KDDIが提供する小容量~中容量の格安スマホプランとして人気のUQモバイルが新しい割引サービス「自宅セット割インターネットコース」を開始します。
UQモバイル「くりこしプラン+5G」と指定光回線をセットで使えばUQモバイルの月額料金から毎月高額な割引が適用される割引サービスです。
同じKDDIが提供する大容量~無制限向けブランドのauで提供されている「auスマートバリュー」のUQモバイル版という位置づけで、対象となる光回線や適用条件も同じ、さらにauスマホとUQモバイルスマホの混在での適用も可能、という仕組みになっています。
この記事ではUQモバイルの新割引サービス「自宅セット割インターネットコース」について詳しく説明していきます。
UQモバイル新割引サービス「自宅セット割インターネットコース」
au品質でも格安で使えるスマホとして人気のUQモバイルが「光回線+ひかり電話」とのセット割引「自宅セット割インターネットコース」の提供を開始します(11月下旬予定)。
最安プランで月額990円(3GB/月)からとなる大幅割引です。
対象となる光回線は非常に多岐に渡り、九州電力系の高速光回線「BBIQ(ビビック)」もその一つとなっています。
BBIQ(ビビック)と一緒ならUQモバイルが月額990円から
九州電力系の通信事業者QTNetが提供する九州エリア限定の高速光回線サービスが「BBIQ光」です。
九州内においてはフレッツ光を超えるシェアを持っており、ご利用の方も多いと思います。
そしてBBIQ(ビビック)をご利用の方ならau品質で人気格安SIMであるUQモバイル「ミニミニプラン」「トクトクプラン」が最安で月額990円からとなる大幅割引が「自宅セット割インターネットコース」です。
割引後はUQモバイル側の月額料金に対して適用され、割引適用時のUQモバイル「ミニミニプラン」「トクトクプラン」の料金は以下のようになります。
UQモバイル新料金プラン | |||
---|---|---|---|
ミニミニプラン | トクトクプラン | ||
月額 基本料金 |
2,365円/月 | 3,465円/月 | |
月間基本 データ容量 |
4GB/月 | 15GB/月 | |
増量オプション | オプション 料金 |
月額550円 ※7か月間無料キャンペーン実施中 |
|
増量分 | 2GB/月 | 5GB/月 | |
増量後 データ容量 |
6GB/月 | 20GB/月 | |
自宅セット割 | 割引額 | 1,100円/月 | 1,100円/月 |
割引後 月額料金 |
1,265円/月 | 2,365円/月 | |
その他割引 | au Payカード お支払い割 |
187円 | 187円 |
~1GBデータ利用時割引 | – | 1,188円 | |
すべての割引適用時 | 1,078円/月 | 990円/月 | |
契約 | 契約時 事務手数料 |
3,300円 | |
契約期間 | 契約期間の縛りなし | ||
解約時 違約金 |
解約時違約金なし |
最安で6GB/月で月額1,078円となり、最大で20GB/月でも月額2,365円という安さでau品質のスマホがご利用になれる割引サービスです。
ミニミニプランの料金の仕組み
ミニミニプランは「月間データ容量4GBで月額2,365円/月」が基本となります。
ここから「自宅セット割(BBIQ対象)適用で1,100円/月を割引」「毎月の支払がau Payカードなら187円/月を割引」という割引適用により、最安で月額1,078円/月となる仕組みです。
BBIQ(ビビック)をご利用であればそれだけで「月間4GB/月を1,165円/月」となります。
トクトクプランの料金の仕組み
トクトクプランは「月間データ容量15GBで月額3,465円/月」が基本となります。
ここから「自宅セット割(BBIQ対象)適用で1,100円/月を割引」「毎月の支払がau Payカードなら187円/月を割引」という割引適用により、最安で月額2,178円/月となる仕組みです。
さらに「あまりデータ通信を使わなかった、月間1GB以内」という場合には「~1GBデータ利用時」の割引1,188円/月が適用され、最安で990円/月となります。
BBIQ(ビビック)をご利用であればそれだけで「月間15GB/月を2,365円/月」となります。
旧プラン「くりこしプラン+5G」でも自宅セット割適用可能
2021年7月に提供開始された旧プラン(前プラン)の「くりこしプラン+5G」も自宅セット割インターネットコースの対象となるスマホプランです。
「くりこしプラン+5G」は新プラン「ミニミニプラン」「トクトクプラン」の登場によりすでに新規受付を終了していますが、すでに契約して利用されている方は継続利用可能、かつ自宅セット割への加入も可能です。
UQモバイル「くりこしプラン+5G」をご利用の方がBBIQ(ビビック)へ加入することで「自宅セット割」を適用された場合の料金体系(割引適用)は以下のようになります。
くりこしプラン+5G | ||||
---|---|---|---|---|
S | M | L | ||
月額 基本料金 |
1,628円/月 | 2,728円/月 | 3,828円/月 | |
月間基本 データ容量 |
3GB/月 | 15GB/月 | 25GB/月 | |
増量オプション | オプション 料金 |
月額550円 ※1年間無料キャンペーン実施中 |
||
増量分 | 2GB/月 | 5GB/月 | 5GB/月 | |
増量後 データ容量 |
5GB/月 | 20GB/月 | 30GB/月 | |
自宅セット割 | 割引額 | 638円/月 | 638円/月 | 858円/月 |
割引後 月額料金 |
990円/月 | 2,090円/月 | 2,970円/月 | |
契約 | 契約時 事務手数料 |
3,300円 | ||
契約期間 | 契約期間の縛りなし | |||
解約時 違約金 |
解約時違約金なし |
自宅セット割インターネットコースの適用条件
「自宅セット割インターネットコース」という割引サービスはUQモバイルが主体となって提供する割引サービスで、割引はUQモバイルスマホの月額料金に対して適用されます。
そして「自宅セット割インターネットコース」の適用条件は「スマホはUQモバイル指定プラン」「自宅光回線はUQモバイル指定光回線およびオプション」の組み合わせとなり、BBIQ光もこの指定光回線に含まれている、という仕組みになっています。
また「指定オプション」として光回線(BBIQ光)側のオプションサービスとして「光電話」が必須となっています。
スマホ側の適用条件
スマホ側の適用条件はUQモバイル「ミニミニプラン」「トクトクプラン」「くりこしプラン+5G(旧プラン)」であること、です。
※新料金プラン「コミコミプラン」は自宅セット割対象外です。
※4Gプラン「くりこしプラン」は自宅セット割対象外です。
「くりこしプラン+5G」は2021年7月より提供開始となった料金プランです(すでに新規受付終了)。
「ミニミニプラン」「トクトクプラン」は2023年6月より提供開始となった新料金プランです。
それ以前の旧料金プラン「くりこしプラン」「スマホプラン」など、「ミニミニプラン」「トクトクプラン」「くりこしプラン+5G」以外の料金プランは割引適用外となります。
光回線(BBIQ)側の適用条件
光回線(BBIQ光)側の適用条件は「光回線(ネットサービス)+光電話」となります。
また、光回線は「ホームタイプ・マンションタイプ・プラスタイプ」となります。
個人向け | ホームタイプ | 戸建て向けサービス |
---|---|---|
マンションタイプ | 集合住宅向けサービス | |
プラスタイプ | SOHO/個人事業者向けサービス
|
割引対象は最大10回線まで
「自宅セット割インターネットコース」の割引対象となるUQモバイル側のスマホは、家族全員で最大10回線までが割引対象となります。
さすがに「最大10回線割引」という方は少数かもしれませんが、「家族4人でUQモバイル」という比較的現実味のある状況においてはプラン(S/M)でも毎月2,552円の割引総額となるわけです。
そもそもが安い価格設定のUQモバイルでプラン(S)なら月額1,480円/月、最大30GB/月のプラン(L)でも3,828円/月なので割引率はなんと最大40%にもなる大幅割引サービスです。
auスマホとの混在でも割引対象
実は「自宅セット割インターネットコース」の対象光回線はauスマホセット割「auスマートバリュー」の対象光回線と全く同じです。
BBIQ(ビビック)においても従来よりauスマホをご利用の方には「auスマートバリュー」の適用対象回線となっており、そして今回UQモバイルセット割「自宅セット割インターネットコース」が追加となっています。
現在auスマホとBBIQ(ビビック)で「auスマートバリュー」を適用されている場合でも、そのまま(BBIQのまま)UQモバイル「自宅セット割インターネットコース」へ移行することができます。
さらに家族でauスマホとUQモバイルスマホが混在する場合でも、auスマホとUQモバイルスマホを合わせて10回線までが割引対象となります。
50歳以上の離れて暮らす家族も対象
「自宅セット割インターネットコース」の適用条件としてUQモバイル契約者と光回線契約者は「同一住所・同一性であること」という条件となります。
このため家族と離れて暮らす(住所が異なる)学生や単身赴任者などは割引対象外となります。
ただし、UQモバイル契約者の年齢が「50歳以上の家族・親族」であれば「自宅セット割インターネットコース」の割引対象として追加することができます。
たとえば若い家庭でUQモバイルとBBIQ光で「自宅セット割インターネットコース」の適用を受けている場合に、離れて暮らす50歳以上の両親(UQモバイル利用者)を「自宅セット割インターネットコース」の割引適用とすることができる仕組みです。
UQモバイル割引対象プラン「くりこしプラン+5G」
UQモバイルの新割引サービス「自宅セット割インターネットコース」のサービス内容をまとめてきましたが、この章ではスマホ側の対象料金プラン「くりこしプラン+5G」について詳しく説明していきます。
まず、UQモバイル「くりこしプラン+5G」の料金体系と「自宅セット割インターネットコース」が適用された場合の月額料金は以下のようになります。
くりこしプラン+5G | ||||
---|---|---|---|---|
S | M | L | ||
月額 基本料金 |
1,628円/月 | 2,728円/月 | 3,828円/月 | |
月間基本 データ容量 |
3GB/月 | 15GB/月 | 25GB/月 | |
増量オプション | オプション 料金 |
月額550円 ※1年間無料キャンペーン実施中 |
||
増量分 | 2GB/月 | 5GB/月 | 5GB/月 | |
増量後 データ容量 |
5GB/月 | 20GB/月 | 30GB/月 | |
自宅セット割 | 割引額 | 638円/月 | 638円/月 | 858円/月 |
割引後 月額料金 |
990円/月 | 2,090円/月 | 2,970円/月 | |
契約 | 契約時 事務手数料 |
3,300円 | ||
契約期間 | 契約期間の縛りなし | |||
解約時 違約金 |
解約時違約金なし |
最安で月額1,628円のプランS(3GB/月プラン)が「自宅セット割インターネットコース」適用で月額990円になる、という割引率40%の大幅割引です。
au品質のスマホが月額990円から使える
UQモバイルはサービス開始当初からauスマホと同じ回線品質で夜間の速度低下もない高速な格安SIMとして人気のある料金プランです。
auスマホが大容量~無制限を対象として月額6,500円程度の料金設定であるのに対し、UQモバイルは小容量(3GB/月)~中容量(25GB/月)を格安で提供するKDDI(au)のサブブランド、という位置づけです。
スマホ代が安くなると人気の格安SIM(MVNO)に比べて同程度の料金設定でありながらauのフルサービスを利用できる点が最大の魅力です。
増量オプション無料キャンペーンで1年間ギガ増量
また、今なら新プラン「くりこしプラン+5G」へ新規契約または旧プランからのプラン変更することで「増量オプションⅡ(550円/月)」が1年間無料となるキャンペーンも実施しています。
くりこしプラン+5G | ||||
---|---|---|---|---|
S | M | L | ||
月額 基本料金 |
1,628円/月 | 2,728円/月 | 3,828円/月 | |
月間基本 データ容量 |
3GB/月 | 15GB/月 | 25GB/月 | |
増量オプション | オプション 料金 |
月額550円 ※1年間無料キャンペーン実施中 |
||
増量分 | 2GB/月 | 5GB/月 | 5GB/月 | |
増量後 データ容量 |
5GB/月 | 20GB/月 | 30GB/月 |
「増量オプションⅡ」が適用されると毎月月初(1日)に付与される基本データ容量が上記「増量後データ容量」で付与されるようになります(自分でチャージする必要なし)。
4G通信に加えて5G通信にも対応
新プラン「くりこしプラン+5G」はauの4G(LTE)通信に加えて高速5G通信にも対応したプランで、追加料金等なしで5Gエリア内での5G通信が利用できます。
最新のiPhone13や前モデルiPhone12など5G対応スマホをご利用なら、auの5Gエリア内で高速5G通信を体験してみることができます。
使い勝手の良い「低速通信」使い放題
UQモバイルの通信品質はauと変わらない高品質で夜間の通信混雑時間帯でも通信速度が遅くなるなどはありません。
加えてauより優れている点として「低速通信の使い勝手の良さ」が挙げられます。
UQモバイル「くりこしプラン+5G」は毎月の高速データ容量を使い切ってしまうと低速通信となりますが、この低速通信は以下のように「低速でも結構高速」という特徴があります。
くりこしプラン+5G | ||||
---|---|---|---|---|
S | M | L | ||
月額 基本料金 |
1,628円/月 | 2,728円/月 | 3,828円/月 | |
月間基本 データ容量 |
3GB/月 | 15GB/月 | 25GB/月 | |
低速通信 | 通信速度 | 300Kbps | 1Mbps | |
高速・低速 速度切替 |
アプリでいつでも切り替え可能 |
低速でも比較的高速
プランSなら低速通信でも300Kbpsの通信速度が出るので日常でのLINEやメールの待ち受けなどは十分な通信速度です。
またプランM/Lなら低速通信でも1Mbpsと標準画質動画も十分に見れるほどの通信速度がでます。
「低速通信・高速通信」をアプリで切替自由
低速通信は高速データ容量を使い切ってしまわなくてもスマホアプリでいつでも自由に「低速通信・高速通信」を切り替えることができます。
先述のように「くりこしプラン+5G」の低速通信は比較的高速なので、日常での待ち受けはアプリで「低速通信」に設定しておき、動画を高画質で見たい場合などだけ「高速通信」に切り替える、などの使い方が可能、これにより今までの料金プランよりも高速データ通信(ギガ)を節約することでより安いプランで利用できます。
余ったデータは翌月末まで繰り越し
UQモバイル「くりこしプラン+5G」は先述のように使い勝手の良い低速通信を活用しながら高速データ容量(ギガ)を節約することができます。
そして当月分の高速データ容量(ギガ)が余ったら翌月末まで繰り越して有効に使うことができます。
「低速通信で節約」できることと「翌月末まで繰り越して使える」ことで、UQモバイル「くりこしプラン+5G」は今まで使っていたスマホプランよりも少ない容量(安いプラン)での利用が可能となります。
お得に契約できる実施中のキャンペーン
九州エリアの高速光回線「BBIQ(ビビック)」
ここからは「自宅セット割インターネットコース」の対象光回線である「BBIQ(ビビック)光」について説明していきます。
BBIQ光は九州電力系の通信事業者であるQTNetが運営・提供する九州エリア限定の光回線サービスです。
九州電力が保有する光ケーブルを使った光回線サービスで、特徴はマンション・集合住宅でも可能な限り(工事可能な限り)自室まで光ケーブルを引いてくれる、という点が魅力です。
フレッツ光では現在でも多くの集合住宅では電話線を使ったVDSL配線を利用しておりこの場合の通信速度は最大100Mbpsに限定されてしまいます。
BBIQ(ビビック)光なら集合住宅でも自室まで光ケーブル配線をしてくれることで、最大1Gbpsの高速通信サービスを利用することができます。
BBIQ(ビビック)の料金プラン
BBIQ(ビビック)光には「ホームタイプ(戸建て向け)プラン」と「マンションタイプ(集合住宅向け)プラン」があり、どちらも自宅・自室まで光ケーブルを引き込むことが基本となります。
※一部集合住宅では既設の棟内LANを利用
BBIQ(ビビック)光の料金プランは以下のようになっています。
費用項目 | BBIQ光1ギガコース | ||
---|---|---|---|
ホームタイプ | マンションタイプ | ||
初期費用 | 契約事務手数料 | 880円 | |
工事費用 | 39,600円 ※実質無料(※1) |
||
月額費用 | 1ギガコース 基本料金 |
6,380円/月 | 4,510円/月 ~6,380円/月(※2) |
BBIQ光電話 基本料金 |
550円/月(※3) | ||
割引 | まとめてあんしん割 | 110円/月 | 110円/月 |
つづけて割 (3年契約割引) |
880円/月 | – | |
まとめてあんしん割 + つづけて割 |
1,210円/月(※4) | – |
※1)工事費は実質無料になる
BBIQ(ビビック)光はホームタイプでもマンションタイプでも自宅・自室まで光ケーブルを引き込んでくれます。
このための工事費が標準価格で39,600円となり、契約上は24回分割払いまたは36回分割払いとなります。
ただし、BBIQ(ビビック)光を使い続ける限り、毎月の工事費割賦金(分割払い金額)と同額が補填されることで「実質無料」となります。
※2)マンションタイプの月額料金
BBIQ(ビビック)光はマンションタイプでも自室まで光ケーブルを直接引き込んでくれます。
このため、BBIQ(ビビック)光ではホームタイプもマンションタイプも月額料金は同額です。
ただし、集合住宅の場合には同じ棟内での契約者数に応じての割引が0円(契約者なし)~1,870円/月(17契約以上)という割引が適用されます。
このため、マンションタイプの場合は棟内契約者数に応じて月額料金が4,510円/月~6,380円/月と幅があります。
※3)BBIQ(ビビック)光電話
UQモバイル「自宅セット割」を適用するための条件として「BBIQ(ビビック)光電話の契約」が必須オプションとなっています。
このため、UQモバイル「自宅セット割」前提の場合には「BBIQ(ビビック)光電話」の月額料金が必要です。
なお、「BBIQ(ビビック)光電話」の基本料金550円/月にはIPv6通信対応の光電話アダプター(Wi-Fi機能付き)のレンタルが含まれています。
※4)割引について
BBIQ(ビビック)光と同時に家庭の電力契約が九州電力である場合に「まとめてあんしん割(110円/月の割引)」が適用されます。
また、ホームタイプの場合には「3年契約自動更新」での契約を前提として「つづけて割(880円/月の割引)」が適用されます。
※マンションタイプにはつづけて割はありません。
さらに、ホームタイプで「まとめてあんしん割」「つづけて割」を併用した場合には割引額が月額1,210円と大幅にアップします。
戸建てでもマンションでも部屋まで光回線
BBIQ(ビビック)はフレッツ光に対していくつかの特徴がありますが、BBIQ(ビビック)ホームページでも訴求しているのが「集合住宅でも自室まで光配線」という点です。
BBIQ(ビビック)は集合住宅であっても戸建てと同じように電柱から直接光ケーブルを自室まで引き込むことを基本としています。
フレッツ光でも最近ではMDF/IDFを備えた集合住宅が増えてきたことで自室まで光ケーブルを引き込んでくれる場合が増えてきましたが、まだまだ多くの場合は棟内では電話線(メタル線)を使ったVDSL方式となります。
VDSL方式の場合には通信速度が最大100Mbpsと制限されるため、もしVDSL方式での配線であればBBIQ光を検討するべきでしょう。
プロバイダーもセキュリティもコミコミ
フレッツ光は法律(NTT法)によりプロバイダー事業ができないため、フレッツ光をご利用の場合にはフレッツ光回線の契約に加えてプロバイダー契約が必要です。
BBIQ(ビビック)光はこのような制限を受けずに光回線の提供からプロバイダー事業までを一気通貫で提供しています。
BBIQ(ビビック)光を契約すると他にプロバイダー契約は必要なく(コミコミ)、また一般的にプロバイダーが提供している以下のようなサービスも標準提供されています。
セキュリティ サービス |
マカフィーインターネットセキュリティが5台分無料提供 ※5台超過分は有料オプション提供 |
---|---|
メール サービス |
最大5つまでの電子メールアドレス提供 ※5個超過分は有料オプション提供 |
豊富な割引サービス
ギガスタート割 | 1ギガコースプランに適用 ※12か月間毎月1,100円割引 |
---|---|
BBIQつづけて割 | 3年契約の場合に適用 ※ずっと毎月880円割引 |
九電まとめて割 | 九州電力契約者に適用 ※ずっと毎月110円~330円割引 |
加入戸数割引 ※旧「HIMS割引」 |
集合住宅での加入戸数に応じて割引 ※ずっと毎月0円~1,870円割引 |
ギガスタート割
BBIQ(ビビック)光の1ギガコースを契約した場合に適用される割引で戸建て向けでもマンション向けでも適用されます。
BBIQ(ビビック)光の月額料金の2か月目~13か月目の12か月間にわたり、毎月1,100円の割引が適用されます。
※開通月(利用開始月)の月額料金は無料です。
公式ホームページではたびたび割引名称が変更されますが、もはや標準割引となっています。
BBIQつづけて割
BBIQ(ビビック)光の標準的な契約期間は「最低利用期間2年(自動更新なし)」という契約になります。
この基本契約に「BBIQつづけて割」という割引サービスを適用することで「月額料金が安くなる」「契約縛りがきつくなる」という契約形態・料金体系になります。
「BBIQつづけて割」を適用すると契約形態が「3年契約・自動更新あり」の契約となり、その反面月額料金が「ずっと月額880円割引」と安くなる割引サービスです。
九電まとめて割
電気を九州電力から買っている方を対象とした割引サービスです。
割引額は以下のようになります。
ホームタイプ | 「BBIQつづけて割」未加入者 | 110円/月の割引 |
---|---|---|
「BBIQつづけて割」加入者 | 330円/月の割引 | |
マンションタイプ | 110円/月の割引 |
加入戸数割引(旧「HIMS割」)
マンションタイプの場合に、同一棟内での加入戸数に応じて毎月割引されます。
割引額はその月の加入戸数に応じて変額し、以下のような割引額となります。
棟内加入戸数 | 割引額(月額) |
---|---|
0戸 | 0円(割引適用なし) |
1戸 | 110円 |
2~7戸 | 880円 |
8~15戸 | 1,430円 |
16戸以上 | 1,870円 |
最新通信規格「IPv6通信」対応
BBIQ(ビビック)光は2021年7月より「IPv6通信」に対応しました。
従来の「IPv4/PPPoE通信」に加えて「IPv6/PPPoE通信」を利用することができます。
BBIQ(ビビック)光でのIPv6利用には別途オプション料金は不要ですが、IPv6通信を利用するためには別途専用ルーター「BBIQ光電話ルーター」が必要となります。
この「BBIQ光電話ルーター」はBBIQの固定電話(光電話)サービスである「BBIQ光でんわ(月額550円)」契約者へは無料でレンタルされているルーターです。
なので「BBIQ光でんわ契約者」であれば「別途申し込み不要・オプション料不要」でIPv6通信を利用することができる、ということになります。
専用ルーター「BBIQ光電話ルーター」のレンタルのみは行っていないのでBBIQ光でIPv6通信を利用するためには「BBIQ光電話契約が必須」ということになります。
超高速通信「10ギガコース」も提供開始!?
BBIQ(ビビック)では現時点(2021年10月)では10ギガコースの提供を行っていません。
提供されるサービスは「100Mコース」と「1ギガコース」の2コースであり「10ギガコース」は提供されていません。
しかし、BBIQでは2019年以降2回にわたり「BBIQ10ギガトライアルサービス」を実施しています。
私も「第2回10ギガトライアルサービス」を約半年間利用させていただきましたが、通信速度は以下のように超快適となりました!
「トライアルサービス」であり正式サービスではありませんが、すでに2019年から2回もトライアルサービスを実施していることから、そう遠くない未来にはBBIQでも10ギガサービスを正式提供するのでは?と期待されます。
なお、今回トライアルサービスを利用してみての気づきは以下の点です。
- マンションタイプでも10ギガサービス利用可能
フレッツ光クロス・eo光などでは戸建て向けのみ - 光電話の利用も可能
⇒フレッツ光クロスではNTTひかり電話は利用不可 - 光ケーブルの再工事なし、ONU交換のみ
⇒フレッツ光クロスは再工事が必要
追記:10ギガコース・6ギガコース正式開始
BBIQ(ビビック)に新コース「6ギガコース」「10ギガコース」が追加されました。
サービス開始は2022年4月から、新規申込受付および既存契約者のコース変更申し込み受付は2022年3月1日より始まっています。
サービス開始当初は提供地域が限られていますが、順次九州全域へ拡大予定、とのことです。
もちろん「6ギガコース」「10ギガコース」でもUQモバイル割引サービス「自宅セット割インターネットコース」の対象となる回線サービスです。
BBIQ(ビビック)で30,000円お得に契約する方法
BBIQ(ビビック)では通常の公式サイトより申し込むと特にお得になる特典等はついてきませんが、販売代理店を経由して申し込むことで高額キャッシュバックなどの特典がついてきます。
ここでは光回線の大手販売代理店「株式会社NEXT」が実施しているBBIQ加入キャンペーンで「最大30,000円キャッシュバック」などの特典を受ける方法をご紹介します。
株式会社NEXT提供:最大30,000円キャッシュバック
まず、「最大30,000円キャッシュバック」特典の内容は以下のようになっています。
契約タイプ | 契約オプション | キャッシュバック金額 |
---|---|---|
ホームタイプ | ネットのみ ※オプション不要 |
30,000円 |
マンションタイプ | ネットのみ ※オプション不要 |
20,000円 |
つまり「ホームタイプ(戸建て向け)なら30,000円」「マンションタイプ(集合住宅向け)なら20,000円」というキャッシュバックです。
加えてネットの契約のみで適用されるキャッシュバックであり、その他のオプション契約などは不要です。
キャッシュバックは開通(利用開始)から2か月後に指定の銀行口座に振り込まれるので、光回線キャンペーンとしてはかなり早くキャッシュバックを受け取れる特典になっています。
特典の条件
また、この「最大30,000円キャッシュバック」特典を受けるための特典条件は以下のようになっています。
特典ご対象者
- お申し込みから6カ月以内に開通された方。
指定オプションサービスにお申し込みいただいた方。
⇒ 指定オプション不要BBIQつづけて割(3年契約)にお申し込みいただいた方(ホームタイプ)
⇒ 指定オプション不要
かつてのキャンペーン条件として指定オプション加入条件がありましたが、「期間限定でオプション不要」となりすでに1年以上が経過しています。
現在では「指定オプション」「BBIQつづけて割への加入」の条件は撤廃されています。
キャッシュバック受け取りの手順
キャッシュバックは「開通月の2か月後に指定口座へ振り込み」というスケジュールとなります。
ただし、開通確認の都合により1か月の遅れが出る場合もあります。
申込からキャッシュバック受け取りまでの流れは以下のようになります。
- STEP1申し込み後の確認電話
光回線サービスでは申し込み後に必ず「契約者本人の意思確認」の電話がかかってきます(法律で決まっています)。
そのため、申し込み後に「株式会社NEXT」から本人確認の電話がかかってきて、申込内容の確認が行われ、最終申し込み完了となります。
この確認電話にて、キャッシュバックの振込先銀行口座を尋ねられるので、あなたの銀行口座を伝えます。
※これでキャッシュバック手続き完了
- STEP2BBIQ開通
光回線工事の繁忙期などもありますが、BBIQでは通常申し込みの翌月には開通工事が完了しBBIQ光回線を利用できるようになります。
- STEP3キャッシュバック振り込み
開通月の2か月後(翌々月)の月末にキャッシュバックが振り込まれます。振込先は申込時の本人確認電話で伝えた銀行口座となります。
なお、基本的に「開通2か月後」ですが、BBIQからの開通連絡が遅れるなどの場合には「開通3か月後」となる場合もあります。
BBIQの申し込み・開通からキャッシュバック振込までのスケジュールは以下のようになります。
申し込み | 2024年12月に申し込みと仮定 |
---|---|
BBIQ開通 | 2025年1月にBBIQ開通と仮定 |
キャッシュバックの振り込み | 2025年3月の月末にキャッシュバック振込 |
BBIQ(ビビック)公式キャンペーンも適用される
代理店キャンペーンの「最大30,000円キャッシュバック」に加え、BBIQ(ビビック)が公式で実施している「BBIQギガスタート割」のキャンペーン特典も適用されます。
BBIQギガスタート割は利用開始翌月から11か月間に渡り月額1,100円の月額料金割引をしてくれるキャンペーン特典です。
また、同じくBBIQ公式で提供される「BBIQ開通月無料」キャンペーンも併せて適用されます。
※BBIQ開通月は月額料金無料(公式キャンペーン)
※BBIQ開通月の翌月から11か月間は月額1,100円割引(公式キャンペーン)
※BBIQ開通月の翌々月末には最大30,000円キャッシュバック(代理店キャンペーン)
株式会社NEXTってどんな会社?
BBIQ加入で高額特典を提供しているのは光回線の大手販売代理店である「株式会社NEXT」という会社です。
BBIQ光だけでなく、フレッツ光やauひかりなど光回線を中心に多くの回線サービスを手掛けており、また「@スマート光」という格安のフレッツ光コラボを自社で運営している会社です。
「光回線の代理店」と聞くと、迷惑電話や強引な訪問セールスなどのイメージがありますが、株式会社NEXTは「正規販売代理店」「一次代理店」であり、かつ毎年どこかの通信事業者から「ベストパートナー認定」されているいわゆる「優良代理店」となります。
会社名 | 株式会社NEXT(ネクスト) | |
---|---|---|
代表 | 川井 剛 | |
所在地 | 〒169-0074 東京都新宿区北新宿1-12-12 MIビル4階 |
|
連絡先 | 03-5337-1245(代表) | |
設立 | 2008年12月 | |
代理店届け出番号 | C1900012(届出年月日:令和元年10月1日) | |
BBIQ 申し込みサイト |
運営責任者 | 藤井 惟之 |
サービスに関する 問い合わせ先 |
0120-044-116 ※9:00~21:00 |
光回線のセールスに関する問題
光回線のセールスでは迷惑電話や強引なセールスなどが問題となっています。
光回線の販売代理店は通信事業者(NTTやKDDIなど)と直接契約を結ぶ「一次請け(一次代理店)」の下に二次・三次がぶら下がった構造になっており、もはや販売元のNTTやKDDIソフトバンクなどからも実態が見えなくなっています。
そして、迷惑電話や強引なセールスはこれら二次・三次以降の代理店(いわゆる再委託店)が行っています。
「株式会社NEXT」はNTT・KDDI・ソフトバンクと直接販売委託契約を結んでいる一次代理店です。
毎年どこかの事業者から感謝状が贈られている
株式会社NEXTは毎年NTT・KDDI・ソフトバンクなどの大手通信事業者から感謝状を受け取っています。
感謝状をもらっているからすごい会社というのではなく、大手通信事業者による直接監視下にある一次代理店であるということです。
自社でのフレッツ光コラボ運用も行っている
そして近年、株式会社NEXTでは販売代理店の枠を飛び越えて、自社でフレッツ光コラボのサービス提供を行っています。
「@スマート光」というと名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
「工事費不要」「月額料金最安値」など独自の強化サービスによりかなり人気のあるフレッツ光コラボであり、また特筆すべきはそのサポート体制もネット上では評判が高い、という点です。
「光回線の販売代理店」というと一部の悪質な二次代理店・三次代理店などの迷惑行為によりあまり良いイメージを持っていない方もいらっしゃるかと思いますが、大手通信事業者の直接監視下にある一次代理店においては安心かつお得に契約できる特典提供など利用すべき契約窓口となります。