月2日~2021年11月1日までの期間限定で「ワンコインキャンペーン」を実施しています。
キャンペーン特典の目玉は以下の2つです。
ワンコインキャンペーンの適用条件
ワンコインキャンペーンの適用条件は大きく以下の2点となります。
- 「2年自動更新型割引」への加入(2年契約・自動更新)
- 2022年1月末までのOCN光開通
2年契約自動更新が前提
ワンコインキャンペーンの適用条件として、大前提は「2年自動更新型割引」での契約が必要となります。
先述したようにOCN光の基本的な契約形態は「契約期間の縛りなし」ですが、別途申し込みとして「2年自動更新型割引」を申し込むことで契約形態が「2年契約自動更新」となるかわりに月額料金が1,100円/月の割引となります。
一般的にはOCN光を申し込む場合にはこの「2年自動更新型割引」を追加しての申込となります。
2022年1月までの開通
また、申し込んだOCN光が2022年1月31日までに開通する必要があります。
ワンコインキャンペーンの特典
ワンコインキャンペーンの特典は以下の通りです。
月額料金の割引と適用イメージ
特典の一つ目は「月額料金の割引」です。
「ワンコインキャンペーン」が提供されると通常の「2年自動更新型割引」が適用された月額料金からさらに以下のように割引が受けられます。
利用期間 | ファミリータイプ (戸建て向け) |
マンションタイプ (集合住宅向け) |
---|---|---|
0か月目(利用開始月) | 全額割引 5,610円/月 ⇒ 0円/月 |
全額割引 3,960円/月 ⇒ 0円/月 |
1~3か月目 | 5,510円割引 5,610円/月 ⇒ 100円/月 |
3,860円割引 3,960円/月 ⇒ 100円/月 |
4~11か月目 | 2,220円割引 5,610円/月 ⇒ 3,390円/月 |
570円割引 3,960円/月 ⇒ 3,390円/月 |
12か月目以降 | 割引終了 5,610円/月 |
割引終了 3,960円/月 |
新規工事費(基本工事費)が無料
二つ目の特典は「基本工事費が無料」になる特典で、「新規」での契約者にとって大きな魅力のある特典です。
事務手数料 | 3,300円 | |
---|---|---|
基本工事費 | 19,800円 ⇒ 0円 |
16,500円 ⇒ 0円 |
この「基本工事費無料」は「新規」での契約者向けの基本工事費が無料となる特典であり、「転用・事業者変更」が同時にフレッツ光の品目変更などを行う場合の基本工事費は無料となりません。
また、「新規」であっても「日時指定工事」や「夜間工事」などの場合には基本工事費以外の追加工事費が発生しますが、この追加工事費については無料となりません。
訪問サポート初回無料
OCNが提供している「訪問サポート」が初回1回に限り無料となります。
と、キャンペーンページには記載していますが、この「訪問サポート初回無料」はワンコインキャンペーン特典というよりもOCN光の標準サービスです。
なので、ワンコインキャンペーンを適用しなくてもOCN光を申し込めば「訪問サポート初回無料」はだれでも利用できます。
ワンコインキャンペーンのお得度
OCN光のワンコインキャンペーンは正直かなりお得なキャンペーンです。
月額料金の割引だけでも「ファミリータイプ(戸建て向け)で総額39,900円割引」「マンションタイプ(集合住宅向け)で総額20,100円割引」となります。
さらに新規契約での申込なら基本工事費も無料となります。
月額料金割引 ※割引総額 |
39,900円割引 | 20,100円割引 |
---|---|---|
基本工事費無料 ※新規契約の場合 |
19,800円割引 | 16,500円割引 |
割引総額 | 59,700円 | 36,600円 |
「転用・事業者変更」ならOCN光の代理店キャンペーン
OCN光公式サイトのキャンペーン「ワンコインキャンペーン」では毎月の月額料金割引に加えて新規工事費も無料となります。
その結果、総額として以下のようなお得なキャンペーンになっています。
月額料金割引 ※割引総額 |
39,900円割引 | 20,100円割引 |
---|---|---|
基本工事費無料 ※新規契約の場合 |
19,800円割引 | 16,500円割引 |
割引総額 | 59,700円 | 36,600円 |
「新規」での契約なら工事費も無料となるOCN光公式サイトキャンペーン「ワンコインキャンペーン」がもっともお得になります。
一方で「転用・事業者変更」での契約であれば月額料金割引のみとなるため、OCN光公式代理店「NNコミュニケーションズ」が提供するキャッシュバックキャンペーンを利用したほうが総額で大きくお得になります。
選べる2つのキャンペーン特典
OCN光の公式代理店である「NNコミュニケーションズ」では選べる2つのキャンペーン特典を提供しています。
- 特典A:最大43,000円キャッシュバック特典
- 特典B:キャッシュバックとOCNバーチャルコネクト対応ルーター無料特典
特典A:最大43,000円キャッシュバック特典
「特典A」は最大43,000円のキャッシュバック特典です。
ファミリータイプとマンションタイプでキャッシュバック額が異なり、以下のようになります。
契約タイプ | キャッシュバック |
---|---|
ファミリータイプ | 43,000円 |
マンションタイプ | 35,000円 |
特別なオプション加入条件などなく、「新規」「転用」「事業者変更」すべての契約で上記のキャッシュバックがもらえます。
「新規契約」ならどうなる?
「新規契約」の場合には公式代理店キャンペーンよりもOCN光公式サイトキャンペーン「ワンコインキャンペーン」の方が総額でおトクになります。
「ワンコインキャンペーン」では「新規契約」の場合には工事費も無料となることから、総額でのお得感が非常に高くなります。
申し込み窓口 | ファミリータイプ | マンションタイプ |
---|---|---|
OCN光公式サイトキャンペーン ※ワンコインキャンペーン |
5,9700円相当 ※月額割引&工事費無料 |
36,600円相当 ※月額割引&工事費無料 |
代理店NNコミュニケーションズキャンペーン ※特典A |
43,000円 ※キャッシュバック |
35,000円 ※キャッシュバック |
「転用・事業者変更」ならどうなる?
「転用・事業者変更」の場合にはOCN光公式サイトキャンペーン「ワンコインキャンペーン」よりも公式代理店サイトキャンペーンの方が総額でおトクになります。
申し込み窓口 | ファミリータイプ | マンションタイプ |
---|---|---|
OCN光公式サイトキャンペーン ※ワンコインキャンペーン |
3,9900円相当 ※月額割引 |
20,100円 ※月額割引 |
代理店NNコミュニケーションズキャンペーン ※特典A |
43,000円 ※キャッシュバック |
35,000円 ※キャッシュバック |
特典B:キャッシュバックとOCNバーチャルコネクト対応ルーター無料特典
もう一つの特典「特典B」はキャッシュバックとOCNバーチャルコネクト対応ルータープレゼントの合わせ技特典です。
キャッシュバックは以下のようになります。
契約タイプ | キャッシュバック |
---|---|
ファミリータイプ | 38,000円 |
マンションタイプ | 30,000円 |
プレゼントルーターは割と高級品
また、OCNバーチャルコネクト対応のバッファロー製Wi-Fiルーター「WSR-1800AX4」がプレゼントされます。
「WSR-1800AX4」はOCNバーチャルコネクト対応であることはもちろん、最新のWi-Fi規格「Wi-Fi6」にも対応した最新型のWi-Fiルーターで市販価格は1万円程度となります。
個人利用としてはかなり高級なルーターの部類になるので、無料プレゼントは悪くありません。
OCN光 特典B: WiFi6ルーター+キャッシュバックのルーター特典機能詳細 | NNコミュニケーションズ
「新規契約」ならどうなる?
「新規契約」の場合には公式代理店キャンペーンよりもOCN光公式サイトキャンペーン「ワンコインキャンペーン」の方が総額でおトクになります。
「ワンコインキャンペーン」では「新規契約」の場合には工事費も無料となることから、総額でのお得感が非常に高くなります。
申し込み窓口 | ファミリータイプ | マンションタイプ |
---|---|---|
OCN光公式サイトキャンペーン ※ワンコインキャンペーン |
5,9700円相当 ※月額割引&工事費無料 |
36,600円相当 ※月額割引&工事費無料 |
代理店NNコミュニケーションズキャンペーン ※特典A |
38,000円 ※キャッシュバック + 高性能ルーター(1万円相当) |
30,000円 ※キャッシュバック + 高性能ルーター(1万円相当) |
上記のように「新規契約」でファミリータイプなら公式サイト「ワンコインキャンペーン」が有利、マンションタイプならすでにOCNバーチャルコネクト対応ルーターを持っているなら(またはひかり電話を利用するなら)代理店キャンペーンの方がおトク、という結果になります。
「転用・事業者変更」ならどうなる?
「転用・事業者変更」の場合にはOCN光公式サイトキャンペーン「ワンコインキャンペーン」よりも公式代理店サイトキャンペーンの方が総額でおトクになります。
申し込み窓口 | ファミリータイプ | マンションタイプ |
---|---|---|
OCN光公式サイトキャンペーン ※ワンコインキャンペーン |
3,9900円相当 ※月額割引 |
20,100円相当 ※月額割引 |
代理店NNコミュニケーションズキャンペーン ※特典A |
38,000円 ※キャッシュバック + 高性能ルーター(1万円相当) |
30,000円 ※キャッシュバック + 高性能ルーター(1万円相当) |
上記のように「転用・事業者変更」なら、代理店キャンペーンの方がおトクということになります。
キャッシュバックのもらい方
NNコミュニケーションズのキャッシュバックの特徴は「最短で開通翌々月末に振り込み」というキャッシュバックの速さです。
通信サービス系でのキャッシュバックは多くありますが、多くは開通(利用開始)から1年ほど経たないとキャッシュバックがもらえません。
しかしNNコミュニケーションズのキャッシュバックは最短で開通(利用開始)の翌々月末に振り込まれるという速さが特徴です。
また、振り込み手続き(銀行口座の登録)についても他社のような複雑な手続きは不要であり、契約確認時(電話)に振込先を伝えるだけという簡単さも特徴です。
- STEP1OCN光の申込
まずはOCN光公式代理店「NNコミュニケーションズ」のサイトからOCN光を申し込みます。
- STEP2申し込み確認の電話
申し込み後、代理店「NNコミュニケーションズ」より申し込み確認の電話がかかってきます。
※申し込み確認の電話は契約意思の確認として必要であり、申し込み先を問わず必ず電話での確認が必要です。
この確認電話の時に適用されるキャンペーンの確認(特典Aか特典Bか)が行われ、キャッシュバック振込先の銀行口座を尋ねられます。
この電話での振込先登録をもって、キャッシュバックの申請手続きは完了します。
- STEP3キャッシュバック振り込み
OCN光の開通から最短で2か月後にキャッシュバックが振り込まれます。
「最短で2か月」というのは、OCNと代理店の間での開通連絡等の事務処理が一か月単位で行われるためであり、開通した日によって1か月のずれが生じる場合があるからです。
たとえば月末ギリギリの開通であればOCNから代理店への開通連絡は翌月処理となってしまうため、月単位でみれば3か月目ということになる、ということです。
株式会社NNコミュニケーションズってどんな会社?
光回線の代理店というとしつこい電話勧誘や強引な訪問営業などあまり良い印象がありません。
光回線の代理店は販売元(NTTコミュニケーションズなど)と直接代理店契約をしている一次代理店の下に二次代理店や三次代理店など複雑な構造になっており、法で規制されるような迷惑行為は末端の代理店が多く行っています。
株式会社NNコミュニケーションズはNTTコミュニケーションズ(OCN)をはじめ、NTT東西やソフトバンク・KDDIなどの大手通信事業者と直接代理店契約を結んでいる一次代理店です。
会社名 | 株式会社NNコミュニケーションズ |
---|---|
本社所在地 | 東京都渋谷区代々木3-28-6 いちご西参道ビル7F |
会社設立日 | 2011年4月15日 |
代表取締役 | 河野 登 |
資本金 | 2,000万円 |
社員数 | 70人(平成30年3月現在) |
事業内容 |
ブロードバンド代理店事業 モバイル通信設備工事事業 各種通信設備事業 人材派遣事業 |
NNコミュニケーションズはOCN光以外にも多くの光回線サービスの代理店として営業活動を行っていますが、もともとは通信事業者の設備工事を担当している設備工事会社です。
設備工事として多くの通信事業者と取引を行う中で販売代理店としても活動している、というのが会社の実態と言えます。
毎年どこかの通信事業者より感謝状を受けている
NNコミュニケーションズは取引先としての大手通信事業者より毎年感謝状を受け取っています。
感謝状をもらっているからすごい会社、というのではなく、NTT東西やKDDIなど大手通信事業者から感謝状授与の対象として検討される程度に大手通信事業者の直接監視下において営業活動を行っている、という点が重要です。
OCN for ドコモ光
OCN for ドコモ光の特徴
「OCN for ドコモ光」はOCNがドコモ光ブランドで提供するドコモ光です。
ちょっと面倒ですが、ドコモ光はNTTドコモが料金体系や契約規定を定めたうえで総勢38社ほどのプロバイダーがドコモ光としてサービス提供しています。
そしてOCNが提供するドコモ光が「OCN for ドコモ光」ということになります。
料金プランは「ドコモ光料金タイプB」
ドコモ光の工事費や月額料金はNTTドコモが設定しているのでどのプロバイダーで契約しても同じになります。
ただし、ドコモ光では月額料金に「タイプA」と「タイプB」があり、サービス内容(割引サービスなど)は同じでも月額料金は「タイプA」の方が月額220円ほど安くなります。
そして「OCN for ドコモ光」は月額料金が220円高い「タイプB」での提供となります。
費用項目 | 戸建てタイプ | マンションタイプ | |
---|---|---|---|
初期費用 | 事務手数料 | 3,300円 | |
基本工事費 | 19,800円 | 16,500円 | |
月額料金 | 基本料金 | 5,940円/月 | 4,620円/月 |
OCNバーチャルコネクト標準装備
OCN for ドコモ光はOCN光と同様に高速通信「OCNバーチャルコネクト」標準・無料で提供されます。
また、OCN光では月額550円のオプションサービスとして提供される「v6アルファ」も月額無料で利用可能です(申し込みは必要)。
「v6アルファ」を申し込むとOCNバーチャルコネクトに対応したカスタムルーターがレンタルされるので、ルーターをお持ちでない場合でも無料でレンタルルーターを利用することができます。
v6アルファ無料
OCN for ドコモ光ではOCNの有料(月額550円)オプションである「v6アルファ」が無料で提供されます。
v6アルファは以下のサービスをパックにしたオプション商品です。
- OCNバーチャルコネクト対応ルーターのレンタル
- ルーターインストール型のセキュリティサービス
- ルーター遠隔操作によるリモートサポートサービス
OCN for ドコモ光は標準・無料で高速通信サービス「OCNバーチャルコネクト」が提供されていますが、OCNバーチャルコネクト対応ルーターをお持ちでない場合でも「v6アルファ」を申し込むことで対応ルーターを無料でレンタルすることができます。
OCN for ドコモ光のキャンペーン
ドコモ光は全38社のプロバイダーが「ドコモ光」のブランド名でサービスを提供しています。
OCN for ドコモ光もその中の一つです。
この仕組みのため、ドコモ光のキャンペーンはNTTドコモが直接提供するキャンペーン特典と、プロバイダーの独自キャンペーン特典があります。
NTTドコモが提供するキャンペーン特典はすべてのプロバイダーの「ドコモ光」に対して提供される共通の特典です。
NTTドコモ提供のキャンペーン特典
現在NTTドコモが提供している共通キャンペーン特典には以下の2つがあります。
- 新規工事費無料特典
- dポイント2,000ptプレゼント
特典① 新規工事費無料特典
新規契約の場合に発生する工事の基本工事費が無料になります。
この特典により、新規契約の場合の初期費用は以下のようになります。
初期費用 | 事務手数料 | 3,300円 | |
---|---|---|---|
基本工事費 | 19,800円 ⇒ 無料 |
16,500円 ⇒ 無料 |
特典② dポイント2,000ptプレゼント
dポイント2,000ptがプレゼントされます。
「新規」「転用」「事業者変更」のすべての契約形態が対象となります。
OCN提供のキャンペーン
そしてOCNが提供するプロバイダー独自キャンペーン特典は以下のようになります。
- 20,000円キャッシュバック
独自特典① 20,000円キャッシュバック
20,000円キャッシュバックがもらえます。
「新規」「転用」「事業者変更」すべての契約形態が対象となります。
また、他社プロバイダーで多く見かけられるような「別途オプション必須」などの条件もなく、無条件(オプション不要)でのキャッシュバックとなります。
つまり、OCN for ドコモ光を契約すればだれでも20,000円がもらえる、という特典です。
この条件は現在ドコモ光のキャンペーンの中で最も条件の良いキャッシュバック特典です。
キャンペーンまとめ
以上、NTTドコモが提供する共通キャンペーンとOCNが提供するプロバイダー独自キャンペーンをまとめると、現在OCN for ドコモ光で提供されているキャンペーン特典は以下のようになります。
新規工事費無料 ※NTTドコモ提供 |
新規契約時の基本工事費が無料 |
---|---|
dポイント2,000ptプレゼント ※NTTドコモ提供 |
dポイント(用途・期間限定)2,000pt |
20,000円キャッシュバック ※OCN提供 |
「新規」「転用」「事業者変更」すべてが対象 別途追加オプション不要 |
OCN光のまとめ
そこそこ安くてすべてが揃う「OCN光」
OCN光は「2年自動更新型割引」を適用することで、契約形態が2年契約自動更新となりますが、同時に永年月額1,210円割引が適用されることでフレッツ光コラボの中ではかなり安い部類のサービスとなります。
さらに、OCN光公式サイトや公式代理店が実施しているキャンペーンも強力で、これらのキャンペーンをうまく使うことで2年間の実質料金ではフレッツ光で最安級となります。
一見安そうに見えませんがOCN光はかなり安く使えるフレッツ光コラボです。
それに加えて「OCNバーチャルコネクト標準・無料提供」「IPv4(PPPoE)併用可能」など通信サービスの充実、「フリーダイアルによるカスタマーサポート」「v6アルファでリモートサポート可能」「初期設定訪問サポート」などのサポートサービス充実、「口座振替支払い可能」「振替手数料無料」などの決済サービスの充実、など必要なサービスがほぼすべて揃ったサービスです。
キャッシュバック最高額の「OCN for ドコモ光」
OCN光と同様の通信サービスをドコモ光として提供しているサービスが「OCN for ドコモ光」です。
OCN光と同様にOCNバーチャルコネクトが標準・無料で提供されることに加えて通常月額550円の「v6アルファ」も無料で利用できるので、OCNバーチャルコネクト対応ルーターをお持ちでない場合には無料レンタルできるということになります。
なにより、OCN for ドコモ光が提供している「キャッシュバック20,000円」は「新規・転用・事業者変更」すべての契約に対して提供、そして特別な必須オプションもなし、というすべての人が20,000円キャッシュバックという好条件です。
OCN for ドコモ光の最大の特徴はドコモ光でもっともキャッシュバック条件が良い、という点が挙げられます。