自宅の固定回線として使う回線サービスにはまず光回線が検討されますが、「工事したくない(できない)」「すぐに(早く)使いたい」などの理由で据え置き型ホームルーターも人気です。
たとえばソフトバンクのSoftbank AirやKDDI系列のWiMAXなどのサービスです。
そして、さらに安い自宅の固定回線は?と検討している人に人気なのが楽天モバイル回線を固定回線として使う、という使い方です。
楽天モバイルは携帯電話サービスなので基本的にはSoftbank AirやWiMAXなどと同じ使い方ができるのですが、通信サービスと専用ルーターがセットになったパッケージ商品ではないため、どのルーターを使えばいいのか?が話題となっています。
その中でもっとも多いのが「バンド3に固定できるルーター」という話題です。
この記事では、楽天モバイルを固定回線として使う場合に話題となる「バンド3固定」って何?「バンド3固定しないといけないの?」という点について解説していきます。
楽天モバイルを自宅の固定回線として使うための「バンド3固定」
多くのADSLのサービスプロバイダーが9月末でサービス終了する中で、ADSLからの移行先サービスとして「楽天モバイルを固定回線としてADSLの代わりに使う」という方が増えています。
光回線ほどの速度を必要としないライト層が光回線より安い通信サービスとして楽天モバイルを選んでいるという状況です。
楽天モバイルを自宅固定回線として使うメリット
楽天モバイルを自宅の固定回線として使うメリットはズバリ「安いから」です。
楽天モバイルの自社回線エリアならギガ無制限で使えて月額3,278円です。
光回線(戸建て向け)で最安級の「enひかり」が月額4,620円、マンション向けで3,520円である点と比較すると、月額料金が安いという点が魅力です。
また、基本が携帯電話サービスなので、工事不要で導入できる、すぐに使える、という点も魅力です。
- 安い!月額3,278円でギガ無制限
- 早い!工事不要ですぐにWi-Fiが使える
楽天モバイルを自宅固定回線として使うエリア条件
楽天モバイルには「自社回線エリア」と「パートナーエリア」があります。
自社回線エリアは楽天モバイル自社設備で展開しているエリアであり、自社回線を使った通信は「月額3,278円でギガ無制限」で利用することができます。
一方、パートナーエリアは自社回線エリアがカバーできていないエリアをKDDIの電波を借りて展開しているエリアであり、「高速通信は5GB/月まで、5GB/月超過後は通信速度1Mbps」という制限があるためパートナーエリアでの楽天モバイルを固定回線として使うのは厳しい(ムリ)でしょう。
つまり楽天モバイルを自宅固定回線として使う場合の環境条件としては「自宅で楽天自社回線を使った通信ができること」という条件となり、「楽天自社回線=バンド3」ということになります。
- 楽天モバイルには自社回線エリアとパートナーエリアがある
- 固定回線化の条件は「確実に楽天自社回線で通信できる」
楽天モバイルの3つのエリア状況
先述の通り楽天モバイルには「自社回線エリア」と「パートナーエリア」があります。
面倒なのは、多くのエリアで「自社回線とパートナー回線が混在している」という点です。
混在エリアは楽天自社回線の設備拡大によりパートナー回線がやがて終了していき「楽天自社回線のみのエリア」となりますが、現状では広いエリアで「混在したエリア」となっています。
- 楽天自社回線のみのエリア
- パートナー回線のみのエリア
- 楽天自社回線とパートナー回線が混在したエリア
パートナー回線のみのエリア
パートナー回線のみのエリアは今後の楽天自社回線設備の拡大により「混在したエリア」になっていく予定です。
しかし、現状でのパートナー回線のみでは楽天モバイルを自宅固定回線として使うのは厳しいでしょう。
※楽天自社回線エリアになるのを待つ!
自社回線のみのエリア
楽天モバイルの自社回線設備が十分行き届いたエリアではパートナー回線は終了し、その結果「楽天回線のみのエリア」となります。
たとえば東京23区や大阪市内などです。
これら「自社回線のみのエリア」ではバンド3対応ルーターを使うことで楽天モバイルを自宅固定回線として利用することができます。
自社回線とパートナー回線が混在するエリア
ちょっと厄介なのが「自社回線とパートナー回線が混在するエリア」であり、現時点では国内の広い範囲が「混在するエリア」となっています。
このエリアにおいても自社回線設備の拡大により、やがてパートナー回線は終了するので自社回線のみのエリアとなりますが、現時点では混在するエリアです。
この「自社回線とパートナー回線が混在するエリア」において楽天モバイルを固定回線として使うためには「強制的に楽天自社回線(バンド3)で通信できる」ルーター・スマホが必要となります。
バンド3(自社回線)が使えてバンド18(パートナー回線)が使えない、というスマホ・ルーターが必要
楽天モバイルを固定回線として使うための「バンド3固定」とは?
楽天モバイルを自宅固定回線として使う場合に「バンド3固定が必要!」と言われています。
ここまでの説明でおわかりかと思いますが、要するに「楽天モバイルを固定回線として使うためには確実に(強制的に)楽天自社回線で通信する」という必要があるわけです。
そして現時点で日本国内の多くのエリアが「自社回線とパートナー回線が混在したエリア」となっており、この混在したエリアにおいて確実に楽天自社回線(バンド3)で通信するための仕組みのひとつが「バンド3固定」ということになります。
つまり、「バンド3固定」が必須なのではなく「混在するエリアにおいてパートナー回線(バンド18)を使わない」という仕組みが必要、ということです。
- 自社回線とパートナー回線の混在エリアにおいて確実(強制的)に自社回線で通信する仕組み
- 「バンド3が使える」「バンド18が使えない」というだけのこと
楽天モバイルのちょっと複雑なエリア状況
「バンド3固定って何?」「バンド3固定って必要なの?」について説明してきましたが、楽天モバイルのエリア情報と合わせてもう一度整理していきます。
楽天モバイルは2020年4月にサービス開始した時点で、自社の回線設備ではカバーできないエリアをKDDIから借りた電波でカバーして楽天モバイルのサービスとして提供しています。
そのため、現在楽天モバイルのサービスエリアには以下のような3つの状況のエリアがあります。
自社回線のみのエリア | 楽天回線(バンド3)のみ利用可能 |
---|---|
自社回線とパートナー回線が混在するエリア | 楽天回線(バンド3)またはパートナー回線(バンド18)のどちらかにつながる |
パートナー回線のみのエリア | パートナー回線(バンド18)のみ利用可能 |
基本的に楽天モバイルの自社回線エリアはかなり速い速度で拡大しており、自社回線が十分に整備されたエリアにおいてはKDDIローミング(パートナーエリア)は終了していきます。
そのため、最終形態としては「自社回線のみのエリア」が基本となりますが、その過渡期である現在は多くのエリアが「自社回線とパートナー回線が混在」するエリアとなっています。
自社回線のみのエリアでは「バンド3固定」は不要
楽天自社回線の設備が十分行き届いたエリアではパートナー回線は終了しています。
たとえば東京23区や大阪市内などであり、これらのエリアでは楽天自社回線のみ利用可能です。
これら楽天自社回線のみのエリアでは「バンド3固定」する必要はありません。
パートナー回線は終了しているので楽天自社回線しか利用できないからです。
つまりこのエリアでは「バンド3が使えるルーター」であれば楽天モバイルの「ギガ無制限で月額3,278円」のサービスが利用できます。
パートナー回線のみのエリアでは「固定回線利用」は厳しい
一方で自社回線の整備が全く進んでいない「パートナー回線のみのエリア」では楽天モバイルを固定回線として利用するのは厳しいです。
パートナー回線では月間の高速通信は5GB/月までであり5GB/月を超過すると通信速度1Mbpsと制限されてしまうからです。
このパートナー回線のサービス内容では楽天モバイルを固定回線として使うのは難しい(ムリ)ですね。
混在するエリアでは「バンド3固定」が必要
そして、現時点では多くのエリアにおいて自社回線とパートナー回線が混在しています。
今後の楽天自社回線の整備が進むことでパートナー回線は終了していきますが、現時点ではまだ多くのエリアが自社回線とパートナー回線が混在したエリアとなっています。
そして、この混在したエリアにおいては「強制的に自社回線(バンド3)を利用する仕組み」が必要です。
この仕組みとは「バンド3利用可、バンド18利用不可」という仕組みです。
この仕組みのルーターであれば自社回線とパートナー回線が混在するエリアにおいても楽天自社回線を利用して「ギガ無制限で月額3,278円」が実現できるわけです。
エリア別に固定回線化を整理する
では、ここまでのまとめとして「自社回線のみのエリア」「パートナー回線のみのエリア」「混在するエリア」について固定回線化して使うための条件をまとめます。
自社回線のみのエリア | バンド3が使えるルーターなら固定回線化ができる |
---|---|
パートナー回線のみのエリア | 固定回線化は難しい 自社回線エリアが広がるのを待つ |
混在するエリア | バンド3が使えてバンド18が使えないルーターで固定回線化ができる |
「固定回線化ができる」とは「楽天自社回線が使える」ということ
上記のまとめで「固定回線化ができる」とは「楽天自社回線が使える」ということであり「ギガ無制限で月額3,278円」の使い方が実現できる、ということです。
パートナー回線では「高速通信は5GB/月まで、5GB/月超過後は通信速度1Mbps」では固定化は無理、ということにしています。
楽天モバイルのエリアの拡大ステップ
楽天モバイルのエリアはサービス開始当初はほぼ全国がパートナーエリアでしたが、この一年で自社回線エリアが大きく拡大されてきました。
そして、地域ごとに自社回線での設備が十分整備されたところからパートナーエリア(KDDIローミング)は終了し、自社回線のみのエリアとなっていきます。
この流れは今後も継続され、現在すでに東京23区内や大阪市内などではパートナーエリアは終了しており、そして今後まずは2022年3月には多くのエリアでパートナー回線は終了します。
自宅のエリア状況を知ることが大事
つまり、楽天モバイルを自宅固定回線として使おうとする場合、自分の自宅のエリア状況がどうなっているのか、今後どうなるのか、を知ることが大事です。
すでに自社回線のみ、または近日中に自社回線のみになる予定、のエリアであればバンド3が使えれば楽天自社回線でのサービス利用ができます。
また、当分は混在するエリア、または現在パートナーエリアで今後自社回線エリアになる予定、であれば混在する回線の中で楽天自社回線(バンド3)を強制的に利用できるルーターが必要、ということになります。
楽天モバイルエリアマップとKDDIローミングエリアマップ
楽天モバイルを自宅固定回線として使う場合、自宅のエリア状況を知ることが大事です。
「自社回線のみのエリア」「パートナー回線のみのエリア」「混在したエリア」のどのエリアなのか?を知ることです。
楽天モバイル「サービスエリアマップ」
楽天モバイルではサービスエリアマップを公開しています。
【楽天モバイルエリアマップ】
上記は楽天モバイルエリアマップの関東地区ですが、「濃いピンク」のエリアは「自社回線のみ、または混在したエリア」であり、「薄いピンク」のエリアは「パートナー回線のみのエリア」です。
つまり、楽天モバイルのエリアマップでは「パートナー回線のみのエリア」はわかりますが、「自社回線のみ」「混在」の区別がつきません。
KDDI「楽天モバイル向けローミングエリアマップ」
KDDIは楽天モバイル向けにローミング提供しているエリアをローミングエリアマップとして公開しています。
【KDDIローミングエリアマップ】
上記の「オレンジ色」のエリアがKDDIが楽天モバイル向けにローミング提供しているエリア、つまりパートナー回線エリアということになります。
「オレンジ色以外」つまり白いエリアではローミングを提供していない(終了している)エリアとなります。
パートナー回線のみのエリアはどこ?
「パートナー回線のみのエリア」は簡単です。
楽天モバイルエリアマップにおいて「薄いピンク色」のエリアがパートナー回線のみのエリアとなります。
また、「今後の予定」を見ることで「紫色」のエリアが自社回線エリアの拡大予定なので、「現在は薄いピンク」「予定では紫色」のエリアは近日中に「自社回線とパートナー回線が混在したエリア」になることがわかります。
自社回線とパートナー回線が混在するエリアはどこ?
「楽天自社回線とパートナー回線の混在」のエリアは、楽天モバイルエリアマップにおいて「自社回線エリア」かつKDDIローミングマップのおいて「ローミング提供しているエリア」です。
【楽天モバイルエリアマップ】
【KDDIローミングエリアマップ】
楽天モバイルエリアマップにおいて「濃いピンク」のエリア、かつKDDIローミングマップにおいて「オレンジ色」のエリアが「自社回線とパートナー回線が混在するエリア」となります。
自社回線のみのエリアはどこ?
「自社回線のみ」のエリアは、楽天モバイルエリアマップにおいて「自社回線エリア」かつKDDIローミングマップのおいて「ローミング提供していないエリア」です。
たとえば、以下の東京都23区になります。
【楽天モバイルエリアマップ】
【KDDIローミングエリアマップ】
東京23区内はすでにKDDIローミング(パートナー回線)が終了しており、KDDIローミングマップにおいて23区内はきれいに「白色エリア(ローミング非提供)」となっています。
パートナー回線は今後どうなる?
KDDIの「楽天モバイル向けローミング情報」にはローミング(パートナーエリア)の提供エリアおよび提供終了予定も記載されています。
楽天モバイルの自社回線設備が十分にいきわたった地域においてはKDDIローミング(パートナーエリア)は終了していきます。
よって、KDDIローミングの終了するエリアは「楽天自社回線のみのエリア」になる、ということです。
そして、注目は現在の予定では2022年3月までに多くのエリアでKDDIローミング(パートナーエリア)が終了予定となっている、という点です。
予定通りであれば、2022年4月以降は広いエリアにおいて「楽天自社回線のみのエリア」になる、ということが予想されます。
楽天モバイルのキャンペーン利用(ユースケース)
楽天モバイルが現在実施中のキャンペーンをご紹介します。
楽天モバイルは多くのキャンペーンが同時並行でわかりにくいのですが、現在のキャンペーンは「SIMのみ契約で13,000ポイント(MNPの場合)または6,000ポイント(新規の場合)」というのが基本になっています。
なので、基本は「どうやって最大13,000ポイントをもらうか?」という点でご紹介していきます。
おすすめ① 「回線のみ契約」「乗り換え」で簡単13,000pt
まずは「回線のみ契約(スマホはいらない)」「乗り換え(MNP)で契約」という契約を予定している方は、簡単に13,000ポイントがもらえます。
さらに条件付きで3,000ポイント上乗せの16,000ポイントを狙うこともできます。
「スマホそのまま乗り換え」キャンペーンで簡単13,000pt
「回線のみ(スマホは購入しない)」「他社からの乗り換え(MNP)」で楽天モバイル「最強プラン」を申し込むと自動的に「スマホそのまま乗り換え」キャンペーンが適用されます。
楽天モバイルの公式サイトから普通に「最強プラン」を申し込むだけでキャンペーン適用となります。
ただし、実際に楽天ポイントを付与されるために、利用開始後に「Rakuten LINKによる無料通話を10秒以上」という条件があります。
「新生活フェア」楽天市場の利用で3,000pt上乗せ
「スマホそのまま乗り換え」キャンペーンの適用により簡単に13,000ポイントがもらえますが、これを3,000ポイント上乗せして合計16,000ポイントを狙うこともできます。
楽天モバイルでは2024年3月末までの期間限定で「新生活フェア」なるキャンペーンを実施しています。
このキャンペーンが適用されると通常の「スマホそのまま乗り換え」キャンペーンによる13,000ポイント特典に加えて、「新生活フェア」独自特典として3,000ポイントが上乗せされます。
「新生活フェア」適用条件
3,000ポイント上乗せを狙うためには以下の条件があります。
- 「新生活フェア」へのエントリー(要クーポンコード)
- キャンペーン特設ページから「最強プラン」を申し込む
- 楽天市場で1店舗1,000円以上の買い物をする
- Rakuten LINKで無料通話10秒以上
上記「Rakuten LINKで無料通話」の条件は楽天モバイルのキャンペーンではすべて共通です。
「新生活フェア」で3,000ポイント上乗せを狙う場合には「①エントリー」「②特別ページから申し込み」「③楽天市場でお買い物」という点が条件となります。
「回線のみ契約」「他社からの乗り換え(MNP)」のまとめ
このように、「回線のみ契約(スマホはいらない)」「他社からの乗り換え(MNP)」の場合には超簡単に最大16,000ポイントが狙えます。
普通に申し込んでもRakuten LINKの無料通話を10秒するだけで楽天ポイント13,000ポイントです。
さらに、楽天市場で買い物する予定があるなら、「新生活フェア」を利用して3,000ポイント上乗せで合計16,000ポイントとなります。
おすすめ② 「回線のみ契約」「新規」でも最大6,000pt
他社からの乗り換えではなく「新規(新しい電話番号)」での契約の場合、ポイント還元は非常に渋くなります。
「回線のみ契約」「新規(新しい電話番号)」で公式サイトから普通に申し込む場合には楽天ポイント2,000ポイントが還元されますが、工夫すると最大で6,000ポイントまで還元ポイントを上げることができます。
「新規」なら基本はたったの2,000pt
楽天モバイル「最強プラン」を公式サイトから普通に申し込むと楽天ポイント2,000ポイントが還元されます。
ただし、これも条件があって「利用開始後にRakuten LINKの無料通話10秒以上」の注意点があります。
「新生活フェア」楽天市場の利用で3,000pt上乗せ
「新規」での契約でも3月末までは「新生活フェア」が適用できます。
「新生活フェア」が適用されると通常のポイント還元(2,000ポイント)に加えて「新生活フェア」適用による3,000ポイントが上乗せされて合計5,000ポイントとなります。
ただし、こちらも「楽天市場で1,000円以上のお買い物」という条件が付いてきます。
「新生活フェア」適用条件
3,000ポイント上乗せを狙うためには以下の条件があります。
- 「新生活フェア」へのエントリー(要クーポンコード)
- キャンペーン特設ページから「最強プラン」を申し込む
- 楽天市場で1店舗1,000円以上の買い物をする
- Rakuten LINKで無料通話10秒以上
上記「Rakuten LINKで無料通話」の条件は楽天モバイルのキャンペーンではすべて共通です。
「新生活フェア」で3,000ポイント上乗せを狙う場合には「①エントリー」「②特別ページから申し込み」「③楽天市場でお買い物」という点が条件となります。
一番お得な「紹介キャンペーン」で6,000pt
「回線のみ契約」「新規」での申し込みで一番ポイント還元が高いのが「紹介キャンペーン」を利用することです。
「紹介キャンペーン」が適用されると楽天ポイント6,000ポイントが還元されます。
ただし、「紹介キャンペーン」は申し込み方がちょっと面倒な条件となります。
「紹介キャンペーン」の仕組み
「紹介キャンペーン」は家族や知人なでですでに楽天モバイルをご利用の方から「紹介コード」という申し込み用のリンクをもらい、そこから楽天モバイル「最強プラン」を申し込む必要があります。
つまり、身近に楽天モバイルの利用者がいないとダメ、という仕組みになっています。
ただし、身近(家族や友達)の方から紹介コードを発行してもらえば、自分が楽天ポイント6,000ポイントになるのに加えて、紹介コードを発行してくれた家族・知人へも楽天ポイント7,000ポイントが付与されます。
つまり、家族でやれば合計13,000ポイント、ということになります。
当サイトの紹介コード
もし身近に楽天モバイルご利用の方がいなく、紹介コードを入手できない場合は当サイトの紹介コードをご利用ください。
※紹介コードの仕組み上、申し込みの有無(実績)や申込者の個人情報が紹介コード発行者へ通知されることはありません。
「回線のみ契約」「新規(新しい電話番号)」のまとめ
「回線のみ契約(スマホいらない)」「新規(新しい電話番号)」での契約で一番お得なのは「紹介キャンペーン」での申し込みです。
楽天ポイント6,000ポイント(契約者)に加えて紹介コードの発行者にも7,000ポイントが付与されるので、家族や友達で楽天モバイルをご利用の方がいる場合には紹介コードを出してもらうのが良いでしょう。
なお、紹介コードの発行者にはあなたが楽天モバイルを申し込んだ事実や個人情報などは一切知らされることはありません。
また、紹介コードを利用しなくても楽天市場で1店舗1,000円以上のお買い物をすることで、「新生活フェア」の特典3,000ポイントが加算されて合計5,000ポイントとなります。
おすすめ③ 「スマホも欲しい」なら最大33,000ポイント
ここまでは楽天モバイル「最強プラン」を契約する際に「スマホはいらない!」「回線契約だけ!」という方が適用されるキャンペーンについて説明してきました。
ここからは、「回線契約と同時にスマホも購入したい!」という方向けのキャンペーンについて説明していきます。
「トク得乗り換え」キャンペーンで最大13,000pt
Androidスマホの同時購入で「他社からの乗り換え(MNP)」契約の場合、「スマホトク得乗り換えキャンペーン」が適用されて楽天ポイント13,000ポイントが還元されます。
また、「乗り換え」というキャンペーン名称ですが乗り換え(MNP)だけでなく「新規(新しい電話番号)」でも楽天ポイント8,000ポイント還元となります。
「乗り換え(MNP)」でも「新規」でも、回線契約に加えてスマホ(Android)もほしい!という方は「スマホトク得乗り換えキャンペーン」を利用するとよいでしょう。
「トク得乗り換え」iPhoneなら最大33,000pt
楽天モバイルをiPhone同時購入で契約する場合には「iPhoneトク得乗り換え」キャンペーンが適用され、最大33,000円相当がお得になります。
「最大33,000円相当」とはiPhone値引きや楽天ポイント還元などの組み合わせによるもので、購入するiPhoneの代金支払い方法により異なります。
一括払いまたは24回払いなら「33,000円相当がお得」
楽天モバイルでiPhoneを同時購入し一括払いまたは24回払いを選択した場合には「iPhone代金20,000円値引き」かつ「楽天ポイント13,000pt」となり、合計33,000円相当がお得、となります。
つまり「機種代金値引き20,000円」「楽天ポイント13,000pt」という内訳です。
48回払いなら「楽天ポイント33,000pt還元」
楽天モバイルでiPhoneを同時購入し48回払いを選択した場合には「楽天ポイント33,000pt」となり、合計33,000円相当がお得、となります。
つまり「機種代金に対して楽天ポイント20,000pt」「楽天ポイント13,000pt」という内訳です。
この「48回払い」には注意が必要であり、最近流行りの「2年間使ってiPhoneを返す」という仕組みの契約になります(iPhone買い替え超トクプログラム)。
最初に48回払いでiPhoneを購入しますが、24か月経過後はいつでもiPhoneを返却することでそれ以降の支払いが免除される仕組みです。
これを楽天モバイルでは「iPhone買い替え超トクプログラム」と言っており、このプログラムを適用しての48回払いの場合に「楽天ポイント20,000pt還元」となります。
「新規」での契約でも8,000ポイント
「iPhoneトク得乗り換え」キャンペーンは「他社からの乗り換え(MNP)」だけでなく「新規(新しい電話番号)」での契約でも適用されます。
「新規」での契約の場合には楽天ポイントが8,000ポイントとなりますが、機種代金値引き(またはポイント還元)の20,000円相当はそのままです。
iPhoneトク得乗り換えキャンペーンのまとめ
ちょっと面倒な「iPhoneトク得乗り換えキャンペーン」ですが内容をまとめると以下のようになります。
一括払い 24回払い |
機種代金特典 | 20,000円値引き | |
---|---|---|---|
ポイント特典 | 乗り換え ※MNP |
13,000ポイント | |
新規 ※新しい電話番号 |
8,000ポイント | ||
48回払い | 機種代金特典 | 20,000ポイント還元 | |
ポイント特典 | 乗り換え ※MNP |
13,000ポイント | |
新規 ※新しい電話番号 |
8,000ポイント |
キャンペーン名称が「乗り換え」となっていますが、乗り換え以外での「新規」での契約の場合でも8,000ポイントが還元されます。
おすすめ④ ポイントはつかないけどスマホが超安い!
「スマホトク得乗り換えキャンペーン」の対象となるAndroidスマホやiPhoneを同時購入すると端末代金の大幅割引や楽天ポイントの高額還元などのキャンペーン適用があります。
その一方でこのキャンペーンの対象となっているスマホ(Android/iPhone)はちょっと高額な高級機種となっています。
「もっと安いスマホがいい!」という方向けのキャンペーンもありますが、この場合には楽天ポイント還元の特典はありません。
端末代金最大26,930円値引き!
ちょっとだけ旧型のスマホが最大26,930円の大幅割引でスマホ同時購入することができます。
旧型と言ってもスペックは日常利用では十分であり、よほど最新機種・最高級機種にこだわりがある場合を除いてこれらの機種を購入するほうが良いと思います。
※ただし、こちらのキャンペーンでは楽天ポイント還元はありません。
Rakuten Wi-Fi Pocket 2Cが1円!
楽天モバイルのオリジナルモバイルルーター「Rakuten Wi-Fi Pocket 2C」が1円でセット購入できます。
Rakuten Wi-Fi Pocket 2Cはモバイルルーターなので楽天モバイル「最強プラン」のSIMカードを装着し、スマホからWi-Fiルーターとして使うものです。
Rakuten Wi-Fi Pocket 2C自体に音声通話機能はありません。
このため、「楽天モバイルを自宅固定回線として使いたい」「外出先でのポケットWi-Fiとして使いたい」という方に最適な選択になります。
ただし、注意点として楽天ポイントが還元される他キャンペーンとの併用はできません(ポイント還元なし)。
Rakuten Wi-Fi Pocket 2Cが1円 | 楽天モバイル
楽天モバイル固定回線利用時の注意点
楽天モバイルを自宅固定回線として使いたい、という場合にはキャンペーン適用条件に注意が必要です。
楽天ポイントが還元されるキャンペーンのほとんどは、楽天ポイントの付与条件として「Rakuten LINKで無料通話10秒以上」という条件がついています。
このため、楽天モバイルの回線SIMをホームルーターで使う予定であっても、楽天ポイントをもらうためにはいったん楽天モバイル対応スマホにSIMカードを入れてRakuten LINKで無料通話を利用する必要があります。
楽天モバイル対応スマホ(動作確認リスト)
楽天モバイルで楽天ポイントが還元されるキャンペーンではポイントの付与条件として「Rakuten LINKで無料通話10秒以上」という条件があります。
このため、楽天ポイントをもらうためにはスマホにRakuten LINKアプリをインストールして10秒以上の無料通話を利用しなければなりません。
つまり、楽天モバイル「最強プラン」をホームルーターなどで使う予定であってもいったんは楽天モバイル対応スマホでのRakuten LINK利用が必要となります。
最近のSIMフリースマホは大体楽天モバイル回線には対応していますが、ちょっと古いAndroidスマホだと楽天モバイル回線に対応していないものも多くあります。
お手持ちのスマホが楽天モバイル回線対応かどうかを事前に確認しておくことをおすすめします。
動作確認のポイント
楽天モバイル対応スマホの対応状況は以下のように表示されます。
キャンペーンで楽天ポイントをもらうための「Rakuten LIN無料通話利用」だけであれば、すべての項目で「楽天回線対応」である必要はありません。
おおよそ「4Gデー通信」と「SMS」が楽天モバイル回線に対応していれば、他の項目は非対応で構いません。
まず、Rakuten LINKをスマホにインストール後にはSMSによる認証(パスワード受信)が必要なので、「SMS」が楽天モバイル回線対応である必要があります。
SMSによる認証が完了したら次はRakuten LINKで無料通話を利用するだけなので、この通話に「データ通信」が必要です
※「通話」は対応してなくてもよいです。
楽天モバイル固定回線利用におすすめのルーター
では、楽天モバイルを自宅の固定回線として使う場合のおすすめルーターをご紹介していきます。
ここまで説明したように、以下の2点がポイントとなります。
- 固定回線利用には自社回線で通信する
- 面倒なのは「自社回線とパートナー回線の混在エリア」
自社回線のみのエリアのおすすめルーター
楽天モバイルの自社回線のみのエリアではバンド3対応のスマホ・ルーターであれば「月額3,278円でギガ無制限」の利用ができます。
この場合のスマホ・ルーター選びは簡単で「バンド3対応」であればOKです。
比較的低価格・比較的高性能なルーターとして「SONY NCP-HG100」がおすすめです。
非常に多くの周波数帯に対応しており、楽天モバイル自社回線対応に加えてドコモ・au・ソフトバンクのプラチナバンドにも対応しています。
もちろんSIMフリールーターなので楽天モバイル以外のSIMでも使え、それぞれのプラチナバンドでの通信が可能です。
自社回線とパートナー回線が混在するエリアのおすすめルーター
楽天自社回線とパートナー回線が混在するエリアでは「バンド3が使える」「バンド18が使えない」という機能や設定可能なルーターが必要となります。
おすすめはWiMAX+5G向けの高性能ルーター「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」です。
ルーターの設定画面から簡単に「バンド3のみ使う」「バンド3とバンド18を使う」という切り分け設定が可能なので、混在エリアにおいて簡単にバンド3固定ができます。
本来がWiMAX+5G(au系回線)向けのルーターなので、楽天モバイル以外でもマイネオ(mineo)の「Aプラン」などau系回線でauプラチナバンドを利用することもできます。