NTT東日本エリアでもNTT西日本エリアでもフレッツ光クロスの対応エリアがゆっくりと広がっています。
ネットを見ても徐々にフレッツ光クロス回線を導入したつぶやきやブログも増えてきているようです。
我が家も電力系光回線の10ギガコースを利用していますが、正直普通に「動画を見る」「ウェブを見る」という使い方の範囲においては1ギガコースとなんら変わりありません(笑)
しかし、やはり「速いは正義」であり、フレッツ光クロスのエリア内であれば導入したいところですし、料金についてもフレッツ光ネクスト回線(1ギガコース)とあまり変わりません。
フレッツ光クロス回線を使ったコラボサービスで「最安」しかも「他社にない固定IPアドレス」が使えるのがenひかりクロスです。
この記事では、フレッツ光クロスを使う場合のルーターの選び方を中心に、enひかりクロスの使い方と魅力を説明していきます。
enひかり「固定IPアドレス」サービス
かつてIPv4/PPPoE通信が全盛の時代には結構な方が「固定IPv4アドレス」を使って自宅サーバーを公開したり外出先から自宅へ接続して自宅ネットワークを利用したりしていました。
時代は変わって現在のフレッツ光回線では「IPv4 over IPv6」によるIPv6/IPoEが主流となり、仕組み上IPv4固定アドレスは利用しにくくなってしまいました。
こんな中で、高速通信「IPv4 over IPv6」を使いながらも固定IPv4アドレスが使えるサービスを提供しているのが「enひかり」です。
IPv4 over IPv6で固定IPアドレスが使える
フレッツ光回線ではもはや必須の通信サービスとなった「IPv4 over IPv6」は新しい通信方式「IPv6/IPoE通信」がベースとなる通信サービスです。
このため通信のためのアドレス管理はIPv6アドレスが中心であり、IPv4アドレスは「不完全なIPv4アドレス」しか利用できなくなりました。
ここでいう「不完全なIPv4アドレス」とは「グローバルIPv4アドレスではない」「0~65535の全ポートが使えない(一部しか使えない)」というIPv4アドレスです。
この制限によりIPv4 over IPV6による自宅ネットワークでは「自由にポート開放ができない」「外出先から自宅へ接続できない」という制限が発生してしまいます。
この問題を解決するのが「IPv4 over IPv6」における「IPv4固定IPアドレスサービス」であり「v6プラス固定IPアドレス」「クロスパス固定IPアドレス」などのサービスがあります。
夜間でも高速な「IPv4 over IPv6」でありながら、従来からのIPv4固定アドレスが使える、という点で高速性と利便性の良いとこどりのサービスです。
v6プラスとクロスパス(Xpass)で固定IPが使える
enひかりでは高速通信サービスとして「v6プラス」「Transix」「クロスパス」が提供され、利用者はどれでも好きな高速通信サービスをオプション契約することができます。
さらに、「v6プラス」「クロスパス」であれば「v6プラス固定IPアドレス」「クロスパス固定IPアドレス」をオプション提供しているのでIPv4固定IPアドレスの利用も可能です。
これら固定IPアドレスサービスは法人向けが主流であり、個人向けに提供しているプロバイダーはあまり多くなく、enひかりは数少ない「個人向けサービスで固定IPアドレスが使えるプロバイダー」と言えます。
enひかりクロス(10GbE)でも固定IPが使える
enひかりでは高速1GbE(1ギガ)サービス「enひかり」と、超高速10GbE(10ギガ)サービス「enひかりクロス」を提供しています。
どちらのサービスも業界最安級でありながら契約縛りのないシンプルな料金体系、しかもUQモバイル・povo・ahamoのユーザーは毎月割引「勝手に割り」が適用される割引サービスまでついています。
そして、enひかりの固定IPアドレスサービスは1GbE「enひかり」に加えて超高速「enひかりクロス(10ギガ)」でも固定IPアドレスが利用可能です。
固定IPアドレス使うならv6プラスとクロスパスのどっち?
enひかりなら高速通信サービスは「v6プラス」「Transix」「クロスパス」の中からお好きなサービスを選ぶことができます。
さらに「v6プラス」「クロスパス」では固定IPアドレスオプションを契約することができます。
では、enひかりで固定IPアドレスを使うならv6プラスが良い?クロスパスが良い?という話しになります。
この点において、結論は「どちらでも同じ」「ルーターで選ぶとよい」ということになります。
「高速性」はIPv4 over IPv6の時点で同じ
v6プラスなどの高速通信サービスはフレッツ光が速くなるのではなく、フレッツ光が遅くならないためのサービスです。
従来のIPv4/PPPoEによる通信ではフレッツ光回線に余裕があっても通信のための認証ポイント(PPPoE認証)が混雑することで通信速度が低下してしまいます。
IPv4 over IPv6はIPv6/IPoEによる通信がベースであるためフレッツ光の混雑ポイント「IPv4/PPPoE認証」を迂回することができるので、「速度低下しない(遅くならない)」という仕組みです。
よって、v6プラスもクロスパスも「フレッツ光が遅くならない(混雑を迂回)通信」であり、この点において「どちらも高速性は同じ」となります。
「利便性」は固定IPv4アドレスの時点で同じ
IPv4 over IPv6には「MAP-e(v6プラスなど)」と「DS-Lite(クロスパスなど)」の2つの通信規格があります。
MAP-e規格では1個のグローバルIPv4アドレスを複数人(自宅ルーター)で共有して使います。
DS-Lite規格では自宅ルーターにはVNEのプライベートIPv4アドレスが付与され、グローバルIPv4アドレスは付与されません。
この点において、どちらも「不完全なIPv4アドレス」ではあるものの「ポート開放」「グローバルIPv4アドレス」という点からはMAP-e規格(v6プラスなど)のほうが使い勝手が良い、と言えます。
ただし、「v6プラス固定IP」「クロスパス固定IP」オプションを契約した時点で、どちらも自宅ルーターには完全なIPv4アドレスが付与されます。
この結果、利便性の観点から言えば「どちらも同じ利便性」となります。
対応ルーターで決める!?
「v6プラス固定IP」「クロスパス固定IP」のどちらを選んでも、高速性の観点からも利便性の観点から同じです。
またサービス利用のためのコストの観点からも、enひかりでは「v6プラス固定IP」「クロスパス固定IP」どちらも同額です(初期費用2,200円/月額費用770円)。
なので、どちらを選んでも同じです。
ただし、「v6プラス固定IP」「クロスパス固定IP」を利用する場合にはそれぞれに対応したルーターが必要です。
「v6プラス固定IP」「クロスパス固定IP」に対応した一般家庭向けルーターはそれほど多くなく、実質的にエレコム製のルーターが選択肢となります。
この点において、若干「v6プラス固定IP」対応ルーターのほうが選択肢が多い傾向にあります。
この点においてのみ、「迷ったらv6プラス固定IPでいいんじゃない?」と言えます。
なお、固定IPアドレス対応ルーターについては後程説明していきます。
最安で固定IPアドレスが使える
enひかりは「数少ない固定IPアドレス対応のプロバイダー」ですが、同時に「最安で固定IPを提供するプロバイダー」でもあります。
IPv4 over IPV6の固定IPアドレスは法人利用が中心であり、固定IPアドレスも月額数万円という価格設定ですが、enひかりは個人向けに以下の価格で固定IPアドレスを提供してくれます。
高速通信サービス | 初期費用 | 月額費用 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
v6プラス クロスパス(Xpass) |
基本 | 2,200円 ※契約時は無料 |
198円/月 | 1Gコース対応 10Gコース(フレッツ光クロス)対応 |
固定IP オプション |
2,200円 | 770円/月 |
現実的には個人利用で固定IPアドレスを使うなら選択肢はenひかり、というのが現状です。
enひかり「固定IPアドレス」の料金と必要なもの
enひかりは1ギガコースの「enひかり」と10ギガコース(フレッツ光クロス回線)の「enひかりクロス」を提供しています。
また、1ギガコースだけでなく10ギガコース「enひかりクロス」でもv6プラス固定IP/クロスパス固定IPが契約できるという、他社にない回線サービスが魅力です。
ここからは1ギガコース「enひかり」および10ギガコース「enひかりクロス」を「固定IPの利用前提」でサービス説明していきます。
enひかり(1Gプラン)の固定IPアドレス
enひかりではフレッツ光ネクスト回線を利用した「enひかり(1Gコース)」を提供しています。
最近増えてきた「契約縛りなし」「シンプルで安い月額料金」の光回線サービスの老舗的存在です。
そして、enひかりではv6プラス固定IPアドレス/クロスパス固定IPアドレスをオプション提供しています。
enひかりでv6プラス固定IPアドレス/クロスパス固定IPアドレスのオプション利用を前提としたサービス料金は以下のようになります。
enひかり(1Gプラン) | |||
---|---|---|---|
戸建てプラン | マンションプラン | ||
初期費用 | 契約事務手数料 | 2,200円(転用・事業者変更) 3,300円(新規) |
|
新規回線工事費 | ~16,500円 ※「新規」のみ ※「転用・事業者変更」の場合は工事不要 |
||
固定IPオプション 初期費用 |
2,200円 | ||
月額費用 | 基本料金 | 4,620円/月 | 3,520円/月 |
IPv6オプション | 198円/月 ※v6プラス/Transix/クロスパス |
||
固定IPオプション(IPv4) | 770円/月 ※v6プラス固定IP/クロスパス固定IP |
||
ホームゲートウェイ レンタル |
220円/月(無線機能なし) 330円/月(無線機能あり) ※希望者のみ ※v6プラス固定IP/クロスパス固定IP対応 |
||
割引 特典 |
勝手に割り | 月額110円/月の基本料金割引 ※UQモバイル利用者 ※ahamo利用者 ※LINEMO利用者 |
|
ルーター大特価販売 |
|
||
契約形態 | 契約期間 | 契約縛りなし | |
解約時違約金等 | 解約時違約金等なし |
初期費用:「新規」では回線工事が必要
現在フレッツ光回線をご利用の方が「転用・事業者変更」によりenひかりへ乗り換える場合には回線工事は不要です。
「新規」の申し込みの方が新しく回線引き込みの工事が必要、その費用が「戸建て向け」「マンション向け」同額で16,500円となります。
「新規」「転用・事業者変更」で事務手数料が異なる
契約時の事務手数料は「新規」「転用・事業者変更」により異なり、「新規=3,300円」「転用・事業者変更=2,200円」となります。
IPv6/IPoEオプションは月額198円
enひかりでは標準の通信方式は「IPv4/PPPoE」となり、v6プラスやクロスパスなどの高速通信サービスはオプション提供となります。
高速通信「v6プラス」「クロスパス」「transix」が選べ、オプション料金は月額198円/月となります。
また、初期費用として2,200円が必要ですが、enひかりの契約時にオプションを同時契約すると初期費用2,200円は無料となります。
固定IPオプションの初期費用と月額費用
固定IPオプションは「v6プラス」「クロスパス」のどちらを選んでも利用することができます。
※「Transix」では固定IPアドレスオプションは提供されません
月額料金770円/月に加えて、利用開始時に初期費用として2,200円が必要です。
なお、enひかりクロスの利用開始後に固定IPアドレスオプションを申し込むこともできます(契約時のみのオプションではない)。
固定IPアドレス対応ルーターはどうする?
固定IPアドレスオプションを利用する場合には対応ルーターが必要です。
enひかりではNTT製のホームゲートウェイのレンタルが可能です(enひかり電話ご利用の場合は必須オプション)。
ホームゲートウェイをレンタル利用する場合にはホームゲートウェイが固定IPアドレスオプションに対応しています。
また、ホームゲートウェイをレンタルしない場合には自分で固定IPアドレス対応ルーターを購入する必要がありますが、enひかりが実施している「ルーター大特価キャンペーン」を利用すると安く購入することができます。
enひかりクロス(10Gプラン)の固定IPアドレス
enひかりでは超高速10Gサービスのフレッツ光クロス回線を利用した「enひかりクロス」を提供しています。
1Gコース「enひかり」と同様に「契約縛りなし」「月額料金最安級」はそのままに、enひかりクロスにおいてもv6プラス固定IPアドレス/クロスパス固定IPアドレスをオプション提供しています。
enひかりクロスでv6プラス固定IPアドレス/クロスパス固定IPアドレスのオプション利用を前提としたサービス料金は以下のようになります。
enひかりクロス(10Gプラン) | |||
---|---|---|---|
戸建てプラン | マンションプラン | ||
初期費用 | 契約事務手数料 | 2,200円(転用・事業者変更) 3,300円(新規) |
|
新規回線工事費 | ~16,500円 ※「転用・事業者変更」でも工事必要 ※現在「工事費無料キャンペーン」にて無料 |
||
固定IPオプション 初期費用 |
2,200円 | ||
月額費用 | 基本料金 | 5,445円/月 | 5,445円/月 |
IPv6オプション | 0円/月(基本料金に含む) ※v6プラス/クロスパス |
||
固定IPオプション(IPv4) | 770円/月 ※v6プラス固定IP/クロスパス固定IP |
||
ホームゲートウェイ レンタル ※XG-100NE |
550円/月(無線機能あり) ※希望者のみ ※v6プラス固定IP/クロスパス固定IP対応 |
||
割引 特典 |
勝手に割り | 月額110円/月の基本料金割引 ※UQモバイル利用者 ※ahamo利用者 ※LINEMO利用者 |
|
ルーター大特価販売 |
|
||
契約形態 | 契約期間 | 契約縛りなし | |
解約時違約金等 | 解約時違約金等なし |
「転用・事業者変更」でも回線工事が必要
フレッツ光クロス回線では「新規」だけでなく「転用・事業者変更」の場合でも回線工事が必要となります。
フレッツ光回線を現在お使いの方でも「フレッツ光クロス(10Gコース)以外」からの「転用・事業者変更」の場合は工事が必要です。
これはenひかりの規定ではなく、NTT東西による規定となるため、どのプロバイダーを選んでも同じ仕組みです。
なお、現在フレッツ光クロス回線(10Gコース)をご利用の方が「転用・事業者変更」で申し込む場合には回線工事は不要です(工事費不要)。
IPv6/IPoEオプションは基本料金に含まれる
enひかりクロスでは通信方式はIPv6/IPoE通信のみとなり、IPv4/PPPoEは提供されません。
このため、通常198円/月の「IPv6/IPoEオプション(v6プラス/クロスパス)」は標準提供となり基本料金に含まれます(オプション料金不要)。
なおenひかりクロスでは「v6プラス」「クロスパス」が提供され、どちらかお好きなほうを選択することができます。
固定IPオプションの初期費用と月額費用
固定IPオプションは「v6プラス」「クロスパス」のどちらを選んでも利用することができます。
月額料金770円/月に加えて、利用開始時に初期費用として2,200円が必要です。
なお、enひかりクロスの利用開始後に固定IPアドレスオプションを申し込むこともできます(契約時のみのオプションではない)。
固定IPアドレス対応ルーターはどうする?
固定IPアドレスオプションを利用する場合には対応ルーターが必要です。
enひかりクロスではNTT製の10G対応ホームゲートウェイ「XG-100NE」のレンタルが可能です(enひかり電話ご利用の場合は必須オプション)。
XG-100NEをレンタル利用する場合にはXG-100NEが固定IPアドレスオプションに対応しています。
また、ホームゲートウェイ(XG-100NE)をレンタルしない場合には自分で固定IPアドレス対応ルーターを購入する必要がありますが、enひかりが実施している「ルーター大特価キャンペーン」を利用すると安く購入することができます。
v6プラス固定IP/クロスパス固定IPの対応ルーターが必要
「enひかり(1Gコース)」でも「enひかりクロス(10Gコース)」でも、固定IPアドレスオプションを利用する場合には固定IPアドレス対応のルーターが必要になります。
もともと高速通信サービス(v6プラス/クロスパスなど)の固定IPアドレスサービスは法人向けが主流であり、個人が購入する一般家庭向けのルーターで固定IPアドレスに対応したものは多くありません。
このため、固定IPアドレス対応ルーターをどうする?というのはちょっとした問題となります。
定番は「NTT製ホームゲートウェイ」をレンタル
enひかりではNTT製のホームゲートウェイをレンタルすることができます。
また、「enひかり電話」をご利用の場合にはホームゲートウェイレンタルは必須となります。
この場合、NTT製ホームゲートウェイは「v6プラス固定IP」「クロスパス固定IP」に対応しているのでレンタルしたNTT製ホームゲートウェイが固定IPアドレス対応ルーターとなります。
ホームゲートウェイを利用する場合にはフレッツジョイントというフレッツ光回線内の仕組みにより、自動的に固定IPの定義データがホームゲートウェイにダウンロード・設定されます。
このため、ホームゲートウェイご利用の場合には別途固定IPアドレス利用のための設定が不要です(簡単)。
enひかり「ルーター大特価キャンペーン」を利用する
そもそも、高速通信(IPv4 over IPv6)の固定IPアドレスオプションが法人向け主体であるため、個人向けのルーターで固定IPアドレスに対応しているものは多くなく、エレコム製ルーターがほぼ唯一の選択肢となります。
enひかりではこのエレコム製ルーターを含めて、enひかり/enひかりクロスの契約者を対象に「ルーター大特価キャンペーン」を実施しており、固定IPアドレス対応ルーターが非常に安く購入できます。
よって、NTT製ホームゲートウェイをレンタルしない場合にはenひかりのキャンペーンを利用して固定IPアドレス対応ルーターを購入するとよいでしょう。
固定IPアドレス対応ルーター
v6プラス固定IPアドレス/クロスパス固定IPアドレスを利用するためにはそれぞれに対応した対応ルーターが必要です。
v6プラスを運営・提供しているJPIXでは「v6プラス固定IPアドレス」対応ルーターを公開しています。
また、クロスパスを運営・提供しているアルテリアネットワークスでも「クロスパス対応ルーター」を公開しその中で「固定IPアドレス対応/非対応」を明記しています。
クロスパス対応機器 | アルテリアネットワークス
※PDFが開きます
これら通信事業者が認定している対応ルーターを見るとわかるように、ほとんどが業務用ルーターであり一般家庭向けの対応ルーターは多くありません。
ルーター選びの注意点
ルーター選びの注意点として、ルーターが対応している機能を確認しなければなりません。
v6プラスやクロスパスなどの高速通信方式を利用する場合には、ルーターの機能として以下の点を確認する必要があります。
- v6プラスまたはクロスパスに対応しているか?
- v6プラスまたはクロスパスの固定IPに対応しているか?
- v6プラス(固定IP)/クロスパス(固定IP)の利用時にポート開放ができるか?
まず、そもそも「v6プラス」「クロスパス」に対応しているのか?の確認が必要です。
さらに、固定IPアドレスを利用する場合には「v6プラス固定IP」「クロスパス固定IP」に対応しているのか?が重要です。
そして、固定IPを利用する・しないに関わらず、ポート開放したい場合には「v6プラス/クロスパス利用時にポート開放できるのか?」という機能の確認が必要です。
上記にように利用したい機能によって、三段階に確認する必要があります。
NTT製ホームゲートウェイ
enひかりでは「enひかり(1Gコース)」「enひかりクロス(10Gコース)」においてNTT製ホームゲートウェイをレンタルすることができ、このNTT製ホームゲートウェイは標準でv6プラス固定IP/クロスパス固定IPに対応しています。
NTT製ホームゲートウェイはフレッツ光回線内のフレッツジョイントというソフトウェア自動配布の仕組みに対応しており、v6プラス固定IP/クロスパス固定IPをオプション契約するとその設定のためのデータがホームゲートウェイに自動ダウンロード・設定されます。
つまり、固定IPアドレスオプションを利用する場合に最も簡単に使えるのはNTT製ホームゲートウェイをレンタルする、というやり方です。
「enひかり電話」ご契約なら必須オプション
NTT製ホームゲートウェイは光電話のためのルーターでもあります。
このため「enひかり電話」をご契約する場合にはホームゲートウェイは必須のレンタルオプションとなります。
つまり、enひかり電話をご利用ならホームゲートウェイは必ず利用する機器なので、v6プラス固定IP/クロスパス固定IPについてもホームゲートウェイを使えばよい、ということになります。
ホームゲートウェイのレンタル料金
enひかりでは光電話をご利用にならない場合でもNTT製ホームゲートウェイを別途レンタルオプションとして提供しています。
enひかりでのホームゲートウェイレンタル料金は以下のようになります。
プラン | ホームゲートウェイレンタル料金 |
---|---|
enひかり ※1Gコース |
220円/月(無線機能なし) 330円/月(無線機能あり) |
enひかりクロス ※10Gコース |
550円/月(無線機能あり) ※「enひかり電話」ご利用の場合はレンタル料330円/月 |
たとえば「enひかり(1Gコース)」を3年利用すると想定した場合のホームゲートウェイレンタル総額は約12,000円です。
また「enひかりクロス(10Gコース)」を3年利用すると想定した場合のホームゲートウェイレンタル総額は19,800円です。
利用期間にもよりますが、別途自分で固定IPアドレス対応ルーターを購入する場合の目安にするとよいでしょう。
ホームゲートウェイならフレッツジョイントで自動設定
フレッツ光にはフレッツジョイントというソフトウェア自動配布の仕組みがあり、NTT製ホームゲートウェイはこの仕組みに対応しています。
つまり、固定IPアドレスを利用する場合でもホームゲートウェイであればフレッツジョイントの仕組みにより自動設定が行われるため、面倒な設定を行う必要がありませんし「つながらない!」「よくわからない!」という問題も発生しません。
また、ホームゲートウェイは安定した高性能ルーターでもあるため、レンタルという点にこだわりがなければホームゲートウェイ利用が最もお勧めできます。
・使い方(大塚商会)
v6プラス(固定IP)をご利用の場合(ホームゲートウェイ)
ホームゲートウェイでの固定IPアドレス設定
NTT製ホームゲートウェイをレンタル利用する場合、固定IP利用のための設定は自動設定となりほぼ不要です。
NTTフレッツ光回線には「フレッツジョイント」という通信事業者とホームゲートウェイを結んでソフトウェア配信する仕組みがあり、レンタルしたNTT製ホームゲートウェイはこの「フレッツジョイント」に対応しています。
つまり、「enひかり」「enひかりクロス」と一緒にv6プラス固定IP/クロスパス固定IPを契約すると、JPIX(v6プラスの場合)やアルテリアネットワークス(クロスパスの場合)が固定IPを使うためのソフトウェア定義をフレッツジョイントに定義してくれるので、そのまま自宅のレンタルホームゲートウェイに自動定義される、という仕組みです。
エレコムWRC-1167GS2H-B(1ギガプラン対応)
ホームゲートウェイを利用しない場合にはv6プラス固定IP/クロスパス固定IP対応ルーターを自分で用意(購入)することになります。
enひかりでは契約者を対象に「ルーター大特価キャンペーン」を実施しており、その中でv6プラス固定IP/クロスパス固定IPに対応したルーターを特価購入することができます。
「enひかり(1Gコース)」をご利用の場合に大特価キャンペーンを利用して安く購入できるルーターは「エレコムWRC-1167GS2H-B」になります。
エレコムWRC-1167GS2H-Bの基本スペックは以下のようになります。
有線 | WANポート | 1GbE×1 |
---|---|---|
LANポート | 1GbE×4 | |
無線 | 対応規格 最大通信速度 |
|
通信方式 | 対応接続サービス |
|
v6プラス固定IP | 〇 | |
クロスパス固定IP | 〇 |
v6プラス固定IP/クロスパス固定IPの対応を含め、接続方式としてはフルスペックなのでプロバイダーを変更した後も安心して使えるルーターです。
一方で、無線機能はWi-Fi5までの対応となり、最新の高性能ルーターというわけではありません。
ただし、enひかりの大特価キャンペーンにより1,320円(税込み)という破格の値段で購入することができます。
NTT製ホームゲートウェイのレンタル料金4か月分程度なので、購入しておくとよいでしょう。
エレコムWRC-1167GS2H-Bでの固定IPアドレス設定
エレコム製ルーターではNTT製ホームゲートウェイのようにフレッツジョイントに対応していないので、v6プラス固定IP/クロスパス固定IPを手動で設定する必要があります。
まず、enひかり/enひかりクロスで「v6プラス固定IP」「クロスパス固定IP」を申し込むと当てられたIPv4アドレスおよび各種設定情報がメールで送られてきます。
この情報をもとに以下の手順にてルーターに固定IPアドレス情報を設定していきます。
エレコムWRC-1167GS2H-Bはフレッツジョイントに対応していないので上記手順に従って手動での固定IP設定が必要です。
しかし、見てわかる通りあまり難しい設定ではありません。
enひかり「ルーター大特価キャンペーン」
enひかりでは契約者を対象として「ルーター大特価キャンペーン」を実施しており、v6プラス固定IP/クロスパス固定IP対応ルーターも激安で購入することができます。
enひかり「ルーター大特価キャンペーン」で提供される激安ルーターの中でv6プラス固定IP/クロスパス固定IPに対応した「エレコムWRC-1167GS2H-B」は以下の価格で販売されています。
製品 | エレコム WRC-1167GS2H-B |
---|---|
キャンペーン価格 | 1,320円(税込み) ※別途送料880円 |
送料込みで2,200円(税込み)なので、固定IPアドレス対応ルーターをお持ちでない方はキャンペーン利用で購入しておくとよいでしょう。
I-OデータWN-DAX6000XR/E(10ギガプラン対応)
超高速10Gコースのフレッツ光クロスに対応した「enひかりクロス」向けにenひかりが大特価販売しているのが「I-Oデータ WN-DAX6000XR」です。
WAN/LANポートともに10GbE対応の高速ルーターで、かつ「v6プラス固定IPアドレス」に対応しています。
I-OデータWN-DAX6000XR/Eの基本スペックは以下のようになります。
有線 | WANポート | 10GbE×1 |
---|---|---|
LANポート | 10GbE×1 1GbE×4 |
|
無線 | 対応規格 最大通信速度 |
|
通信方式 | 対応接続サービス |
|
v6プラス固定IP | 〇 | |
クロスパス固定IP | × |
I-OデータWN-DAX6000XR/Eでの固定IPアドレス設定
I-Oデータ製ルーターではNTT製ホームゲートウェイのようにフレッツジョイントに対応していないので、v6プラス固定IPを手動で設定する必要があります。
まず、enひかり/enひかりクロスで「v6プラス固定IP」を申し込むと当てられたIPv4アドレスおよび各種設定情報がメールで送られてきます。
この情報をもとに以下の手順にてルーターに固定IPアドレス情報を設定していきます。
JPNE社が提供する「v6プラス」固定IPサービスを利用する場合の設定方法 | I-O DATA
enひかり「ルーター大特価キャンペーン」
enひかりではenひかりクロスの契約者を対象として「ルーター大特価キャンペーン」を実施しており、v6プラス固定IP/クロスパス固定IP対応ルーターも激安で購入することができます。
enひかりクロス「ルーター大特価キャンペーン」で提供される激安ルーターの中でv6プラス固定IPに対応した「I-OデータWN-DAX6000XR/E」は以下の価格で販売されています。
製品 | I-Oデータ WN-DAX6000XR/E |
---|---|
キャンペーン価格 | 22,000円(税込み) ※別途送料880円 |
送料込みで22,880円(税込み)となります。
Amazonでの販売価格が35,000円ほどになるので、enひかりクロスの「ルーター大特価キャンペーン」利用ならかなり安く購入することができます。
ただし、NTT製ホームゲートウェイ「XG-100NE」が月額550円でのレンタルが可能であることから、例えばenひかりクロス固定IPの利用を3年間と想定した場合にはホームゲートウェイ「XG-100NE」をレンタルしたほうが安くなる計算となります。
また、NTT製ホームゲートウェイ「XG-100NE」ならフレッツジョイントに対応しているため、固定IPアドレスの設定なども自動的に設定されます。
注意点!enひかりクロス「クロスパス固定IP」には非対応
I-OデータWN-DAX6000XR/Eは「v6プラス固定IP」には対応していますが「クロスパス固定IP」には非対応です。
※メーカーサイトでは将来のファームウェアバージョンアップで対応、と表記されています
このため、enひかりクロスで「クロスパス固定IP」のご利用を検討中の方は間違って「I-OデータWN-DAX6000XR/E」を購入しないよう注意してください。
enひかりクロスで「クロスパス固定IP」をご利用するなら、NTT製ホームゲートウェイ「XG-100NE」を月額550円でレンタルするか、次節でご紹介する業務用高性能ルーター「YAMAHA RTX1300」でのご利用となります。
v6プラス固定IP利用時はポート開放の設定ができない
WN-DAX6000XR/Eはv6プラス固定IPに対応していますが「ポート開放設定ができない」という注意点があります。
固定IPを使う・使わないにかかわらず、通信方式をMAP-eやDS-LiteなどのIPv4 over IPv6に設定するとルーターでのポート開放設定画面が無効(設定できない)となります。
当然、v6プラス固定IP利用時も同様です。
つまりv6プラス固定IP利用により「自宅サーバーを公開したい」「外出先から自宅へVPN接続したい」などルーターにポート開放・転送の設定が必要な環境構築を行うことはできません。
ヤマハRTX1300(10ギガプラン対応)
enひかりが面白いのは一般利用者向けのキャンペーンで「YAMAHA RTX1300」という超高性能業務用ルーターもキャンペーン特価販売している点です。
この「YAMAHA RTX1300」は一般人が使うものではなく、基本的に法人向けの拠点間VPNアクセスルーターとして使われるものです。
一般人にはあまり縁のない製品ですが、ネットワークのマニア的な方々には超人気の製品でもあります。
「たまに通信が不安定になる」など一般ルターではよくあるトラブルもYAMAHA製ルーターには縁のないほど安定して動作するルーターです。
有線 | WANポート | 10GbE×1 |
---|---|---|
LANポート | 10GbE×1 1GbE×8 |
|
無線 | 対応規格 最大通信速度 |
無線(Wi-Fi)機能なし |
通信方式 | 対応接続サービス |
※なんでもできます。 |
v6プラス固定IP | 〇 | |
クロスパス固定IP | 〇 |
YAMAHA RTX1300での固定IPアドレス設定
ヤマハ製ルーターではNTT製ホームゲートウェイのようにフレッツジョイントに対応していないので、v6プラス固定IP/クロスパス固定IPを手動で設定する必要があります。
まず、enひかり/enひかりクロスで「v6プラス固定IP」「クロスパス固定IP」を申し込むと当てられたIPv4アドレスおよび各種設定情報がメールで送られてきます。
この情報をもとに以下の手順にてルーターに固定IPアドレス情報を設定していきます。
v6プラス対応機能 | ヤマハネットワーク周辺機器技術情報ページ
クロスパス(Xpass)接続設定例 | ヤマハネットワーク周辺機器技術情報ページ
上記のページを見て「なるほどぉ~」とか「ちょっと難しそうだけどチャレンジしてみるか!?」と思った方以外はヤマハRTX1300を利用すべきではありません(笑)。
見てわかる通り、ヤマハRTX1300は業務用高性能ルーターであり、設定方法の基本はコマンドによる設定です。
最近のヤマハ製品は多くの機能がWebUIでできるようになっていますが、詳細設定や状況の確認などはコマンドベースとなります。
一般の方が手を出す製品ではありません・・・ただし、一般家庭向けの市販ルーターと比べると安定性・高速性は段違いの高性能である点も特徴です。
enひかり「ルーター大特価キャンペーン」
enひかりではenひかりクロスの契約者を対象として「ルーター大特価キャンペーン」を実施しており、YAMAHA RTX1300も安価で購入することができます。
enひかりクロス「ルーター大特価キャンペーン」で提供される激安ルーターの中でv6プラス固定IP/クロスパス固定IPに対応した「YAMAHA RTX1300」は以下の価格で販売されています。
製品 | YAMAHA RTX1300 |
---|---|
キャンペーン価格 | 115,500円(税込み) ※別途送料880円 |
送料込みで116,380円(税込み)となります。
Amazonでの販売価格が133,000円ほどになるので、enひかりクロスの「ルーター大特価キャンペーン」利用のほうが少し安く購入することができます。
なお、くれぐれも本製品(YAMAHA RTX1300)は業務用ルーターであり、あまりネットワークに詳しくない方が手を出す製品ではない点にご注意ください。
前節での「v6プラス設定手順」「クロスパス設定手順」を見て「なるほど~」と思える人やチャレンジしてみたい人は購入してみてください。
固定IPアドレス用ルーターのまとめ
enひかり/enひかりクロスに限らず、MAP-eやDS-Liteで固定IPv4アドレスオプションを利用する場合にはルーター選びに注意が必要です。
enひかり/enひかりクロスでは契約者を対象にルーター大特価キャンペーンを実施しており、その中には固定IPv4アドレスに対応したルーターもあります。
enひかり/enひかりクロスで固定IPv4アドレスオプションを利用する場合のルーター選びの注意点をまとめます。
現在、自宅ルーターでポート開放設定してますか?
まずは現在自宅で使っているルーターにポート開放/転送の設定やDMZ機能設定をしている方は、同様に「固定IPv4アドレス利用時にポート開放が可能」なルーターを選ぶ必要があります。
一般的なIPv4/PPPoEやデュアルスタックなどの通信方式では多くのルーターで当たり前に使えるポート開放/設定やDMZ機能ですが、多くの市販ルーターではMAP-eやDS-Liteなどの通信方式を利用する場合にはポート開放設定が機能しなくなります。
これは、MAP-eやDS-Liteでは自宅ルーターに完全なIPv4アドレスが付与されない(一部のポート番号しか付与されない)からです。
よって、MAP-eやDS-Liteなどの利用、さらには固定IPv4アドレス利用の場合には「MAP-e/DS-Lite環境でもポート開放ができるルーター」を選ぶ必要があります。
enひかりルーター大特価キャンペーンのまとめ
enひかりが実施しているルーター大特価キャンペーンで提供されるルーターの中で、v6プラス/クロスパス対応ルーターについて機能をまとめると以下のようになります。
コース | ルーター | v6プラス | クロスパス | ポート開放/転送 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
通常利用 | 固定IP | 通常利用 | 固定IP | |||
enひかり ※1ギガコース |
NTTホームゲートウェイ ※enひかりよりレンタル |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
エレコムWRC-1167GS2H-B | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | |
enひかりクロス ※10ギガコース |
NTTホームゲートウェイ ※enひかりよりレンタル |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
I-O DATA WN-DAX6000XR/E | 〇 | 〇 | × | × | × ※注1) |
|
YAMAHA RTX1300 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
固定IPアドレスを利用しない場合
固定IPアドレスを利用しない場合には「v6プラス対応」「クロスパス対応」のルーターの中でお好きなルーターを選ぶとよいでしょう。
ただし「固定IPは使わないけどポート開放はしたい」という場合においてはポート開放機能があるルーターを選びます。
固定IPアドレスを利用する場合
固定IPアドレスを利用する場合には「v6プラス対応/クロスパス対応」かつ「固定IP対応」のルーターを選びます。
さらにポート開放設定を行いたい場合には「ポート開放/転送」機能があるルーターを選びます。
無難なのはNTTホームゲートウェイ
enひかり電話をご利用の場合にはホームゲートウェイは必須機器となるため、ルーターもそのままホームゲートウェイを利用することができます。
また、ひかり電話を利用しなくてもホームゲートウェイのみのレンタルも可能です。
ルーター選びに迷ったら無難な選択は「NTTホームゲートウェイ(HGW)をレンタルする」です。
enひかりの申し込み手順
enひかり/enひかりクロスの申し込み手順は「ウェブサイトから必要事項の入力」し「折り返し電話(後日)で申込内容の確認」という流れです。
「折り返し電話」は契約の意思確認として定められているのでどのプロバイダーへ申し込んでも同じ手順となります。
- STEP1ウェブサイトから必要事項の入力
まずは必要事項をウェブから入力し送信します。「必須」の項目はしっかりと準備して記入、それ以外は「わからない」「迷っている」という項目は未入力・適当で良いです。
- STEP2申込内容の電話確認
後日(多くの場合は翌日)enひかりから折り返し電話があり、申込内容の確認が行われます。わからない点や迷っている点はこのタイミングで相談します。
「どんなルーター使えばいいの?」「今持っているルーターは使える?」などの相談にも乗ってくれます。
この申込内容確認電話にて、契約申し込みは完了となります。
つまり、最終的には「申込内容の電話確認」にて最終的な申込内容が決まる、という手順になります。
なので、「手順1:ウェブサイトからの必要事項入力」は最低限のもので良く(電話連絡が取れる程度)、申し込みにあたり「よくわからない」「迷っている」というものについては折り返し電話の特に相談するとよいでしょう。
お申込内容
まず「新規」「転用」「事業者変更」のうち、どの形態で申し込むのかを選びます。
enひかりのウェブ申し込み画面では「新規」「転用」「事業者変更」の3つのうち複数が選べてしまう仕組みになっていますが、実際にはどれか一つだけを選びます。
よって選び間違えて複数選択した場合はチェックを外しておきましょう。
「新規」での申し込み
現在自宅(光回線設置場所)でフレッツ光回線を使っていない場合は「新規」となります。
「転用」での申し込み
現在自宅(光回線設置場所)でフレッツ光回線をNTT契約で使っている場合は「転用」となります。
この場合、フレッツ光回線の契約がNTT東西契約からenひかり契約へとなり、さらにプロバイダー契約がenひかりとなります。
現在ご利用のプロバイダー(接続サービスのみ契約)は別途ご自分で解約する必要があります。
「転用承諾番号」の事前取得
事前に現在ご利用のフレッツ光回線についてNTT東西から「転用承諾番号」をもらっておく必要があります。
その「転用承諾番号」を「転用」申し込み時に入力します。
NTT東日本エリア | Webで取得 | https://flets.com/tenyou/ ※受付時間:8:30~22:00(年末年始除く) |
---|---|---|
電話で取得 | 0120-140-202 ※受付時間:9:00~17:00(年末年始除く) |
|
NTT西日本エリア | Webで取得 | https://flets-w.com/collabo/ ※受付時間:7:00~25:00(年末年始除く) |
電話で取得 | 0120-553-104 ※受付時間:9:00~17:00(年末年始除く) |
「事業者変更」での申し込み
現在自宅(光回線設置場所)でフレッツ光回線を他社プロバイダーのフレッツ光コラボで使っていて、今回新たに「enひかり」「enひかりクロス」を申し込む場合には「事業者変更」となります。
他社フレッツ光コラボを解約しenひかりへ契約変更するという内容になります。
「事業者変更承諾番号」の事前取得
事前に現在ご利用のフレッツ光コラボとの契約プロバイダーから「事業者変更承諾番号」をもらっておく必要があります。
その「事業者変更承諾番号」を「事業者変更」申し込み時に入力します。
契約者情報
●ご契約者名/ご契約者名フリガナ(必須)
契約者の氏名を記入します。
「転用」「事業者変更」での申し込みの場合には転用元・事業者変更元での契約者と同一である必要があります。
●お申込者名(任意)
基本的には申込者は契約者本人となります。
ただし、申し込み手続きを行う人が契約者本人でない場合には(つまりあなたの名前)記入します。
たとえば「実家利用で申し込む、契約者は父親だけど手続きは私がやる!」などの場合になります。
●ご契約者性別(任意)
契約者の性別を選択・入力します。
※以前は「必須」項目だったのですが「任意」になってますね・・・
●ご契約者生年月日(必須)
契約者の生年月日を入力します。
●ご契約者連絡先電話番号(必須)
電話連絡がとれる電話番号を記入します。
ウェブからの申し込み後、後日enひかりから申込内容の確認電話がかかってきますが、その時の電話番号になります。
つまり不在がちであまり連絡が取れない自宅固定電話などではなく、確実に電話連絡がとれる携帯電話のほうが良いでしょう。
また、「ご契約者連絡先電話番号」と記載されていますが、契約確認電話のための電話番号なのでもし契約者と申込者が異なる場合には申込者の電話番号を記入します。
●ご利用場所電話番号(任意)
現在ご利用の固定電話や光電話をenひかり電話へ移行する場合には、その固定電話番号を記入します。
enひかり電話を申し込まない場合には記入不要です。
●メールアドレス(必須)
連絡が取れるメールアドレスを入力します。
enひかりでは連絡事項の多くは電話により行いますが電話連絡が取れない場合にメールでの連絡となります。
もし、契約者と申込者が異なる場合には、この時点では申込者(つまりあなた)の連絡先メールアドレスを記入しましょう。
ご利用場所(設置場所)情報
●ご利用場所住所(必須)
光回線の設置場所住所を記入します。
「転用」「事業者変更」での申し込みの場合には転用元・事業者変更元での契約住所と同一である必要があります。
もし、引っ越しを機に「転用」「事業者変更」なら?
フレッツ光回線は利用場所(設置場所)ごとに契約・工事が必要です。
よって「転用」「事業者変更」というのは設置場所は変えずに回線契約・接続事業者契約のみを変更するための手続き制度です。
よって、「引っ越しを機にプロバイダーを変える」という場合での申し込みの場合には、引っ越し元の契約は解除(解約)であり、転居先で「新規」申し込みとなります。
●開通工事希望日(任意)
新規工事(新規申込時)やNTT局舎内工事(転用・事業者変更申し込み時)の工事希望日を選択・入力します。
工事日はNTT側のスケジュール(工事日の空き)で決まるため、基本的にはウェブ申し込み後の契約電話確認の時点で工事日の空きを見ながら相談して決定、というプロセスとなります。
よって、ここは適当に申し込み当日の一週間後くらいを入力しておけばよいです。
●料金の支払い方法
enひかりの初期費用・月額費用の支払い方法は「クレジットカード払い」または「口座振替払い」を選ぶことができます。
「口座振替払い」を選んだ場合には(基本的に)毎月の振り替えごとに振替手数料220円/回が加算請求されます。
NTTファイナンス利用なら口座振替手数料無料
「口座振替払い」を選んだ場合にNTT東西が提供している決済サービス「@ビリング(NTT東日本)」「Myビリング(NTT西日本)」による決済(口座振替)であれば、振替ごとの振替手数料が無料となります。
よって、口座振替ご希望の場合には「@ビリング(NTT東日本)」「Myビリング(NTT西日本)」へ申し込んでおくとよいでしょう。
enひかり申込内容
ここまでの入力項目は主に契約に関連する情報でした。
ここからは「enひかり」「enひかりクロス」のサービスに関する情報入力となります。
●enひかりお申込みタイプ
まずは申し込みの本体となる「申し込みタイプ」を以下の4つから選択します。
マンションタイプ ※3,520円/月 |
1ギガコース/集合住宅向け |
---|---|
ファミリータイプ ※4,620円/月 |
1ギガコース/戸建て住宅向け |
enひかりクロス with v6プラス ※5,445円/月 |
10ギガコース |
enひかりクロス with Xpass(クロスパス) ※5,445円/月 |
10ギガコース |
「マンションタイプ」を選択する人
enひかり(1ギガコース)をご希望で、集合住宅にお住まいの方が選択します。
高速通信「v6プラス」「Transix」「Xpass(クロスパス)」は別途オプションとして申し込みます。
「ファミリータイプ」を選択する人
enひかり(1ギガコース)をご希望で、戸建て住宅にお住まいの方が選択します。
高速通信「v6プラス」「Transix」「Xpass(クロスパス)」は別途オプションとして申し込みます。
「enひかりクロス with v6プラス」を選択する人
enひかりクロス(10ギガコース)をご希望の方で、かつ「v6プラス」を利用したい方が選択します。
enひかりクロス(フレッツ光クロス回線)には「戸建て向け」「集合住宅向け」の区別はなく、また月額料金も同額なので、「戸建てにお住まい」「集合住宅にお住まい」どちらの方も「v6プラス」か「Xpass(クロスパス)」かでコースを決めます。
※enひかりクロス(10ギガコース)では高速通信「v6プラス」「Xpass(クロスパス)」が選べて、かつ利用料金は標準料金に含まれます。
「enひかりクロス with Xpass(クロスパス)」を選択する人
enひかりクロス(10ギガコース)をご希望の方で、かつ「Xpass(クロスパス)」を利用したい方が選択します。
enひかりクロス(フレッツ光クロス回線)には「戸建て向け」「集合住宅向け」の区別はなく、また月額料金も同額なので、「戸建てにお住まい」「集合住宅にお住まい」どちらの方も「v6プラス」か「Xpass(クロスパス)」かでコースを決めます。
※enひかりクロス(10ギガコース)では高速通信「v6プラス」「Xpass(クロスパス)」が選べて、かつ利用料金は標準料金に含まれます。
●enひかり電話お申込み内容
光電話をご利用になる方が記入します。
現在NTT固定電話をご利用で今回enひかり電話へ乗り換える方、または現在光電話をご利用で引き続きenひかり/enひかりクロスで光電話をご利用の方、が対象です。
enひかり電話料金プラン
基本プラン(550円/月) | 各種パック割引・通話料金割引なしの基本プラン |
---|---|
パックプラン(1,650円/月) | 以下のオプションが含まれるプラン
|
ネットなしプラン(基本) | インターネット回線を利用せず、光電話のみを利用する場合 ※基本プラン |
ネットなしプラン(パック) | インターネット回線を利用せず、光電話のみを利用する場合 ※パックプランプラン |
電話付加サービス
enひかり電話を申し込み方が追加オプション(電話付加サービス)を契約することができます。
なお、「★」印の付加サービスは「enひかり電話パックプラン」に含まれます。
付加サービス | 月額料金 | 機能 |
---|---|---|
★発信者番号通知 | 440円/月 | いわゆるナンバーディスプレイ かけてきた相手の電話番号を電話機に表示 |
★番号通知リクエスト | 220円/月 | いわゆるナンバーリクエスト 番号非通知の場合は自動音声で対応 |
★通話中着信 | 330円/月 | いわゆるキャッチホン 通話中を保留にし、新たな着信を受ける |
★転送電話 | 550円/月 | いわゆるボイスワープ 登録している転送先電話(携帯電話など)へ自動転送 |
★迷惑電話拒否 | 220円/月 | 迷惑電話を登録(144)することで次回着信から着信切断 |
★着信お知らせメール | 110円/月 | 不在着信時にメールでお知らせ |
複数チャンネル | 220円/月 | 1電話番号で2着信可能 電話とFAXの同時利用など |
追加番号 | 110円/月 | 複数の電話番号が利用可能 最大4回線追加可能(最大5電話番号) |
FAXお知らせメール | 110円/月 | FAXの着信をメールでお知らせ |
着信課金サービス | 1,10円/月 | 「0800」「0120」の着信側課金サービス |
別途「ホームゲートウェイ」レンタル料が必要
enひかり電話をご利用になる場合には別途「光電話機器(ホームゲートウェイ)」が必要です。
enひかり電話では別途ホームゲートウェイのレンタル料金が以下のように設定されています。
申し込みコース | ホームゲートウェイ 機能 |
レンタル料金月額 |
---|---|---|
enひかり ※1ギガコース |
無線LAN(Wi-Fi)なし | 220円/月 |
無線LAN(Wi-Fi)あり | 330円/月 | |
enひかりクロス ※10ギガコース |
無線LAN(Wi-Fi)あり | 330円/月 |
「65歳以上の契約者または同居」で発信者番号通知が無料
NTT東西では光電話契約者本人が70歳以上、または70歳以上の方と同居している契約者を対象に「発信者番号通知(440円/月)」のオプション料金を無料としました。
迷惑電話や詐欺電話に対する施策ですが、フレッツ光コラボ事業者ではまだあまり広がっていません。
enひかり電話では制限年齢を下げ「契約者本人が65歳以上」または「65歳以上の同居人がいる契約者」を対象に「発信者番号通知(440円/月)」を無料提供してくれます。
ただしウェブからの申し込み時点ではこの申請ができないため、該当する方はウェブ申し込み後の折り返し電話にて申請してください。
●enひかり電気(390円/月)
enひかり/enひかりクロスを提供する株式会社縁人が提供する電力サービスです。
契約アンペア数に関係なく、「基本料金(390円/月)+使った分だけの電力料金」という料金体系です。
さらに電力使用料金も地域最安クラスなので、電力自由化サービスをご検討の方は加入検討されるとよいでしょう。
●その他enひかり付加サービス
必要があればオプションサービスとして申し込むとよいでしょう。
enひかりテレビ(825円/月)
いわゆるフレッツTVです。
基本的にはファミリータイプ(戸建て向けプラン)での提供となる点に注意です。
※マンションタイプでも導入できる地域もあります。
enひかりVPN(550円/月)
enひかり/enひかりクロス回線を使ったVPNではなく、スマホやPCなどから使えるVPNサービスです。
街中の公衆無線LAN(Wi-Fi)などの怪しいネットを利用する場合やアクセス元偽装などで使用するサービスです。
本サービスは「Millen VPN」の再販サービスであり、サービス提供はMillen VPNとなります。
本家Millen VPNとenひかりVPNは同じサービスですがサービス提供形態がことなります。
Millen VPNは月額課金に加えて長期契約による割引があり端末台数も最大10端末、enひかりVPNだと月額課金のみで端末台数3台まで、というのが大きな違いです。
よって「Millen VPNをお試し利用してみたい」という場合にenひかりVPNを使い、十分満足できたら本家Millen VPNで長期契約することで実質料金が安くなる、という感じです。
固定IP(770円/月)
enひかり(1ギガコース)/enひかりクロス(10ギガコース)向けの固定IPアドレスオプションです。
月額770円に加えて初期費用として2,200円が請求されます。
なお、別途「v6プラス」または「クロスパス(Xpass)」のオプション契約が必要です。
enひかりv6プラス(198円/月)
1ギガコース「enひかり」をお申し込みの場合に「v6プラス」を利用するオプションです。
enひかりでは「v6プラス」「Transix」「Xpass(クロスパス)」を申し込まない場合にはIPv4/PPPoE通信サービスが提供され、「v6プラス」「Transix」「Xpass(クロスパス)」をオプション契約すると標準提供のIPv4/PPPoEアカウントは無効となります。
※併用はできない、ということです。
なお、「enひかりクロス」をご利用の場合はコース自体に「v6プラスコース」「クロスパスコース」を選ぶこととなるため、別途本オプションを申し込む必要はありません。
※enひかりクロスの基本料金内での標準提供となります。
enひかりtransix(198円/月)
1ギガコース「enひかり」をお申し込みの場合に「Transix」を利用するオプションです。
enひかりでは「v6プラス」「Transix」「Xpass(クロスパス)」を申し込まない場合にはIPv4/PPPoE通信サービスが提供され、「v6プラス」「Transix」「Xpass(クロスパス)」をオプション契約すると標準提供のIPv4/PPPoEアカウントは無効となります。
※併用はできない、ということです。
なお、「enひかりクロス」をご利用の場合はコース自体に「v6プラスコース」「クロスパスコース」を選ぶこととなるため、別途本オプションを申し込む必要はありません。
※enひかりクロスの基本料金内での標準提供となります。
また、enひかりクロスで「Transix」を利用することはできません。
enひかりXpass(198円/月)
1ギガコース「enひかり」をお申し込みの場合に「Xpass(クロスパス)」を利用するオプションです。
enひかりでは「v6プラス」「Transix」「Xpass(クロスパス)」を申し込まない場合にはIPv4/PPPoE通信サービスが提供され、「v6プラス」「Transix」「Xpass(クロスパス)」をオプション契約すると標準提供のIPv4/PPPoEアカウントは無効となります。
※併用はできない、ということです。
なお、「enひかりクロス」をご利用の場合はコース自体に「v6プラスコース」「クロスパスコース」を選ぶこととなるため、別途本オプションを申し込む必要はありません。
※enひかりクロスの基本料金内での標準提供となります。
enひかりWi2 300(398円/月)
スマホやPCから利用できる街中フリーWi-Fiのサービスです。
KDDI系列の公衆Wi-Fiサービス「Wi2 300」(ワイヤアンドワイアレス社)の再販となるサービスです。
リモートサポートサービス(550円/月)
パソコンやネット利用における「困った!」というときに相談に乗ってくれるサービスです。
ポイントは「enひかり回線以外(周辺機器など)も相談できる」「最後の手段は遠隔操作してくれる」という点です。
もしenひかりへ申し込み、インターネット利用までの設定が不安であればとりあえず加入しておき、ちゃんと動いたら解約(オプション解除)する、という使い方でもよいでしょう。
フレッツウィルスクリア(440円/月)
NTT東西が提供しているネットワークガードサービスです。
基本的にはWindows/Mac/Androidスマホ/iPhone対応のウィルスソフトの提供であり、最大3台のデバイス対応です。
一方、同じようなウィルスソフト提供サービスを「enひかりセキュリティ」として提供しており、月額料金的にはこちらが安いです。
「ウィルスソフトを使いたい」「できるだけ安く」という場合は「enひかりセキュリティ」のほうが良いと思います。
無線LAN(HGW)レンタル(330円/月)
1ギガコース「enひかり」契約者向けのホームゲートウェイレンタルオプションです。
「1ギガコースenひかりを契約」「ひかり電話は使わない」という方が、自宅ルーターとして使いたい場合にレンタルするものです。
1ギガ対応ルーターは非常に安く、また固定IPをご利用の場合でも「enひかりルーター大特価キャンペーン」を利用すれば固定IP対応ルーターが2,200円で購入できます。
よってレンタルはあまりお勧めではありません。
ただし、ホームゲートウェイはフレッツジョイント対応なので、固定IPをご利用の方で固定IPの設定に自信がない場合には自動設定されることから利用価値があります。
無線LAN(Wi-Fi)がいらないな無線LANなしもある
申し込み画面のオプションにはありませんが、enひかりでは1ギガコース「enひかり」で利用できるNTT製ホームゲートウェイで「無線LAN(Wi-Fi)なし」のホームゲートウェイを220円/月でレンタル可能です。
「ホームゲートウェイはレンタルしたい」「でもWi-Fiルーターは持っている」という方で、レンタルコストを抑えたい場合には「無線LAN(Wi-Fi)なし」のホームゲートウェイを220円/月でレンタルするとよいでしょう。
この場合、申し込み画面では「無線LAN(HGW)レンタル(月額330円)」をチェックしておき、後日の契約確認電話時に「無線LANなしのホームゲートウェイをレンタルしたい」と申し出ましょう。
enひかり電話ご利用ならチェック不要
enひかり電話をご利用の場合にはホームゲートウェイは必須のレンタルオプションとなります。
クロス用10Gbps対応ルーターレンタル(550円/月)
10ギガコース「enひかりクロス」契約者向けのNTTホームゲートウェイレンタルオプションです。
現時点で10GbE対応の市販ルーターはあまり安くなく、ホームゲートウェイを3年レンタルしても19,800円と市販品を購入するよりレンタルのほうが安くなります。
また、v6プラス固定IP/クロスパス固定IPをご利用であれば、固定IPのための設定もフレッツジョイントの仕組みにより自動設定されるので、簡単・確実です。
10ギガコース「enひかりクロス」をご契約の場合はレンタルおすすめです。
電話での申し込み確認
enひかり/enひかりクロスのウェブ申し込みをすると後日enひかりから契約申し込み確認の電話がかかってきます。
この電話による確認は法律で定められているためどのプロバイダーと契約する場合でも電話確認が行われます。
そして、ウェブ申し込みで間違った記載をしたりよくわからずに申し込んだりした場合でも、最終確認は電話で行われるためあまりウェブ申し込み時に悩む必要はありません。
わからないことは電話確認時に十分説明を受けて、納得したうえで最終的な判断(申込内容)を伝えると良いです。
特に固定IPの件や使えるルーターについてなどの技術的な質問でも、申し込み確認電話の場において確認することができます。
enひかり問い合わせ窓口
電話による申し込み確認が終了した後でも、たとえば工事日を変更したいとかオプション変更したい、という相談もできます。
enひかりでは以下の申し込み・相談窓口を用意しているので、契約前(ウェブ申し込み前)でも契約後でも電話で気軽に相談してみてください。
※というかenひかりでは電話以外の連絡方法はありません。
契約前の問い合わせ | enひかりブロードバンド受付センター 0120-91-5586 ※10:00~19:00 ※年中無休・土日祝日も営業【10月17日(火)のみ15時営業開始となります】 ※最終受付18:30迄 |
---|---|
契約後の問い合わせ 各種手続き |
enひかりカスタマーセンター 03-5534-9997 ※10:00~19:00 ※年中無休・土日祝日も営業【10月17日(火)のみ15時営業開始となります】 ※最終受付18:30迄 |
まとめ、enひかりで固定IPアドレスを使う
フレッツ光回線ではv6プラスなどのIPv4 over IPv6高速通信サービスはもはや必須のサービスとなりました。
高速通信サービスを利用することで、夜間のフレッツ光網の混雑地点(PPPoE認証地点)を迂回することが可能となり、速度低下のない快適な通信ができるようになります。
一方でこれら高速通信サービス(IPv4 over IPv6)は「不完全なIPv4アドレス」が利用されるため、従来からの通信サービスにおいて利用できないものがあります。
この問題を解決する仕組みが「v6プラス固定IPアドレス」「クロスパス固定IPアドレス」のオプションサービスです。
高速通信v6プラス/クロスパスを利用しながら「完全なIPv4アドレス」が利用できることで、夜間でも快適な新しい通信方式と今まで(IPv4/PPPoE)の通信サービスが完全に利用できる、という良いとこ取りの環境になります。
外部(外出先・インターネット)へ自宅へ繋がる
固定IPを使うと外出先から自宅へ接続できるようになります。
「自宅サーバーをインターネットに公開する」「外出先から赤ちゃんやペットの見守りカメラを見る」「外部と自宅でVPN接続をする」などの使い方ができるようになります。
安心してテレワークVPNが利用できる
テレワークなどで会社のVPNサーバーへ接続する場合、IPv4 over IPv6の高速通信利用時には特定のVPNプロトコル(L2TP/IPSecなど)は利用することができません。
これはIPv4 over IPv6(v6プラスやクロスパスなど)が「不完全なIPv4アドレス」を使った通信の仕組みだからです。
このようなIPv4 over IPv6を使った通信サービスにおいても「v6プラス固定IP」「クロスパス固定IP」サービスを利用することで「完全なIPv4アドレス」を利用可能な状態となり、安心してどんなVPNでも利用可能となります。
ゲーム機などのポート開放が自由自在
最近ではだいぶ少なくなってきましたが、特定のゲーム機やゲームソフトでは自宅ルーターの特定ポートを解放してあげる必要があります。
IPv4 over IPv6(v6プラスやクロスパスなど)では「不完全なIPv4アドレス」であるため要求されるポートが解放できない場合が多々あります。
この場合でも「v6プラス固定IP」「クロスパス固定IP」を利用することで、「完全なIPv4アドレス」が使えるようになり、ポート開放も自由自在になります。
最安で固定IPが使える
フレッツ光回線ではIPv4 over IPv6はもはや必須のサービスとなり、多くのプロバイダーが低価格または無料(標準料金内)で高速通信IPv4 over IPv6のサービスを提供しています。
しかし、高速通信IPv4 over IPv6で利用可能な固定IPアドレスサービスは基本的に法人向けサービスであり「固定1IPアドレスで月額1万円」など非常に高額なオプション料金設定となっています。
enひかりは数少ない個人向けのフレッツ光コラボにおいて、低価格でv6プラス固定IP/クロスパス固定IPオプションを提供しています。
IPv4 over IPv6用の固定IPアドレスを月額770円というとんでもない低価格で提供しているのはenひかりだけです。
v6プラスとクロスパスで固定IPが使える
enひかりではIPv4 over IPv6に複数のサービス(v6プラス/transix/クロスパス)から自由にお好きなサービスを選ぶことができます。
さらにv6プラスとクロスパスについては固定IPアドレスのオプションを提供しています。
同じプロバイダー内で高速通信IPv4 over IPv6が自由に選べる、そして固定IPアドレスオプションも選べる、という通信サービスもenひかりだけの強みと言えます。
フレッツ光クロスでも固定IPが使える
enひかりではフレッツ光ネクストを使った1GbEサービスだけでなく、高速10GbEのフレッツ光クロスでも高速通信サービス(v6プラス/クロスパス)が選べます。
さらにフレッツ光クロスでも固定IPアドレス(v6プラス/クロスパス)を選ぶことができます。
フレッツ光クロス回線でも固定IPアドレスが使えてしかも月額770円という低価格で提供しているのもenひかりの特徴です。
高速通信で固定IP使うならenひかり一択
「v6プラス」「クロスパス」などのIPv4 over IPv6高速通信サービスはフレッツ光回線ではもはや必須のサービスとなりました。
これら高速通信サービスを安く提供してくれるのが「enひかり」「enひかりクロス」であり、さらに同サービスでは固定IPアドレスが使える、しかも最安というサービスです。
高速通信サービスで固定IPアドレスを使いたいなら、現状では「enひかり」「enひかりクロス」一択、という状況です。