光コラボ

フレッツ光クロス(10ギガサービス)はしばらく様子見か?メリットとデメリットを完全解説

2020年4月1日

フレッツ光クロス
2020年4月1日よりNTT東西より最大10ギガの超高高速インターネットサービス「フレッツ光クロス」が発表されました。

従来の「最大1ギガ」のなんと10倍の通信速度で今まで以上に動画や音楽ストリーミングが快適に利用できるサービスが始まりました。

10ギガ通信のサービスはすでに他社(auひかり・NURO光など)でも提供されていましたが、国内最大のNTTフレッツ光が対応したことで、今後一気に普及するかもしれません。

本記事ではフレッツ光クロスの提供条件などを踏まえ、そのメリット・デメリットを整理していきます。

フレッツ光クロスのサービス概要

通信速度は「上り/下り概ね10Gbps」の超高速

新サービス「フレッツ光クロス」の通信速度は「上り速度/下り速度ともに概ね10Gbps」です。

従来最速の「フレッツ光ネクスト」のなんと10倍の通信速度です。

従来の「1ギガサービス」でも十分な通信速度ですが、これが10倍の「10Gbps」となることで、繊細な4Kコンテンツのストリーミングなど重いコンテンツにおいて快適性がアップすることが期待できます。

提供エリアはまずは首都圏から展開

2020年4月スタートの最大10ギガサービス「フレッツ光クロス」ですが、提供エリアはまずは限定的にスタートです。

サービス開始時点では首都圏を中心として以下の地域でのみ提供を行います。

提供エリア 東京都
  • 葛飾区
  • 江戸川区
  • 杉並区
  • 世田谷区
  • 足立区
  • 大田区
  • 板橋区
  • 練馬区
  • 目黒区
  • 中野区
  • 品川区
  • 北区
  • 江東区
  • 渋谷区
  • 新宿区
  • 文京区
  • 豊島区
  • 墨田区
  • 狛江市
  • 調布市
  • 三鷹市
大阪府
  • 大阪市
愛知県
  • 名古屋市

このように、現時点(2020年10月)では非常に限られたエリアでのみの10ギガサービス提供となっています。

最新のエリア情報は「NTT東」「NTT西」のホームページを参考にしてください。

フレッツ光クロス提供エリア | NTT東日本

フレッツ光クロス提供エリア | NTT西日本

提供形態は戸建て向けから、「マンション向けは今後検討」

フレッツ光クロスは「ファミリータイプのみの提供」となっています。

マンションタイプ(集合住宅)での提供はなく、つまり(一部例外を除き)マンション(集合住宅)にお住まいの方は利用できないサービス、ということになっています。

フレッツ光の「ファミリータイプ」とは、自宅(戸建て住宅)の近くの電柱から直接光ケーブルを自宅に引き込む方式です。

BBIQ光「戸建てタイプ」

一方で「マンションタイプ」とはマンション(集合住宅)の共有部設備(MDF/IDF)まで光ケーブルを引き込み、そこで各室へケーブルを分配(光配線・LAN配線・VDSL配線など)する方式です。

BBIQ光「マンションタイプ」

つまり、「近くの電柱から(分配なしで)直接光ケーブルを引き込む場合にのみ提供」ということです。

フレッツ光は従来からマンション(集合住宅)であっても3階以下の建物で戸数が少ない場合などは「ファミリータイプ」と同じ方式で近くの電柱から自室へ直接(分配なし)光ケーブルを引き込む場合があります。

BBIQ光「マンションダイレクトタイプ」

この場合はマンションにお住まいであっても契約上は「ファミリータイプ」となり当然月額料金などもファミリータイプの料金が適用されます(マンションタイプより少し高い)。

この場合においてはマンション(集合住宅)であっても「フレッツ光クロス」を利用できる可能性があります。

なお、共有設備(MDF/IDF)から分配する方式である「マンションタイプ」での「フレッツ光クロス」の提供について、ITmediaMOBILEのインタービュー(NTT東西)では「今後、状況や利用者の要望を見ながら検討していく」と回答されているので、今後マンションタイプでの提供も開始されるかもしれません。

既存回線からの乗り換えは? 「ひかり電話」はないの? | ITmedia MOBILE

光電話が使えない、「今後の様子を見て検討」

フレッツ光クロスでは光電話は提供されません。

自宅の固定電話が必要な場合には、別途光電話用に光回線(従来の1G/100Mタイプ)を契約するか、いわゆる「固定電話(メタル配線)」をNTT契約するか、ということになりコストが上がります。

この点についても、ITmediaMOBILEのインタビュー(NTT東西)によると「今後、状況や利用者の要望を見ながら検討していく」と回答されており、また「現時点で光電話を提供しない理由は言えない」と回答しています。

既存回線からの乗り換えは? 「ひかり電話」はないの? | ITmedia MOBILE

コラボなら使えるかも?ソフトバンク光は使える!

さて、この「フレッツ光クロスでは光電話は提供しない」という点についてですが、あくまでも「NTTが提供する光電話は使えない」と解釈すべきです。

どういうことか、と言うと、フレッツ光にはプロバイダーがセット提供するフレッツ光コラボがあり、10ギガサービスのフレッツ光クロスにおいてもプロバイダーがセット提供するコラボ商品があります。

ドコモ光(10ギガ)やソフトバンク光(10ギガ)などです。

フレッツ光コラボでは多くのプロバイダーがNTT提供の光電話サービスをNTTから借り受けて提供していますが、NTTの光電話以外を提供しているプロバイダーもあります。

たとえばソフトバンク光です。

ソフトバンクは旧日本テレコムが提供する固定電話(光電話)サービスを「ホワイト光電話」として提供しており、これはソフトバンク光(10ギガ)においてもホワイト光電話は提供されます。

よって、フレッツ光クロスにおいて「NTTの光電話は提供されない」となりますが、他の通信事業者が提供する光電話はフレッツ光クロスを用いた光コラボでも提供される場合があります。

1ギガサービスからの品目変更はできない

「フレッツ光」と一口に言っても、実は多くのサービス(品目)があります。

サービス品目 通信速度(上り/下り)
フレッツ光クロス 10Gbps/10Gbps
フレッツ光ネクスト 1Gbps/1Gbps
フレッツ光ライト 100Mbps/100Mbps

現在フレッツ光をご利用の多くの方は「フレッツ光ネクスト(1Gbpsタイプ)」をご利用だと思いますが、この「フレッツ光ネクスト」から「フレッツ光クロス」への品目変更はできません。

また「フレッツ光ライト」から「フレッツ光クロス」への品目変更はできません。

既存のフレッツユーザーは「解約・新規」での契約

この「品目変更はできない」とはどういうこと?と言うと、「現在のサービス(光ネクスト/光ライト)はいったん解約し、フレッツ光クロスを新規契約」ということです。

このため、現在フレッツ光をご利用の場合であってもフレッツ光クロスをご利用になる場合にはいったん解約し新規契約となり、契約手数料と新規工事費用が発生する、ということになります。

通信方式は「IPv6(IPoE)」のみでサービス開始

フレッツ光クロスはサービス開始当初は「IPv6(IPoE)」接続方式でのみのサービス開始となります。

これはどういうことかというと、ポイントは以下になります。

ココに注意

  • IPv4サイト(サービス)は利用できない
  • IPoE対応ルーターでないと利用できない

「IPv4サイト(サービス)は利用できない」ということは、現在の世の中の多くのサイト(サービス)を利用できないということになります。

ただし、この問題を解決する方法として、フレッツ光ではすでに一般的となった「IPv4 over IPv6」方式の通信技術「v6プラス」や「Transix」などを利用することができます。

「v6プラス」「Transix」などの「IPv4 over IPv6」技術を利用することで、フレッツ光クロスの「IPv6(IPoE)」のみであってもIPv4サイト(サービス)を利用することができるようになります。

追記:2020年10月より「PPPoE認証」対応

2020年10月より、フレッツ光クロスでも「PPPoE認証方式」の利用が可能となりました。

これにより、「IPv4(PPPoE)」での接続も可能となります。

ただし、フレッツ光クロスを含むフレッツ光サービスにおいては、「v6プラス」「Transix」などの「IPv4 over IPv6」サービスを利用するべきですね。

料金はほぼ2,000円/月のアップ

され、こういった内容でスタートした超高速通信サービス「フレッツ光クロス」ですが、料金は1ギガサービスよりも大体月額2,000円ほど高くなります。

費用項目 費用(税抜き)
初期費用 工事料 19,500円
月額費用 基本料金 6,930円
オプション 10ギガ対応ルーター:500円/月
プロバイダー 1,320円/月~
※別途プロバイダー契約が必要

初期費用、工事費は必要

このように、初期費用として工事費用が19,500円必要となります。

先述したように、現在フレッツ光をご利用の場合であっても品目変更はできないので「現在の1ギガ回線を解約⇒新しく10ギガ回線を契約・工事」となるため、工事費用は必要となります。

月額料金は大体2,000円高くなる

また、月額費用は回線サービス料(NTT東西へ支払い)が月額6,930円となります。

1ギガサービス「フレッツ光ネクスト」の月額料金(回線サービス)が月額6,230円なので、大体700円/月ほど高くなります。

また、プロバイダーサービスも別途契約が必要で、現在フレッツ光クロスに対応したプロバイダーは最安でも月額1,320円であり、回線サービス(6,930円)と合わせて月額8,250円となります。

ちょっと高いですね・・・(笑)

10ギガサービスに必要な環境は?

10ギガ対応ルーター

フレッツ光クロスの契約者は月額500円でフレッツ光クロス対応ルーターをレンタルすることができるので、一般的にはレンタルすることをおすすめします。

NTTからレンタルされるルーター「XG-100NE」はWAN側に10Gbpsポート1個、LAN側には4つのポートがありますが10Gbps対応はそのうち1ポート残り3ポートは1Gbpsとなります。

フレッツ 光クロス対応レンタルルータ XG-100NE | NTT東日本

複数台の10Gbps対応機器を優先接続する場合には10Gbps対応のスイッチングハブが必要となります。

さて、レンタルではなく購入して使いたいという方もいらっしゃるでしょう。

現時点では10Gbps対応のルータはあまり多くなく、フレッツ光クロスに十分対応できるルーターとしては以下の製品程度が市販品となります。

上記の市販品もNTTがレンタルする「XG-100NE」も製品仕様としては同等です。

レンタル料金は月額500円(年間6,000円)であり市販品は30,000円程度と、市販品はレンタル料金の約5年分です。

当面はNTTから「XG-100NE」をレンタルするほうが良いと思います。

10ギガ対応LANカード

パソコンのLANカードも10Gbpsに対応していなければ、10Gbpsの速度を活用することはできません。

現在ほとんどのPCのLANカードは1Gbps対応となっており、最新型ではやや高速な2.5Gbps対応のものも出てきました。

しかし、ほとんどの場合は10Gbps対応のLANカードを購入する必要があります。

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10ギガ対応スイッチングハブ

市販品の10Gbps対応ルーターもNTTがレンタルしてくれる「XG-100NE」も、LAN側4ポートですがそのうち10Gbps対応は1ポートです(残り3ポートは1Gbps)。

このため、10Gbps環境で使いたいパソコン・機器が2台以上ある場合には別途10Gbps対応のハブで分岐する必要があります。

現在、10Gbps対応のハブはまだまだ高価であまり選択肢がありません。

10Gbps対応4ポートハブがエレコムから販売されています。

また、バッファローからは6ポート中2ポートが10Gbps(残り4ポートは1G/2.5G/5G対応)というマルチギガ対応のハブも販売されています。

ただし、10Gbpsは2ポートなのでIN(ルーター側)を使うと残りは1ポートとなるため、分岐の役割は果たせません(笑)。

10ギガ対応LANケーブル

ルーター・LANカード・ハブなどがすべて10ギガ対応していても、それだけでは自宅の環境は10ギガ対応になりません。

これらの機器をつなぐケーブル(LANケーブル)も10ギガ対応のケーブルを使わなければ、ケーブルで速度低下したり通信できなかったりします。

LANケーブルには規格(カテゴリー)があり、規格によって対応する通信速度に上限があり以下のように区別されます。

カテゴリー 対応通信速度
カテゴリー5 100Mbps
カテゴリー5e 100Mbps
カテゴリー6 100Mbps
カテゴリー6A 10Gbps
カテゴリー7 10Gbps

このように、10ギガ対応機器の間を接続するLANケーブルは「カテゴリー6A」以上である必要があります。

現在使っているLANケーブルのカテゴリーは、LANケーブル自体に「CAT.6A」などの記載があるので確認してみてください。

わからない場合には、あまり高いものでもないので確実なものに買い替えることをおすすめします。

フレッツ光クロスコラボ

フレッツ光クロスコラボとは?

フレッツ光には回線サービスとプロバイダーサービスをセットにしてプロバイダー(通信事業者)が提供している「フレッツ光コラボ」という商品があります。

フレッツ光コラボの特徴として、回線サービスとプロバイダーサービスをセットでまとめて支払いできる点や、プロバイダー独自のサービス(付加価値や安価な料金など)があります。

そして今回追加されたフレッツ光の最速サービス「フレッツ光クロス」においても、プロバイダーが「フレッツ光クロスコラボ」としてセット提供されています。

ドコモのスマホが安くなるドコモ光

ドコモ光10ギガ
フレッツ光コラボの代表格としてドコモ光があります。

ドコモのスマホとセットで割引が適用される「ドコモ光セット割」が特徴で、ドコモユーザー特に家族で複数回線契約している場合に非常に高額な割引が受けられるフレッツ光コラボです。

そして、最速10ギガの「フレッツ光クロス」についても「ドコモ光10ギガ」として提供されています。

提供条件はフレッツ光クロスに準拠

提供エリアや提供条件などはフレッツ光クロスに準拠しており、「東京都・大阪市・名古屋市の一部」をエリアとして「戸建て向けプランのみ」の提供となります。

光電話のご利用はできません。

ドコモ光10ギガ・タイプA

ドコモ光には提供するプロバイダーによって「タイプA」「タイプB」があり、同じサービスでも料金が異なります。

サービス内容は同じなので、通常は料金の安い「タイプA」から選ぶと良いでしょう。

初期費用 工事料 18,000円
月額料金 基本料金 6,300円(2年契約)
7,800円(契約期間の定めなし)
ルーターレンタル 500円
※希望者のみ

「ドコモ光10ギガ(タイプA)」に対応するプロバイダーは以下のプロバイダーになります。

プロバイダー 提供元 IPv4 over IPv6サービス
ドコモnet NTTドコモ OCNバーチャルコネクト
plala NTTぷらら OCNバーチャルコネクト
GMOとくとくBB GMOインターネット v6プラス
andline 株式会社アイキューブ・マーケティング v6プラス
hi-ho 株式会社ハイホー v6プラス
ic-net ic-net v6プラス

ソフトバンク・ワイモバイルのスマホが安くなるソフトバンク光

ソフトバンク・ワイモバイルのスマホとセットで割引が適用される「おうち割光セット」が特徴で、ソフトバンク・ワイモバイルユーザー特に家族で複数回線契約している場合に非常に高額な割引が受けられるフレッツ光コラボです。

そして、最速10ギガの「フレッツ光クロス」についても「ソフトバンク光10ギガ」として提供されています。

提供条件はフレッツ光クロスに準拠、ただし光電話OK

提供エリアや提供条件などはフレッツ光クロスに準拠しており、「東京都・大阪市・名古屋市の一部」をエリアとして「戸建て向けプランのみ」の提供となります。

フレッツ光クロスでは「光電話は提供しない」となっていますが、これは「NTTの光電話は提供しない」という意味です。

ソフトバンク光の場合は従来(1ギガサービス)より、ソフトバンク系列の旧日本テレコムの回線を使った「ホワイト光電話」を光電話として提供しており、これは「ソフトバンク光10ギガ」においても継続して提供されます。

つまり、ソフトバンク光なら10ギガサービスであっても光電話を利用することができます。

ソフトバンク光10ギガ

ソフトバンク光はソフトバンクが提供するフレッツ光コラボで、実質的に運営しているのはYahoo!BBになります。

初期費用 工事料 24,000円
※24回分割払い可能
月額料金 基本料金 6,300円(2年契約)
7,800円(契約期間の定めなし)
ルーターレンタル 500円
おうち割光セット必須オプション 500円
※「おうち割光セット」適用の場合

ソフトバンク光10ギガの場合にはフレッツ光クロスやドコモ光10ギガと違い、10ギガ対応ルーターはオプションではなく必須となります。

また、スマホセット割「おうち割光セット」を適用する場合には「おうち割光セット必須オプション(月額500円)」の契約が必須となりますが、これは光電話サービス(および関連機器)となります。

安さと気軽さで人気のen光クロス

「フレッツ光コラボ最安」「解約違約金なし」で一躍人気のフレッツ光コラボとなったのが「enひかり」です。

わかり辛いキャンペーンなどではなく、単純に月額料金を最安に設定していることと、契約期間の縛りがなくいつでも違約金なしで解約できる気軽さが人気の秘密のようです。

さらに、少額割引ですが格安SIMの「UQモバイル」の利用者向けに「enひかり勝手に割(月額100円割引)」というUQモバイルセット割サービスを提供しており、UQモバイルとのセット利用も増えています。

この「enひかり」が「enひかりクロス」としてフレッツ光コラボではいち早く10ギガタイプに対応しています。

なお「enひかり」が提供している光電話はNTT光電話であることから、「enひかりクロス」においては光電話はご利用になれません。

enひかりクロス

「enひかり」の「業界最安級」は10ギガサービス「enひかりクロス」でも健在で、月額料金は「v6プラス標準(コミ)」でありながら月額5,880円と安く設定されています。

この月額5,880円はNTT東西のフレッツ光クロス(回線サービスのみ)の提供価格とほぼ同額であり、回線サービス価格程度でプロバイダーサービス(さらにv6プラスまで)を使えてしまう安さです。

初期費用 工事料 最大15,000円
月額料金 基本料金 5,880円
※契約縛りなし
※v6プラス標準対応
ルーターレンタル 500円

もちろん、使ってみて気に入らなければ「契約期間の縛りなし」なのでいつでも違約金なしで解約することができます。

スマホのセット割を必要としない人やUQモバイルをご利用の方には一押しのフレッツ光コラボです。

フレッツ光クロスはおすすめ?様子見?

世の中には「新しいもの」「速いもの」が正義!という方が一定数いらっしゃいます。

私もそうです(笑)

今までの1Gbpsの10倍もの通信ができる「フレッツ光クロス」はぜひその速さを体験してい、と思っています。

ですが、そのような一部の方を除き、現時点ではフレッツ光クロスはあまりおすすめではなく、しばらく様子見が良いと思います。

理由は以下の通りです。

ココに注意

  • エリアが狭い!広がらない!
  • とにかく高い!設備にもお金がかかる!
  • 超高速10ギガを生かせるコンテンツがまだない(少ない)
  • 光電話が必要な人には致命的
  • マンション(集合住宅)の方も致命的

エリアが狭い!広がらない!

2020年4月よりサービスを開始したフレッツ光クロスですが、半年たった現在(2020年10月)でもエリアが広がりません。

サービス開始当初と同じ「東京都・大阪市・名古屋市(の一部)」のみが提供エリアです。

これでは「おすすめ?様子見?」以前に多くの方が申し込むことができません。

今年は新型コロナの影響で経済活動が停滞していることも影響しているのかもしれませんが、早くエリア拡大してほしいものです。

とにかく高い!設備にもお金がかかる!

フレッツ光クロス(コラボ含む)は従来の1ギガサービスに対して月額1,500円ほど高くなります。

また、10ギガ対応ルーターのレンタル料も含めるとおおよそ月額2,000円ほど高いです。

さらに、ルーターだけでなく自宅内の環境も10ギガ対応しなければ高速通信ができません。

「パソコン(LANカード)」「スマホ(Wi-Fi6対応)」「10ギガ対応ハブ」「10ギガ対応LANケーブル」など・・・・これらの費用も必要です。

10ギガ対応ルーターは月額500円でレンタルするとして、LANカード(15,000円程度)」「10ギガ対応ハブ(40,000円程度)」「LANケーブル(2mで1,000円ほど)」と、サービス料金以外にも費用が必要です。

これらの機器が安く市販されるようになるまで、まだしばらく(2年程度?)かかると思われます。

とにかく高い、お金がかかるのが「フレッツ光クロス」だと言えます。

コンテンツが少ない

そして、これだけのお金をかけて10ギガもの通信速度を何に使うのでしょうか?

現在ほとんどのコンテンツ(動画・音楽)でも1ギガサービスで十分快適に利用することができます。

10ギガもの高速通信が生かせるのは「4K8Kの動画ストリーミング」と言われています。

この超高画質のストリーミングサービスはまだほとんど存在しません。

ネット環境や自宅のパソコン機器などを10ギガ環境に揃えたとしても、それを生かせるコンテンツがまだ無い(少ない)のです。

※なお、私は「スピードテスト」があれば満足できます(笑)

光電話が利用できない

NTT東西ではフレッツ光クロスに対応する光電話を提供しない、としています。

ただし「今後の状況や利用者の声を聴きながら検討していく」とのことです。

多くの「フレッツ光クロス対応プロバイダーの注意書きでは「現時点では光電話は利用できない」と強調していることから、将来的には光電話が提供されるのでは?という期待が大きいと思われます。

それでも、フレッツ光クロスで光電話が利用できないことは固定電話やFAXとしてご利用の方には致命的です。

マンションタイプが提供されない

これも提供条件ですが、マンションにお住まいの方は基本的にフレッツ光クロスを契約できません。

おそらくですが、マンション共有部へ引き込む光ケーブルが今までと違うことや共有部設備(MDF/IDF)が今までと違うことから、「当面は見送り」という状態だと思われます。

つまり、もう少しこなれてからが吉

つまり、「まだエリアが狭い」「現時点で光電話が使えない」「現時点でマンションはダメ」「今はまだ10ギガ対応機器が高い」「今はまだコンテンツが少ない」・・・と「今はまだ早い」というのが「もうしばらく様子見」という根拠です。

特にフレッツ光クロスは多品目からの品目変更ができず、「解約・新規」での契約となります。

フレッツ光クロスから多品目への品目変更も同様です。

「ちょっと使ってみたい」「使い勝手が悪ければ安い1ギガプランへ戻す」などもやはりお金がかかりすぎるのです、新規工事費や解約時違約金も必要となります。

フレッツ光クロスは「もうしばらく様子見が良い」というのが個人的な結論となります。

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